So-net無料ブログ作成
検索選択
メッセージを送る

Phantom #26  江漣  の感想 [Phantom]

ひどーい。玲二は、最後に暗殺される。
それを知らずに故郷を楽しむ江連。
その後のことが。。。。。

江連は、玲二とともにサイスらを戦い。
自らの手でサイスを撃ち、過去と決別する。
やっぱりあほは死す。
マルマル党と同じ。

そして、玲二と共にサイスの経歴を追いかけ、江連の出会い
探し。モンゴルの地へ。
そこは、かつて、江連が、玲二に話した風景。
でも、江連は記憶を思い出すことはなかった。

それでも、ここまででいいと江連はいい。
モンゴルの草原で、横たわる江連。
それを道から見ている玲二。

すれ違う荷馬車から、サイレンサーから撃たれる銃声。
玲二は、凶弾に倒れる。

約束は、守れたのか?
旅の終わり?それとも新たな戦いの幕の始まり?

-----------------------------------------------------

教会
サイスの亡霊達が進む。

玲二「俺は、殺す。生きるために殺す。」

玲二は、サイスの亡霊達と戦う。
玲二は、彼女らに手が追えないが。
江連は、それでない。
玲二「江連」
「いくわよ。」
「うん」

それを傍目で観察のサイス。
「はじまりましたよ。ミスター・志賀。
 これがわたしが求めていたものです。」
「いつか必ずあんたは、自分で書いた筋書きに裏切られる。
 幕引きは無様だろうなあ。サイス・マスター」
・・・その通り!!
「それは、それで、また一興というものです。」
サイスは、古い校舎に入っていく。
「さあ。歌い踊るがいい。
 わたしの兵士たちよ。互いに血を流しあい。
 命を奪い合う。狂乱の世界。」


サイスの亡霊達。
江連が素早く移動する。
追いかける亡霊達。
亡霊達射止めたと思ったが、美術の像だった。
銃声が、亡霊の1人が殺される。

見ると例がいる。構える亡霊。
亡霊の後ろに江連がいる。
振り返りさまに江連に撃たれる。

玲二「この子達は・」
江連「こういう歪んだセンスの持ち主は、1人しかしないわ。」
「俺たちと同じ。」
「敵は後2人か?それ以上。」
「分が悪いなあ。」
「そうでもないわ。この子達の他にインフェルノの手勢が
 出てくることはないと思う。」
「う、どうして?」
江連は機関銃を手に入れる。
「あの人は、不要なエキストラを舞台に上がらせない。」
「自分で幕を下ろす気か。」
「これが、最後の戦いよ。」
江連の怖い目、
玲二も決心する。

サイスは、血のようなワインを飲んでいる。
・・・不謹慎、酔っていては、ふらつかない?
「ノインとフェンスが舞台を降りたか。
 随分健闘しているではないか。予想以上のシナリオ。
 そう終幕を飾るにふさわしい。」


玲二は、警戒しながら、
江連「いくわ。」
玲二が止める。
「俺が撮りになる。」
「う。君はその隙にサイスを探し出せ。司令塔である奴さえ
 叩けば、どうとでもなる。
 奴の手の内を読めるのは、君しかいない。」
江連は、玲二を見る。変な表情。
江連から、機関銃を受け取る玲二。
「気を付けて。」
「君もな。」
江連は、捜しに行く。
玲二はおとりになって動く気まわる。

2人の亡霊に挟まれる玲二。
でも、すぐに消えてしまう。
「あ。
 2対1。」

サイスは、屋上で布陣を這っている。
・・・アホではないか。
「そうか。」
立ち上がるサイス。
「いるのか。」
江連がサイスの元に現れる。
サイスも前に出る。
「アイン」
サイスは、派手な振る舞いをする。
「ようこそ、わたしの舞台へ。」
江連は、サイスに銃を向ける。
サイスの影が十字架になって、その中心に江連が入る。
2人の亡霊とサイス。
江連「わたしは、あなたの舞台では踊らない。」
銃を手から落とす江連。


玲二は、2人の亡霊と戦う。
「敵が2人しか来ない。
 まさか、江連のほうに。」
玲二の行動を察しかのように機関銃で撃ちまくられる。


サイオ「よもや投降する気ではあるまいね。」
江連「いいえ。わたしは、あなたを殺しに来ました。マスター」
「殺す?このわたしを。それはまことにう興味深い。
 この絶望的な状況の中で、どうやってわたしを殺そうというのかね。」
「あなたの筋書きに、ここでわたしを射殺するという展開は
 ありえません。
 そんなたわいもない結末をあなたが望むはずがない。」
「ふふ。まさか。お前がそういう興に理解を持っているとは
 おもわなかったさ。
 お前の言うとおり。
 わたしがこんな島国に舞い戻って来たのは、
 我が娘たちの競演をこの目でこの目で楽しみたいからだ。」
江連は目をつむって来ている。
「紹介しよう。ゼクスとジーベ。お前の妹にあたる子達だよ。
 アイン。
 あれは、アイン。
 お前達のベースをなった被検体だ。まずは遊んでやれ。
 限界を見せ始めたら、少しずつ切り刻んでいけ!」
亡霊達は、ナイフを手に取る。
江連は目を開く。戦闘モード。
亡霊達は、機関銃を捨て、ナイフを手に持つ。
江連もナイフで構える。
1対2の戦いが始まる。


玲二のほうは、あいからず押されている。
後ろからクレーン車で襲撃を受ける玲二。


2対1の江連。足場に後がない。
「どうした?アイン。後がないぞ。
 手をぬいてやっているというのに。こうもたわいないとは?
 興ざめな。」
アイン。サイスを見て、ナイフを持ち直す。
サイスに投げるが、亡霊達にはたき落とされる。
その隙に、亡霊の1人に近づいて、たたきのめす。
そして、拳銃をひらいに走る江連。
後ろから、江連にナイフを投げる亡霊。
江連は立ち止まり。すばやく除けて、ナイフを手で取る。
・・・あり得ない。
そして、取ったナイフを亡霊に投げ帰す。
亡霊のこめかみにナイフが刺さる。
・・・量産型は弱いなあ。

サイス「う~ん。」
「彼女達の思考も、動きも呼吸も。
 わたしに与えられたものと同じ。
 そう、あなたはわたしを作ったときから。」
「うふっん」
サイスを後ろ目で見る江連
「なにも変わっていない。」
・・・成長がないマスター。


クレーン車が玲二に襲いかかる。
操縦席をねらうが、誰も乗っていない。
襲いかかる車に逃げるだけ。
機関銃を落とす玲二。
教会に逃げ込む玲二。亡霊が入る。
玲二は、倒れながら、拳銃を上にうって、シャンデリラを落とす。
二人目の亡霊が入ってくる。
シャンデリアの下敷きになった仲間を見る。
他を見るとドライが死んでいる。
玲二は、柱の裏に隠れている。
亡霊は、進み、それに気がつき、銃を向ける。
玲二が戦闘モードにはいる。目が変わる。
なぜかキャルの懐中時計が開いて、オルゴールが鳴り出す。
亡霊は、それに反応する。ああ?
後ろに玲二が移動する。・・・瞬間的に?
銃を亡霊に向ける。銃声が。。。。

玲二「最後まで頼って、すまない。キャル。」
・・・キャルの幽霊に助けられた?

玲二は、礼拝堂を後にする。ふらついている。


旧校舎の屋上では
江連が、銃をひらって、サイスに向ける。
「いやはや。これはまた恐れ入ったよ。
 まさかお前がいまだにこれほどの戦闘力を誇ろうとは!」
「言ったはずです。わたしは、あなたを殺しにきたと」
「だが、それは無理な相談だ。」
「なぜです?」
「わたしが降参するからさ。」
「はっ。あっ」
サイス、銃を投げ捨てる。そして手を挙げる。
「ああっ。どうして?」
「ちまり、わたしは、もうお前の脅威ではなくなったということだ。
 どうだ。これでもわたしを殺せるかね。アイン」
江連は、表情がゆるむ。
「ううっ」
「これが、お前とツヴァイの差。自らの意志で戦えるツヴァイに
 対し、お前は命令された場合でしか人を殺めることが出来ない。
 もし、それに背けば、お前の心は壊れる。
 殺人の恐怖と罪悪感にさいなまれて。
 意志の力がないお前の精神は、常人以上に脆弱だ。」
拳銃のトリガーに手を付ける江連。ふつうに戻る江連。
「お前にわたしを撃つことはできない。できるわけがない。
 お前には、わたしが必要なのだから。」

そこへ傷ついた玲二が来た。

サイス「今夜は実に楽しませてもらったよ。アイン」
サイスは、江連のほうに歩み出す。

玲二「あっ。江連。」

江連は、目を背けて、拳銃を向けている。
「本当にあなたは愚かな人。
 誰の心でも見透かせると、本気で思っているのね。」
「もちろんだとも。」
「わたしは、あなたを殺します。あなたが、憎いから。」

玲二「あ。ああっ」

江連「そして、あの人を傷つけたあなたを」
江連は、顔を上げる。カチリと鳴る。
「わたしは、許せない。」
「わたしを殺してどうなる?お前は、逃げ続け、記憶も戻らない。
 終わりがないらせんをまわり続けるだけだ。」
「たとえ、そうだとしても、今のわたしには、あなたが殺せます。
 サイス・マスター」
「すばらしい。すばらしいぞ。アイン。」
「アインなんて呼ばないで!わたしは、江連。
 そう望まれ、そう生きる。」

玲二「江連」

サイス「うふふっ。うっ」
銃をサイスに向ける江連。
サイスはそれを見上げる。
雪が降っている。「ああっ。」空に手をひろげるサイス。
拳銃がカチリ。
サイスは、。。。
「ああっ。ミューズ神のいたずら。ああっ」
江連。拳銃を引く。
殺されるサイス。
・・・因果を止める。
日が昇って朝になる。
江連は、銃を撃った姿で止まっている。
「先に地獄に行っていて。
 わたしはもうすこしあの人と一緒に。」
そして倒れるエレン。
受け止める玲二、そして、抱きしめる。
江連は泣き出す。
玲二「いこう。江連。」


インフェルノ
マグワイヤ「そうか。サイス・マスターとファントムが。」
「いかがなされますか?」
「旧態依然といたシステムを破壊し、新たな秩序を作るのは、
 若さだ。はかなく散りゆく花。
 存在さえしない亡霊。
 たとえうたかたの夢だとしても。
 我々には為すべき事がある、」


旧校舎での事件
早苗「なによ。どうしっちゃたのよ。これ。」
「礼拝堂と旧校舎で事件らしいぜ。」
「やだあ。こわーい」
美緒は見ている。2人の足跡を。
「行ってらっしゃい。玲二さん」目を閉じる。



6カ月後
バスで移動する2人。江連は、玲二の寄って寝ている。
ヘルムード・フォン・ギュゼッペ。
ベルリン出身。大学で心理学、脳生理学の博士号を獲得。
尋問と洗脳のエキスパートとして活躍する。
その後、暗黒街に身を投じ、各地を放浪。
フリーランスの暗殺者斡旋人となる。
暗黒街での異名は、サイス・マスター。
江連の過去を知るためには、この男の経歴をたどる必要があった。
サイスと彼女が出会い。アインとしての人生が始まる。5年前に。
2人の出会いは香港。

「本当ですか?この男がこの施設で?」
「ええ、5年ほど前。ウランバートルからここに来た少女の里親に
 なりたいとおっしゃって。」
「少女の里親。」
「肌が真っ白な子で、生きていれば、あなたたちと同じころの
 年頃でしょうね。
 気のせいか。
 あのお嬢さんは、目鼻立ちがその子にそっくり。」

ウランバートル。遙かモンゴルまできたものの、そこで江連の
消息は消え。

「草原で、そらを見上げてご覧なさい。
 きっと、それで確かめられる。
 見上げてみればわかる。」

バスが止まる。江連が目を覚ます「あっ」
江連は、玲二を見る。
やさしい玲二の顔。「ついたよ。」
バスを降りる2人。
江連「ああっ」
はるか草原がつらなる。。。
江連は、それに手を差し歩き出す。

あなたがモンゴルの子なら、空を忘れるはずがない。
空も雲も、あなたの血や骨の中に入っている。
見上げてば分かる。

「うう」目を閉じる江連。
「もう、いいわ。ここまでで。」
「いいのか?」
「ここまででいい。この空に見覚えがある。
 何度も夢に見たことがある。
 それだけで。もう。」
「ああ」

夕方になる。
玲二は道沿いで、江連を見守る。
。。。間違いだらけで、どの約束も果たせなかった俺の人生
   絶対に守りたい約束。

江連
。。。ここから先は、必要ない。なにも見つからなくても。
   わたしには、あなたにもらった名前がある。

玲二
。。。君を笑わせる。

江連、花に手をよせる。
。。。あなたと過ごした記憶がある。


玲二
。。。本当の笑顔を取り戻す。いつかきっと

玲二のそばと荷馬車が通り抜ける。
サイレンサーで音が落とされた銃声

玲二のやさしい表情。

江連が花をさわっている
。。。それだで、それだけで十分にわたしは、生きていける。
   ただ、それだけで。


夕日の玲二
「あ。ああ」
ふらふらして、倒れる。
・・・玲二の最後!!


江連は立ち上がる。
振り向く。「あっ」

玲二の事に気がついていない。

江連は、草原の花の間に横たわっている。


銃根が落ちている。

Phantom #25  決着  の感想 [Phantom]

美緒は、玲二の戻る場所だと言ってのける。
・・・ここにいつか戻ってきてか?

ああ、やっちゃた。玲二がキャルを殺してしまう。
望んでいたキャル。・・・自分で終幕をする。

それを外で援護して、ゴドウ組の介入を阻止する江連。

ついに最終雑魚キャラ、サイスが、最終兵器を連れて、
参戦する。

終幕とへ続く。


サイスの作り出した者達の協奏曲。
いいや、なんか、キカイダーとドクターギルの戦いに見えるぞ
ジロー・イチロウとハカイダー5人衆。
・・・サイスは生きているけど。
破壊じゃないとけ、殺人マシン。
サイス側は、6人だけど。
普通人になりたい。
玲二は、良心を取り戻そうと。江連には、良心感情が不足。
だから、サイスの声(悪のイェッサー)に従ってしまう。
サブローは、キャル。プロトタイプ。
戦い後には、最後は玲二だけになる?
そして、サイスを殺して終幕か?

-----------------------------------------------------

美緒、例の洋館にいる。
「ああ。玲二さん。あ」

足とが、志賀がやってくる。
「遅くなって申し訳ありません。」
「あなたは、だいすけおじさんの。」
ふっと気を失う美緒。
志賀に保護される美緒。


美緒は自宅で目が覚める。
「ああ」
自分の部屋
ため息をつく。
自分の縛られていた手の後を見つめて。
「うん」

だいすけおじさんの写真
美緒の母が仏壇の前にいる。
そこへ現れる美緒。
母は、娘と向き合う。
「あのう。お母さん。」
お父さんのこと。」
「いろんな人が、お父さんや、だいすけおじさんのことで」
「いつか話すときが来ると思っていたわ。
 思いのほか、早かったけど。」
美緒、母の前に行く。
「お父さんが死んだというのは、嘘。
 あの人はまだ生きているわ。」
「あ。ええ」
「あたしには、想像できない。厳しくて残酷な世界で。」
「お母さんは、それで良かったの?」
「はじめは一緒に暮らしたいって、思った。
 そのためには死んでもかまわないって。
 でも。今はこれで良かったと思っている。
 彼はわたしを残していくことで思い出を守ったの。
 心の中でたった一つのよりどころに出来る大切なものを。」

美緒、億も出す玲二のこと。
玲二が虹を見ていたこと。

「あたしのいた場所は彼があこがれて、
 それでも一生届かない場所だった。
 遠く離れて思い出すことしか許されない。
 夢の中でしか戻れない場所だった。
 もし、わたしがわがままを言っていたら、
 そんなあの人の祈りさえ、壊してしまうところだった。
 あたしは、彼が夢に描いた生き方を
 彼のかわりにかなえている。
 一緒にいるだけが愛じゃないのよ。」

「おかあさん。」

「だいすけさんは、あなたの父親と前の奥さんとの息子。
 自分の分までしあわせでいてくれる妹がいるから、
 どんなことにも耐えられる。
 彼もそういっていたわ。」

「あたし。
 あなし。あの人に伝えならなければならないことが。」
美緒、出て行く。それを見送る母。

「まったくもう血筋かしらねえ。」



夜の街を江連を探してい玲二。
。。。だめだ、あてもなく探したところで。
   見つかるはずもない。
悔しいがる玲二。携帯が鳴る。
「藤枝さん?」
「江連が助けてくれました。
 いまは、もう家に戻っています。」
「よかったあ。」
「玲二さん。江連とキャルさんは殺しあおうとしています。
 2人が電話で話し合うのを聞いたです。
 夜中の三時に。場所は、なんだか2人とももう知っている
 口ぶりでした。」
「2人とも知っている?」
時間を見る玲二
「それから、キャルさん苦しんでいます。
 誰にも何も言えずに。
 玲二さん、2人子とお願いします。」
「わかった。大丈夫。かならず俺がなんとかする。
 藤枝さん、今回の事ほんとうにすまなかった。
 全部俺のせいだ。」
美緒はやさしく聞いている。
「いいんです。ぜんぜん気にしていません。
 明日になったら。全部忘れちゃいます。
 だから、玲二さんも何時だってここに戻ってきていいんです。


「あ」
「わたし、玲二さんが笑っている顔が大すきです。
 あんな風にしあわせな気持ちなれるなら、
 玲二さんはきっとここにいていい人なんです。」
「ありがとう。ほんとうにありがとう。
 藤枝さん。おれは。」
「待ってますね、あたし。
 いつかきっと玲二さんがなんに心配事も泣くなって、
 この街に戻ってくるのを。
 あたしずっと待ってます。
 だから。さよならじゃあ。ないです。
 いってらっしゃいです。」
「ああ。いってきます。」
・・・玲二、いきます。
携帯を切る玲二。なにおもう。

美緒、携帯を見つめる。
「ああ」
泣いている?


志賀「いいなあ。ガキだと思って、あまく見るんじゃなえぞ!」
美緒の母「殺すつもり。その子達を?」
振り向く志賀
「俺もすぐ向かう。」携帯を切る。
「もう二度と美緒さんに危害が及ぶことがないと。約束します。


「そんなことを美緒が望んでいるとでも。」
「こればかりが、だいすけの兄貴との約束です。」
「勝手なのね。あなたたちのやり方は、いつもそう。」
志賀はあたまを下げて、車でいってしまう。

「志賀さん、だいすけさんを撃ったのは?」
志賀、とまる。・・・ばれましたか?サイスの駒。
車は行ってしまう。


中華街
店は「香林」
キャルは、酒をあおっている。
・・・未成年はだめす。
幻影を見るキャル

「こんなことに」
「ううん。」
ジュディ「一体何の意味があるの?」
「意味なんかねえさ。やりたいからやる。それだけだよ。」
リズィ「なにが残るんだ。その後に。」
「なんも残りゃあしないよ。あいつは死んで。
 あたしは、燃え尽きて。それで、おわり。
・・・あしたのジョー
 それだけのことさ。」
ジュディ「それが本当にあなたの望む全て?」
机を蹴飛ばす。
「そうだよ。それ以外になにがあるというのさ。
 そういうあんた達は、どうなんだよ。
 生きているうちになにが出来た?
 死んだ後に何が残った?
 なんもありゃあしねえじゃないか。
 それって。みんな、ゴミくずみたいに死んでいくんだ。」
男「そうとも」
「あ」
「いずれ、おまえもそうなる。
 生きた証も、生まれてきた意味もなく。消えていく。」
「冗談じゃねよ。てめえらなんかと一緒にすんなあ!」
ジュディ、リズィ、男は、黙っている
「あなた無敵のファントムだあ!」
銃を抜いて、男を撃ち抜く。
「ふん」

「やっと見つけたんだ。
 誰よりもうまくやれることを。
 誰にもなめられない生き方を。」
ひさまつく。
「これが、あたしの全て。
 あたしが奪う。あたしが壊す。
 その逆はもう二度とごめんだあ。」
泣いているキャル。


学校
雪が降っている。
校舎
そして、寂れた教会
そこで江連は神に祈っている。
ドアが開いて、誰かが入ってくる。
江連は気がつく。
玲二が来た。
振り返える江連「ああ!」
玲二は、江連のもとに歩く。
江連は立ち上がる。


玲二「きっとここだろうと思った。
 こんなのが最善の方法だなんて。本気で思っているのか?」
「そう、あなたにキャルは撃てない。」
「いや、俺があの子を殺す。
 あの子の怒りも悲しみも全て俺が負う。」
悲しそうな顔を吸う江連。
玲二「きっとあいつが死んだとき。
  この世で一番悲しむのは俺だろう。
キャルが苦しんでいる姿
  俺なら、キャルを悼むことができる。
  だから、俺が殺す。」
「いやよ」
「あ」
「あなたは、きっと負ける。
 あなたを失うなんてで絶対にいや!」
「江連」
「あなたにだけは、やらせたくない。
 あなた、やさしいもの。
 あの子を撃てるわけないもの。
 わたしも残る。2人がかりなら、きっと勝てる。」
「待ってくれ。俺の因果なんだ。
 ここで決着をつけないと。
 俺は一生過去にとらわれたままだあ。
 決して自由になんてなれない。
 江連、先に行ってくれ。
 俺も後から追いつく。」
「あなたなしで、どこに行けばいいの?」
「う」
「どこから来たのかもわからないのに。
 思いですらないのに。」
悲しい顔で玲二を見る江連。
玲二はそれを察する。

ブランコが揺れている。

「わたしは、なにをしたら、自由になれるの?
 人を殺してまで得られる自由ってなに?」
玲二は悲しい顔をする。
・・・それは決まっているでしょう因果のもとのサイスを殺す
   こと。プロフェッサー・サイスに制裁を

ブランコにのっている江連。

「教えて。お願い!」
涙を流す江連。
彼女を抱きしめる玲二
江連「あああ」
江連、玲二の胸に顔をうずめる。
玲二「探そう。2人で。そのために俺はかならず君の元に
   戻る。
「玲二」
・・・あああ、美緒の思いがああ。


志賀らの車が進んでいる。
沢山の舎弟を連れて。
・・・ばっかじゃないの?


キャルは、バイクのタンクにナイフを刺して、
ガソリンを出して、爆破する。
戻る手段をなくす。


そして、機関銃をもって、教会に押し入る。

中には、玲二がいるだけ。

キャル、近づく「うん。」

玲二は振り返る。
「江連はこない。」
「なんで、あんたが?」
「おれの務めだからだ。」
「ふん。あの子を守るのがかい?」
「違う。
 キャル、おまえを殺すのがだ。」
「ああ」
「今日まで多くの人を犠牲にしてきた。
 数えきれない人を騙して、利用して、殺してきた。
 ただ俺が生き残るためだに」
「よくもまあぬけぬけと。」
「おまえは正しい。キャル。その怒りは正義だ。
 だれに訴える必要もない。
 その銃で俺を裁け。
 誰にも委ねず自分にかけろ。
 おまえが俺より強いなら、俺は報いを受けるだろう。」
「上等じゃねえか。」


志賀部隊が車が到着する。
舎弟を向かわせる。
・・・なにもそんな部隊を行かせる必要も。
江連の洗礼をうける部隊。殺される。
「邪魔は。  させない。」

志賀「やれ。」

江連、軽やかに銃を避けて戦闘開始・


中では、玲二とキャルが
「本気で白黒つけようってんなら、
 やっぱりこいつがおあつらいだ。」
「それは?」
「えー。覚えているんだ。
 これがあんたとわたしの因果。
 今日までのわたしの道標さ。
 誰を憎んで、誰を殺せばいいのか、
 いつだって、こいつが教えてくれた。」
懐中時計に手をかえるキャル。
玲二はそれを見ている。
時計は開かれ、オルゴールが流れる。
「拳銃勝負だ。曲が終わったらぬく。いいなあ。
 この曲を聴かせて殺してないのは、
 そういえば、あんた1人だよ。玲二。」
2人の戦いが始まる。


外では、江連が志賀の舎弟を殺している。
銃を避けながら、機関銃を拾って、敵を撃ち殺す。
圧倒的な江連の能力
江連に殺される志賀の舎弟


中では、玲二とキャルが勝負
オルゴール

玲二のキャルの思いで?、。。。

車の中で目が覚める玲二「はっ」
横には、オルゴールが鳴っている。
キャル「なによ。寝てたの?ああ」
キャルが、大人の女になって運転している。
「夢を見ていた。まだ。ロスにいた頃の。」
「へえ。どんなあ?」
「隠れ家吹き飛ばされたとき、
 それきり別れ別れになっちまっていたら、
 俺たちどうなっていたのかな?」
「あははは。ばっかみたい。
 玲二がそんなそそっかしいまねするわけないじゃん。
 ありえないよ。そんなの。
 あたし達が離ればならなんて。
 もし、そうなったら、あたし方から玲二を探しに行くよ。
 地の果てまでだって。ね。あははは。」
車は荒野を走る。
「あり得るわけない。
 本当に俺は救いようもないバカだ。
 この期に及んで、こんな。」
「いいじゃないの。たまにはさあ。」やさしいキャルの顔。


メロディーが終わって、銃を抜き取る2人。
2人、銃を向けある。
キャル。。。いいじゃないか。せめて、夢の中くらい。
      あり得ない救いがあっても。
銃声が鳴る。
下に落ちる懐中時計。割れる。因果は終わる。

ロスの街。。。。。

キャルの顔

花束

「ジュディ・ディベンスが死んだのはここかい?」

キャルの顔

懐中時計が、鳴っている。
「なんでそんなに強いのかなあ。」
「俺はおまえに、こんな方法でしか答えられなかった。」
「そっか。なんだ。うふ。
 じゃあ、あたし最後の最後にあんたのこと、
 独り占めできたんだ。
 なら、それでいいや。
 もう、なんにもいらないや。」
「そんなことのためにおまえは。
 命を捨てなきゃならなかったのか?」
「そんなことってなにさ。それ以上のなにがあるのさ。」
キャル、手を玲二の顔に向ける。
「あたし達、違う生き方が会ったと思う。」
「あ」
「違う出会い方をして、どこか遠い場所に行けたと思う。」
「ああ、俺たちはただほんの少しどこかで間違えただけだよ。
 きっと」
「うん。
 玲二と会えてよかったあ。
 それだけで、もうじゅうぶん。
 玲二」
息絶えるキャル
玲二、悲しむ。そして、抱きしめる
「キャル」
・・・サイスの舞台


外では江連が志賀の舎弟を全滅させていた。
志賀「ファントム。化け物め。」
「うん」
志賀は傷を負って、生きている。
志賀「うん」後ろを見ると「あ」

サイス
「まったく理解に苦しみますなあ。ミスター志賀。
 あなたはもっと理知的な人物と見込んでいたのだが。
 なぜ、われわれに万事まかせていただけなかったです。」
「きさまあ。今の今まで、黙って見てやがったのか!」
サイス「舞台はいよいよ最終幕だあ。
  無粋なエキトラの出番なぞありません。」
志賀は怒っている。
「是非にでもというのなら、そこから見ていても
 かまいませんよ。
 栄誉と思ってください。
 この講演は、最高傑作となるのだから。」
6人の。。。
「最強の亡霊達の協奏曲。
 それじゃあ。カーテンコールに答えてくれるのは、
 どれなのか。」


中では、キャルをみかまる玲二
懐中時計をおき、キャルの手を置かせる。
キャルの顔に手をやる。
そして、機関銃にタマをこめて、
「俺は、殺す。
 生きるために殺す。」

Phantom #24  対峙  の感想 [Phantom]

家にて
江連は、外を見ている
そして、机には、ナイフと銃が。
銃に手をやる彼女。
玲二「俺がやる。キャルの剣は俺が引き受ける。」
江連、玲二を見る。
「死ぬつもり」
「そうじゃない。君には逃亡の段取りを整えてもらう必要が
 ある。時間は切迫している。キャルとのことで、無駄な
 時間を使いたくない。
 だから、ここは俺が。」
「前にも一度聞いたけれど」
「う」
「あなたには、彼女が撃てるの?」
「あ。そ、それは。」
一瞬間があく。
江連は銃を待つ
玲二「頼む。少しだけ時間をくれ。」
江連、とった銃を元に戻す。
「わかったわ。でも、今日中に結論を出して。
 もし決断できないのなら、ドライはわたしが撃つ。
 美緒もわたしが救う。」


古い洋館。。。昔の寮
キャルは外を見ている。
美緒は、ロープでつるされている。


学校にて
玲二が1人
。。。江連にキャルを撃たせる訳にはいかない。決着はおれが。
俺が

回想
キャル「玲二。玲二。玲二といたいの。」

あ。

早苗「玲二君」
「あ。なんだ。いきなり」
早苗「ランチをご一緒しないこと。
 あんたは、美緒にとらわれの身なんだから。
 あたし達と食事できるチャンスなんて滅多にないわよ。」
「今日は食事が寂しいの。
 美緒も江連も休みだし。」
玲二「お。ああ、江連が!今朝は俺と一緒に登校して。」
「早退したの。」
早苗「朝から、具合が悪かったんだって。
  あんた、気づかなかったの。」
玲二、走りです。
早苗「あ。ちょっと。美緒とどこまでいっているのか。
  教えてなさいよお。」


玲二は、江連に携帯で連絡をしてみる。
電話は繋がらない。

早苗「見つけたあ。」
「あ」
「逃げてないで、答えなさいよ。美緒とはどのくらい。」
「ちょっと待ってくれ。今は。」
「なにをあわてているのよ。
 そんなに江連のことが心配なわけ?
 シスコンにもほどがあるって。」
「2人とも5時間目はじまちゃうよ。」
早苗「はあ。もおお。」
早苗は、玲二の携帯を取り上げてしまう。
「戻るわよ。」
「あ、おい。」
早苗にからかわれる玲二。電源を切られる。
早苗「授業中は電源を切る。これ、常識!」
携帯を返された玲二。
早苗「さあ。戻った戻ったあ。」
早苗に促されて、教室に戻る玲二。


江連は、電車で移動中
江連は、留守番電話を入れている。
「これを聞く頃、あなたは怒っているかもしれないけど、
 でも、これが最善の手だと思う。
 あなたはキャルと戦うべきじゃない。
 美緒を巻き込んだのはわたし。
 彼女はわたしが命に替えてでも救い出すわ。
 だから、あなたは、先に逃げて。
 わたしも美緒を救った後で、あなたの後を追うわ。
 もし。もし。刻限まであなたの元に現れなかったら、
 そのときは、わたしが死んだものと判断して下さい。」

そのメッセージを屋上で聞いている玲二。
「今日午後12時15分です。」と携帯の留守番サービス
「江連、やめてくれ。
 やめてくれ、江連。」
下校時間に学校を走って出て行く玲二。
。。。もう、誰も失いたくない。誰にも傷ついて欲しくないんだ
   誰にも。

江連は、町中


仮面の女2人がビルの屋上から観察。
「あれが、アイン。
 あたし達のプロトタイプ。
 マスターに連絡を。」


洋館
吊されている美緒
キャル「あんたも結構辛抱強いねえ。」
「ああ」
「もっと泣きわめいたり暴れたりするもんかと思ってたけど。」
銃を整備するキャル
美緒「わたし。動物じゃあ、ありませんから。」
「ふん、あの男にまんまと騙されて、
 それで、あんたはこんな目にあわされているんだよ。
 もっと悔しがってもよさそうなもんじゃん。」
「あなたは、悔しいのですか。」
キャル、美緒を見る。
「玲二さんに。」
「なめた口聞いてくれるじゃない。」
キャルは、美緒の方にいく。
美緒「信じられないんです。どうして、そんなに人を憎んだり
 できるのか。
 悲しい思いをしていたのは、あなただけじゃだけじゃない。
 あの人だってきっと。」
キャルは、美緒に銃を突きつける。
「あんたに何がわかる。」
「わかります。わからないはずありません。
 彼のこと本気で思ったことがあるのなら。」
キャルは、美緒を見て、「ふん」
笑う。
「嘘つきだなあ。あんたあ。
 そうさ。玲二もあんたも嘘つきだ。
 この国の連中はみんなそうなのか?」
キャル、美緒に発砲する。
「あんた、寒さに凍えたことあるかい。」
銃を撃つ。
「一方的に殴られたことは?」
銃を発砲する。
「三日三晩食うものなしに暮らしたことは?」
銃を発砲する。
・・・親にやられたことを語り少女。性格が曲がっている。
「何様のつもりだ。自分を傷つけるものなんて、この世に
 何一つ無いものなんて本気で思っているのか?
 お前1人がみんなから宝物のように大事にされて、
 それが当然だというのか?
 こんなたわけた国で、なに不自由なく暮らしているあんたに
 なにがわかるてんだい。
 わかりゃしないだよ。
 他人の痛みなんて。」
美緒に手を出す。
美緒「や。やめて。」
美緒をつるし上げるキャル。
キャル「あたしはね。余所行きの服なんて、一つしかなかった。
 そいつも燃えて消えてしまった。
 いったいなに食って育っちゃ。こんなすべすべのお肌に
 なるんだい。えー、御姫様。」
銃を頬になでるようにするキャル
「教えてやるよ。本物の絶望って奴を。
 抵抗もできず、なすがままでなにもできなかった無力な自分
 って。あんたの体に刻んでやる。
 心の中に一緒に残る深い傷をね。」
キャル、美緒に手を出す。泣いている美緒。


江連、なにかに気づく「あ!」
玲二「ああ!」


爆破されたアジトでずっと待っていたキャル
「ずっとここで待っていたんだよ。必ず帰ってくるって、
 そう約束したから。あたしはずっと、待ってたんだよ。」
・・・このときに完全に信じられなくなった。勘違いで。


笑うキャルの声。
美緒に手を出した彼女
笑い倒れて、泣き出す。
かたわらに懐中時計
「ああ、玲二」
・・・置き去りにされて、悲しんで憎んでいる少女のまま


ゴドウ組本家
「志賀か?」
「夜分恐れ入るます。」
「どうやら、悪い知らせの様だな。」
「藤枝美緒さんの件です。この志賀がいたらねえばかりに。
 お嬢さんをなんぎに巻き込んでしまいました。」
「ふうん。」
「今自体も、一刻を争う事態です。この志賀がけじめを
 つけるのがすじとは承知しています。
 ですが、その前にまずは美緒さんを救うのが先決。
 今回の一件、ゴドウ一家の郎党を動かして、
 ことを当たりたく。」
「元凶は、例のアメリカ人どもか?」
うなずく志賀
「美緒の命は、まだ無事なのか?」
「はい。確かに。」
「なら、手出し無用だ。志賀。
 ゴドウ組は動かすな。万事はその外人どもにまかしておけ。」
「し、しかし。」
「組が動けばことは日本中に知れ渡る。
 いったいどういう了見で、娘1人にゴドウ組が
 やっきになるのか?
 みんながしりだがただろうなあ。
 おまえのいうのも無用だ。
 けじめをつける理由もねえ。」
「しかし、それでは。」
「ねえんだよ。志賀。
 ゴドウと藤枝の家に縁はなえ。あっちゃいけねんだよ。
 今も昔も。いいなあ。
 美緒が無事なうちはなにがあっても動くな。
 金や脅迫が目当てでない限り、俺たちにできることはねえ。
 おめえの気遣いには感謝してるがなあ。
 志賀。所詮、極道なんてのは、役にたたねえでくの坊だ。
 とりわけ何かを守るとなるとなあ。
 やっぱもはじっきも壊して殺すだけがのうよ。
 守る足しにはなりゃあしねえ。」
「承知しました。」礼をする志賀。「心得て起きます。」
・・・これが極道の道!!


サイス「わたしは、わたしが作りし演目の中で、
 わたしと言う役をずっと演じ続けてきた。
 その演目は、その舞台は。彩りをかえ、ついに終幕を
 迎えようとしている。究極なる兵士の創造。
 その秀作はアイン。実験作は、ツヴァイとドライ。
 それの結果を経て生み出された終幕にふさわしいエンジェル達
 サーフェンシュベスト
 恐怖もなく、慈悲もなく、ただ忠実な猟犬のごとく死を運ぶ
 オートマター。」
サイス、手に油を取り、彼女たちにぬる
「ゴドウ組も。インフェルノも。舞台の大道具に過ぎない。
 ドライに追いつけられたアインとツヴァイ。
 窮鼠よろしくよろしく牙をむくとき、わたしが手がけてた
 作品達の夢の競演が始まる。
 お前達サーフェンシュベストには、その競演に参加してもらう

 しばし待つとしよう。」
携帯をかけるサイス。
「終幕のベルが鳴り響くときまで。」
・・・壊れているよ、このオヤジ。・・・プロフェッサーギル?


携帯が、キャルにかかる。
懐中時計と携帯電話。
キャルはそれを見ているだけ。


江連は、街を歩くいる。


キャルの携帯を見る目。


玲二が、江連を探して、走っている。


キャルは、携帯電話に出ずに。壊してしまう。
キャルは、美緒の鞄から彼女の携帯電話を取り出して、
江連に電話をする。・・・なぜ、わかる。漢字が?


江連に携帯電話が鳴る。美緒からの電話。それを受ける江連
「アインか?」
「ドライね。用件を言って。」
「どこか邪魔の入らない場所を指定しな。終わらせてやるよ。
 なにもかも。」

美緒が気が戻る「あ。う。」

キャル「ああ。そうだよ。あいつは、抜きであたし達だけで」

美緒。。。あたしの携帯、まさか玲二さんと
・・・勘違い??

キャル「OKあそこなら、いいだろう。夜中の3時だね。
 あんた篠倉学園の上にある廃墟知っているかい。」
「女子寮だったところね。」
「ああ、それだ。美緒はそこにいる。
 なんか着るもの用意しとくんだね。」
キャルは携帯を切る。そして、振り返り美緒を見る。
「気がついたようだね。」
足をならして、近づくキャル。
恐れる美緒。逃げようとする。
キャル「忘れちまいな。」
「ああ」
「あたしは、あんたに恨まれまでもない女だ。
 そうじゃなくても、あたしを恨んでゆるさねえいう連中が、
 もう他にごまんといる。
 たぶん長生きすることはないし。
 そのときがくれば、間違いなく地獄に堕ちるさ。
 あばよ。」
「はああ」
キャル、懐中時計をとって、その場を出て行く。


美緒の家
彼女の母が食事の用意
来訪者が。。。
「美緒?
 どこにいってたの?心配して。
 ああ。」
玲二がいる。
「美緒さんのクラスメイトです。共学校を休まれていたので、
 プリントを持ってきたのですが。」
「美緒が学校を?」
「これをええ。」
「じゃあ。失礼します。お大事に。」
母は、紙を見ている。
「ああ、あなた。」
「う」振り返る玲二。
「な」
玲二の目。
なにかを感じる美緒の母
「ううん、なんでもないの。ごめんなさい。」
「失礼します。」
「まさか、あの子。」
・・・その関係のものがわかる女のカン


洋館
着るものをぼろぼろにされて縮こまっている美緒
足音が
美緒「あ」
見ると江連が来た。
「江連」
「アインよ」声がいつもと違う。
「ああ」
「もう、あなたを騙す必要はない。
 だから、わたしの名前は、アインでいいわ。」
美緒を立ち上がる。「騙すって。それって。」
「代わりの服を持ってきたわ。」
「どうして、一体誰が?」
「ドライよ。」
「ドライ。もしかして、キャルのこと。」
「そうも呼ばれていたわね。彼女。」
「あなたたちは一体?」
「ドライから聞いているでしょう。」
「あ、本当にそうなの?」
「あなたも玲二さんも。」
「ええ、殺し屋よ。」
後ずさりする美緒「そんなあ。そんな事って!」
「悪いけど1人で帰ってもらえる。これで警察を呼んでもいい」
携帯電話を一緒に添える。
「じゃあ。」
江連は去ろうとする。
「キャルが出て行きました。全てを終わらせるとかいって。
 たぶん玲二さんを殺す気なんです。」
「知っているわ。」
「知っている?じゃあ、あのときの電話は。
 彼女と戦うんですか?」
江連何も答えない。
「あたしに。あたしに出来ることって。
 なにもないんですか?
 玲二さんのこと好きなんです。」
足を止める江連。
美緒「あの人のことなら、何だって出来ます。
   それでもだめなんですか?
   一緒にいてはいけないんですか?」
江連「あなたの気持ちは本物かもしれない。
   でも、その気持ちだけでは、ドライは倒せない。
   わたしがドライを殺さなければ、ドライは玲二を殺す。
   それを防ぐのは、あなたではなく、わたしの役目。
   どうしても玲二の役に立ちたいのなら、
   もうしばらくここにいて、そうすれば玲二が生き残る
   公算もますわ。」
「ええ、玲二さん。玲二さんが、わたしを(利用している?)」
「いいえ。違うわ。」
「あ」
「あなたを巻き込んだのは、わたし。
 玲二は、演技で泣いたり、笑ったり出来る人じゃない。
 もし、あなたが、彼の笑顔や涙を見たことがあるのなら、
 きっと、それは本物。」
江連、そっと振り替えて、去っていく。
残される美緒。そして、崩れ落ちる。「ああ」
泣き出す。


玲二は、探している。

江連は、洋館を去りながら
「あなたに、江連と呼ばれて以来。
 わたしの命は、あなたを守るためにありました。
 生きてして欲しい。生き続けて欲しい。」


美緒は泣いている。

キャルは、バイクで暴走。

江連「あなたが生き延びてくれるなら、
   それが、わたしの生きた証です。」

・・・三者三様の玲二を求める女性達。
   それを演目とするサイス。
   サイスをつるし上げて、はかせれば、全て終わる。
   でも、彼女たちの玲二への思いは、変えられない。
   夢オチだったらいいのになあ。

   キャル
   「せめて、夢のなかくらいありえない救いがあっても」

   涼宮ハルヒなら、いいように変えてしまいそう。
タグ:対峙 Phantom

Phantom #23  決断  の感想 [Phantom]

キャル、藤枝美緒を誘拐する。
そして、人質にする。
リズィは、キャル(ファントム)に殺される。

志賀に言い寄られるが、サイス、なんとかするという
手前勝手、あなたのシナリオでしょうが。
あなたは、どこまで人をもてあそぶ。

キャルは、美緒に全ての秘密を話す。残酷だ。
キャルは、自分は弟子で元恋人(嘘でしょう)、銃の手ほどきを
受けた。玲二は、殺し屋!

キャルは、玲二に急に消えるなよ。脅迫をする。
消えたら。。。


玲二、ある意味で、3人の女性に思いを寄せられている。
1人は狂っているが。ジゴロ?女難の相。

--------------------------------------------------------

学校
美緒は、掃除をしている玲二を見かける。
彼は外を見ている。
早苗「これ、さぼんな。転校生。お掃除」
玲二「う。あ」


早苗達。美緒もいっしょ。
早苗「変なやつよ。どこ見たんだか?
 ときどきぼーと停止しちゃてるし。」
「なんか天然だよねえ。彼」
美緒「お」

美緒。玲二と江連の2人を見かける。
雨が上がって、虹が出ている。
「ラッキー。雨あがてんじゃん。」
「きれいね。気づかないところだったわ。」
美緒それを後ろから見ている。
玲二「あたり前の景色だからなあ。
  案外そういうもんだよ。」
美緒、見ていて「うん」と。


教会にて
江連「船の出航は、月曜の夜中。
 夕方までには、小樽で迎えの人間と合流しておく
 必要がある。」
玲二「ここでの生活もあと五日か。
   このままおとなしく行かしてくれればいいが。」
江連「どうかしらね?」

江連とキャルは銃を向けあったことを回想

江連「気を抜かない方がいいわ。」
玲二「あとをみごしたくはない。
  なにも残さず。煙のように消えることができれば。
  それで。」
江連はうなずく。
教会での2人


サイスのアジト
リズィ「サイス!」
サイス「何事ですか。ミス・ガーランド。
 ファントムはどうした?
 てめえ、またなんか企んでいるんじゃないだろうなあ。」
サイス「ファントム。今日はてっきりあなたに音もしている
 ともばかりに思っていましたが。」
リズィ「姿が見えねえ。くそ!ちょっと目を離した隙に!」
サイス「今日に始まったことじゃないでしょう。
 また、夜でもなれば。」
リズィ「武器が消えている。ごっそりとな。」
サイス「ほう、それは危ういですなあ。
   なにをすでかすつもりなのか。」
リズィ「う。うん。
  まあ。いい。行きそうな所なら見当が付く。
  マグワイアとミスター・志賀に連絡を。
  あたしは、すぐにファントムを追う。」
リズィ、部屋を見てる。それを見ているサイス。
サイス「賽は投げられた。か。ふん。」


駐車場でのリズィ
キャルのことを思い出す。

サイスとリズイ
リズィ「がきもいいとろじゃあねえか。正気かよ。あんた。」
サイス「わたしは、ツヴァイがやり残したことを引き継いだまで
  ですよ。」
リズィ「けどよお。」
キャルは、銃を撃つ。標的の頭部に見事命中する。
リズィ、それを見て。「う」

大人に豹変したキャル。リズィと対面する。
リズィ「ドライ」
キャル「そ。今日から、それがわたしの名前。
  よろしく。先輩。せいぜい当てにしているよ。」
「う」
「なあ。あんたは、逃げたりしないよなあ。」
「あ」

車で移動中リズィ
「まったく。子守なんて、がらじゃあねえんだよ。」


夕方の街
玲二「この間はごめん。驚かしちゃったよなあ。」
美緒「あ。いえ」
美緒。玲二がキャルに殴られるのを見ていた。
玲二「向こうにいるとき、ちょっとね。
  まさか。追っかけて来たわけじゃあないんだけど。
  いきなり、ぐだとは思わなかった。」
美緒「ああ」
夕日を見つめる2人。
美緒、気がついて、玲二を見つめる。「ああ」
玲二「でも、彼女には、もう一度会えてよかったよ。」
「ああ」
「殴られたけど。ちゃんと話し合えたと思うし。
 だから、この話はもうおしまいだ。」
「う。あ、はい。」
玲二「今度。埋め合わせするよ。
   また。映画にも行こう。じゃあ。」
美緒「さようなら。」
玲二「ああ」
2人、別れる。


美緒は、家に帰る。
家はしまっている。
「あれえ?なんで?そうか。
 お母さん。今日は、帰らないんだっけ。」
美緒、家の玄関に。
家の敷地には、死体が。警護のものが、殺されている。
そこへ、キャルのバイクがやってくる。
美緒「あ」
キャル「よお。はじめてじゃあないんだし。
 そんなに警戒するなよ。」
美緒「どうして、こんな所に。」
キャル「あんたさあ。ゴドウの御姫さんなんだろう。」
美緒「え、ゴドウ?おじさまのことですか。」
キャル「おじさま。ねえ。ま、いいや。
  面倒くさい説明は後回しだ。」
美緒「あの?」
キャルは、美緒に銃を向ける。
「あ」
「この国じゃあ。見慣れないかも知れないけど。本物だからね。
 乗りま。」
「え」
「教えてやるよ。あんたが、大好きな玲二の秘密を。」


美緒を後ろに乗せてバイクを走らせるキャル。誘拐。
美緒を気遣うつもりはないキャル。
スピードを出す。
トラックを猛スピードで回避する。
恐怖を感じる美緒。
キャルは、心で笑っている。・・・狂っている。
街を疾走するキャル。
美緒はしがみつくだけ。
前に車が待っていて、キャルは急停車する。
目をつぶる美緒。

目を開けると。
目の前に車と、女性が。
キャルは、メットを外す。
キャルとリズィが目を合わす。
リズィ「来る頃だと思っていたよ。ファントム。」
キャル「ふん」不敵にわらう彼女。


美緒は、バイクと手錠でも繋がれる。
キャル「ちょっと待ってな。」
美緒「え?」
キャル「ちょうどいいや、あんたに伝える話もあたんでね。」
「キャル」
「ゲームは続行だあ。誰もツヴァイ達には手を出すな!
 それが守れねえてんなら、お姫様は、あたしが殺す。」
キャル、美緒を後ろ目で見る。
美緒「あ、はあ。」
リズィ「う」
キャル「もう、誰にも。邪魔はさせない。
    あたしの獲物に手を出すな。」
リズィ「どこまでバカをやりゃあ気が済むんだい。」
「あ。はあ」
「そんなにツヴァイが憎いのか?」
「わかりきったことを、聞くんじゃないよ!」
「裏切り者も、かたぎに手を出す野郎も、あたしは絶対に
 許さない。」
銃をキャルに向けるリズィ。
美緒「ああ。」
リズィ「越えちゃならない一線ってのがあるんだよ。」
リズィ、黙っている。
リズィ「目えさませ。キャル。ここを越えたら、お前。
 落ちるところまで、落ちるんだぜ。」
リズィとキャルとえ映る。
キャル「ふうん。前から不思議だったんだけど。
  リズィ、なんであんた、あたしにそんなに親切なんだい。」
リズィ「お前を殺し屋にしたくなかった。
    あたしも、ツヴァイも。そう思っていた。」
キャル「勝手なんだなあ。みんな。
   あたしは、ファントムだ。それに文句あるてんなら、
   止めてみなよ。今、ここで。」
キャル、例のごとく懐中時計のオルゴールを鳴らす。
銃を向けるリズィ。
見ている美緒。
キャル「曲が終わったら、あたしもぬく。
  それまでに撃てないなら、あんた本物のあまちゃんだ。
  ここで死んで当然なくらいのな。」
キャル、時間を与える。
鳴り続けるオルゴール。
「ふ」キャル
リズィは、撃たない。

リズィの回想。
キャルが銃を手に持つ。
クロウディアが、海岸を走る姿。
キャルが銃を持つ姿。
クロウディアが、死んだ弟を抱きしめる姿・・・これは回想?

銃を向けるリズィ「キャル」
「おお」
「わたしは、あんたを撃ちたくない。」
笑うキャル。

オルゴールが鳴る間、2人が交互にうつされる。

曲の最後の方で、リズィが拳銃のトリガーにかける指を
外側に外す。・・・撃たないつもり。

曲が終わる寸前。キャルは構える。
キャル「ふん」
リズィ「キャル!」
銃声がこだまする。

カッチと懐中時計のふたをするキャル。
リズィは、倒れる。
キャル「なんで、撃てなくなっちまったのさあ。あんた。」

キャルは、バイクを走らせる。

横たわるリズィ。
「なんで、打てないかって。」

リズィの回想
銃が並べられている。
クロウ「そんな思いやつでいいの?」
「ああ、お手軽に撃ったりしたくないからなあ。」
「うん」

「なのに、こいつが。こいつが。」
銃を握りしめるリズィ。
「ああ、どんどん重たくなっちまって。
 重すぎんだよ。」
手から落ちる拳銃。
満月が見える。・・・粋な演出。サイスの計算通り。
「クロウ」


今は、誰も住んでいない洋館
拉致られた美緒。ひもで繋がれる美緒。
キャルは、食料を持ってくる。
美緒は、キャルを見る。
キャル「3,4日は、このままだろうから、
    考えて食いなよ。」
置き去りにするつもり。
美緒「どうして、事情は、話して下さい。
  どうしてこんな。人を殺してまで」
キャル、後ろみで美緒を見る。
「うん」
美緒の携帯を見せる。
美緒「あたしの。」
キャルは、携帯電話を操作する。
「ああ。こいつが一番最近連絡を取った友達だね。
 この漢字 れいじ って読むんだろう。」
美緒「あなたは、玲二さんの何なんです。」
キャル「元弟子。元恋人。」
美緒、キャルを見る「嘘?」
キャル、美緒に近づいて
「なんでそう思う。あんたが、あの男について、なにを
 知っているっていうんだい。」
「あ」
「ついでに言うとね。こいつ(銃)の扱いも、玲二に習った。」
美緒「へ」
キャル「あいつ、アメリカで何やってたんだと思う。
    殺し屋さあ。それもとびきり一流の。
    あいつ1人で何人殺しているか知れたもんじゃない。」
美緒「そんなあ。」
キャル「あんたは、騙されていたんだよ。」
美緒「ああ」
キャル「2年前、ゴドウダイスケてやつが、ロスで死んだ。
  確か、あんたの叔父だった話だったなあ。」
美緒「どうして、あなたがそんなことを!」
キャル「知ってるんだよ。あんたより、くわしくなあ。
 ゴドウダイスケがギャングの一員だったことも。」
美緒「ああ」
キャル「あんたの叔父だったことはでたらめで、
   実は腹違いの兄だってことも。全部している、」
美緒「あ。うそです。」
キャル「なんだよ。ギャング一家の娘っこていう境遇は
  不服か?衝撃の事実はこれだけじゃない。
  ゴドウダイスケの死因は、事故じゃなかった。
  あんたの愛しの玲二が殺したようなもん。」
美緒「いい加減なことをいわないでください。う」
キャルは、美緒のこめかみに銃を向ける。
キャル「信じようが、信じまいが。ま、好きにすればいい。
  だが、そのうち、あんたをめぐって、血みどろの
  殺しあいがおっぱじまる。うん。
  そうなったら、今の話を思い出しな。
  なにもかもすじが通るから。」
美緒「あなたの目的は、何なんです?」
キャル「殺しあい。玲二と殺し合うのさ。」
美緒「そんなあ。」
キャル「夜が明ける。さあ、はじめようじゃあないか。」


玲二のアパート
電話が鳴る。
玲二、美緒からの電話と判断する。
取って見ると
「もしもし」
キャル「悪いが美緒じゃないよ。」
「う。美緒はどうした?」
「安心しなよ。この子を同行するつもりはない。」
江連がそばで聞いている。
とらわれの美緒。
「逃げる準備で忙しいのに、人質の世話までするのは、
 荷が重いだろうと思ってね。引き継いでやったんだよ。」
玲二「狙いは、俺1人のはずじゃなかったのか。
   美緒は、なんの関係も。」
キャル「戻りたかったんだろう。気質に。」
美緒に聞かせるように電話をするキャル。


志賀「な。ああ」
美緒の家で舎弟が殺されている。


キャル「望みどおり、あんたの暮らしを守ってやるよ。
  ゴドウ組にも、インフェルノにも手出しはさせねえ。
  おとなしく学校に通っている限り、あんたは安泰さ。
  ただし、いきなりどろんてもなしだ。
  どこに逃げるきが知らないが。
  あたしの目の届かないところに行ってみなあ。
  美緒は、あの世で兄貴とご対面だ。
  覚えときな。わたしは、いっつもあんたを見ている。」
玲二「う」
キャル「今後は、逃げられないんだよ。
    今度は。」
電話が切られる。


玲二に、江連が話しかける。
「まさか、インフェルノに逆らってまで。」
携帯をおく玲二
「それほど憎まれているのさ。俺は。」
「ここは、別行動をとるべきね。」
「別行動?」


サイス
銃がテーブルに置いてある。
せわしくノックされる。
サイス、あけると案のじょう、志賀だった。
「これは、これは。」
志賀に胸元をとられるサイス。
「藤枝美緒をファントムがさらったそうじゃないか。
 どこまで好き勝手にやらせておくつもりだあ!ああ。」
「すが、情報が早い。」
「ふざけるな。これもお前の思惑通りなんだろうが。」
・・・その通りです。これは、愛憎劇です。
「滅相もない。」
「あの娘は、兄貴の形見なんだよ。
 てめらのおもちゃじゃねえ。」
「ことは、インフェルノの沽券に関わります。
 わたしは、藤枝美緒さんの保護に死力を尽くす所存です
 とも。」・・・ひょっとして棒読み。


銃を手にする江連。
「わたしは、もどって。ドライを探すわ。
 あなたは、指図通りにおとなしくしていて。
 わたしが、ドライを撃って。美緒を助け出す。」
玲二「だが、こっちは見張られているんだ。
  刺激するようなマネをしたら、美緒の身が。」
江連「わたし1人が消えても、ドライは美緒を手にかけること
  はしないわ。」
玲二「どうして、そう言い切れる。」
江連「彼女の狙いは、あくまであなたなのよ。」
玲二「しかし」
江連「まだ、追い詰められたわけじゃない。
   感情を抑えて。それができない方が、
   死ぬのよ。」
江連、あらぬ方を見る。


サイス、身を正す。
「ご安心下さい。ミスター・志賀。
 すでにわたしが所有するスタッフも召喚しました、
 完璧に訓練され、統制された究極の兵士です。
 感情を越えた冷徹な意志。
 それこそが、あらゆる因果に決着をつけてくれることで
 しょう。」
テーブルの拳銃に。。。
志賀「うう」
拳銃のアップ・・・ここで撃っちまえのメッセージか?
サイス「必ずや満足の結果をご覧にいれましょう。
    彼女たちに失敗はありません。」

・・・グリードなら、
    ありえないということは、ありえるんだよ。
   というだろう。

   劇を指揮するサイスを殺せば、終劇だあ。
   志賀、こんな裏切り者さっさとしろ。
   間違えて手が滑りましたといって。
タグ:決断

Phantom #22  激昂  の感想 [Phantom]

キャルと江連が出会う。
ドライ「初めまして。アイン。
 それとも、元ファントムと呼んだほうがいいかい。
 けど、それは過去の話。
 今は、あたしがファントムだ。」
江連は、振り向いて、キャルを見る。

ドライ「サイスの奴は、あたしをドライと呼ぶ。
 アイン、ツヴァイ、ドライ。説明はいらないだろう。」
アイン「初めましての挨拶なんて。
  ファントムも随分かわいくなったもんね。」
ドライ、笑う。「ただ、始末するだけならいつでもやれたさ。
 でも、それじゃあおもしろくないだろう。
 あんたらを探し出して、追い詰め、始末する。
 それだけを楽しみにこの2年生きてきた。
 くっそたれのインフェルノに飼われてね。
 だから、せいぜい楽しませてもらうよ。
 あんたらが怯えて、逃げ回る様を。」
アイン「それであんたは満足するの?」
ドライ「するね。」
ドライ、少し離れて。
「あはは、あたしを見たときの玲二の顔たら、
 なかったあ。まるで幽霊でも見たかのように青ざめてさあ。
 次はそうだなあ。
 玲二の目の前で、あんたをぶち殺してやろうか。
 あいつ、どんな顔をすると思う。」
アイン「無理ね。」
ドライ「ああ」
アイン「あなたは、先にわたしと出会ってしまった。
  あなたは、ここで殺される。わたしに。」
ドライ。アインを真剣に見る。
見つめ合う二人。
アインの目が変わる。スイッチが入る。
二人、中を向けあう。同時に間合いに入る。
ドライ「ええ、用意がいいじゃん。
   その身をていして、玲二を守るって。
   けなげだねえ。」
アイン「けなげなのは、あなたの方よ。」
「はあ?」
「玲二に捨てられたこと、ずっと忘れなかったんでしょう。
 玲二にもっと悔やんで欲しい。悲しんで欲しい。
 でも、彼はもうあの頃の玲二じゃない。
 過去を捨て、今を生きている。」
キャル、江連をきつく見つめる。
「だから?」
「あなたは、過去の亡霊に過ぎない。
 立ちふさがるなら。
 玲二は、あなたを撃つ。」
「知ったようなことを言うね。」
「あなたが、知らないだけよ。
 あの人の強さを。」

その二人の前に玲二が登場する。

ドライ「主役のご登場だ。」
キャル、玲二を見る。
玲二「江連。キャル。お前達がやり合う理由なんてない。」
ドライ「ふふふ。あんなこと、言っているよ。アイン。
   どうやら、あんたの見込み違いだったようだね。」

車がやってくる。
サイス「まだだ。まだ全ての役者がそろったわけでない。ふ。」
・・・劇を楽しむサイス。
「車を出せ。」
「は。」
サイス、その場を去る。


玲二、ドライに銃を向ける。
ドライ「撃ちなよ。玲二。」
玲二「やめてくれ。キャル。」
ドライ「一度あたしを捨てたじゃないか。一度も二度も同じ
   だろう。」
玲二「キャル!」
ドライ「撃てよ。ただし、この女も道連れだ。
  一緒に地獄に連れて行く。」

玲二、銃で狙いを、でも。
キャルともことを回想する。
・・・うん。子供だよね。

今は、江連と銃を向けあっている。大人のキャル。

撃つ寸前で、教会の扉が開く。
リズィが銃を向ける。
ドライ「う」
リズィ「やめねえか。どあほ。」
玲二「う。あ」
リズィ「ったく。心配したとおりだった。
  なに先走ってやがる。」
ドライ「あんたには、関係ない。」
リズィ「ここは、日本だぞ。ボケなす。
  昼間から銃ぶっ放して、ただで済むと思うな。」
ドライ「知ったこっちゃない。」
リズィ「そうかい。なら、撃ちな。ファントム。
  だが、そんときは、お前を含めてここにいる全員。
  あたしが撃ち殺す。」
ドライ、笑っている。
リズィ「さあ。まずはお前だ。ファントム。
  銃を降ろして、さっさと失せろ。
  二人は、あたしがねらっている。」
ドライ「ふん。ぱーん。」
リズィ「う」
ドライ「ったく、つまないオチ。」
ドライは、撃つのをやめて、立ち去る。
玲二はそれを見ている。銃を降ろす「キャル。」
リズィは、銃を向けている。その後ろをドライが立ち去る。
銃を降ろすリズィ。
「あれが、あんたの後釜だよ。ツヴァイ。
 で、あたしが、サポート役さあ。
 おかげで毎日生きた心地がしない。」
玲二「世話をかける。」
リズィ「まったくだ。」銃をしまう。
   「ともかく、学生ごっこはおしまいだ。はあ。
    あんた達の居場所は組織に知られちまったあ。
    さっさと別の場所に移るんだな。
    それに悪いがあたしにはこれ以上あの狂犬を
    止める自身がない。」
玲二「わかった。急ぐ。」
リズィ「う。」
玲二「リズィ。あんたには、そのう。
   今を生きろよ。ツヴァイ。
   クロウの分もな。」
リズィ、立ち去る。

残された二人。
玲二「撃つつもりだったのか?」
江連「あなたはどうなの?」
玲二「俺は。。。」
江連「わたしと彼女。どちらか一人だけを選択しなければ
   ならないとしたら。」
考える玲二
「そのときは。う」
江連は、目をそらす。
「もう、時間はない。逃走ルートの確保は、わたしが行う。
 その間。ドライ。彼女はインフェルノに押さえさせておくわ
 いよいよカードを切ると時よ。」
玲二「う」
・・・美緒を利用する。


玲二と連と、早苗、美緒の写真
美緒は、機嫌がいい。
「早くしなさいよ。」
「おいてっちゃうよ。」
美緒「ああ。ごめんね。」


夜、ゴドウ組
志賀
ロックの音
「入れ。」
「失礼します。兄貴お電話です。」
「だれだ。」
「それが、なんでも、
 クロウディアの腹心て奴からなんですが。」
「あ」
電話を取る志賀
「志賀です。」
「2年ぶりだなあ。志賀透。」
「誰だ。」
「名乗った通りのものだ。」
「ううん。
クロウディアを思い出す。
 クロウディア・マッケネンの腹心?
 いつも控えていた東洋人のがき。
 確か殺し屋の?のあ。
 ファントム。」
「そうだ。」
「組織に追われている身らしいなあ。
 今さらなんのようだ。」
「篠倉学園を知っているなあ。」
「なあ?篠倉。」
「そうだ。ゴドウ組会長ゴドウカイテンの娘、藤枝美緒が
 通っている。」
「おい。わかっているだろうなあ。
 てめえはふれてはならないことに、ふれているだぞ。」
「安心しろ。こちらに何事もなければ、
 美緒には手を出さない。何事もだければなあ。」

等の美緒は、携帯のメールで
早苗より
明後日の土曜日、映画に行かない?

「どういう意味だ。」
「今、インフェルノの刺客が俺を狙っている。
 それを止めろ。志賀透。
 おまえの持つ権限で、日本にいるインフェルノに首輪
 かけろ。」

美緒にメール
差前より
玲二くんも誘っちゃうわョ!


「ふざけるな!」
「やるやらないは。そっちの自由だ。」

美緒、メールで
うん、行く
と返事を返す。

「お嬢さんには、関係ねえだろう。」
「せいぜい、手を尽くせ。」
電話が切られる。
「う」


電話を切った玲二。
そばには、江連がいる。公園のブランコにいる。
・・・なんかなあ。緊張感が。。。
江連「役者になったわね。あなたも。」
玲二「君には、及ばないさあ。」
江連「これでうまくいけば、時間が稼げるわ。」
玲二「志賀はきれる。大丈夫、きっと思惑どおりに
   動いてくれる。」
江連「うまくいかなかったら?」
玲二「そのときは、別の手を考えよう。
   美緒を危険な目にあわせる気は無い。」
江連、玲二を見る。
「ドライ。あの子が生きていて、うれしい?」
玲二「ああ。あの日死んだと思っていた。俺のせいで。
  関係ないキャルを巻き込み。死なせてしまったと。
  けど、生きていてくれた。」
江連「明日。夜明けと共に北に向かうわ。
  密輸をしている貨物船があるの。
  直談判に行ってくる。」
玲二「一人で」
江連「ええ。あなたは、美緒のそばにいて。」
玲二、江連を見ている。
江連「さあ。帰ろう。
  遅くなっちゃったあ。急いでご飯作るね。」声色が変わる。
・・・ああ、落差が大きいよお。


ドライ、ベランダに行く
リズィ「おい。ファントム。さっき、上から連絡があって」
ドライ「ふざけんな!」
リズィ「この様子じゃあ。もう聞いたか。」
サイスとリズイ
サイス「ゴドウ組ゴッドファザーゴドウカイテンの隠し子。
  ふん。ツヴァイ達はただの酔狂で学生に身をやすして
  いたわけではなかったとようだ。」
ドライ「日本のやくざなんて、知ったこっちゃないね。」
リズィ「頭を冷やせ。ファントム。
    ゴドウ組はれっきとしたインフェルノの身内だ。」
サイス「その通り。ゴドウの姫君の安全が確保できるまでは、
   動きようない。」
ドライ、いらつく。
サイス「ツヴァイにしてやられたな。
    今回はここまでだ。次の機会を待ちたまえ。」
ドライ「くっそたれ。」
・・・サイスの複線が貼られている。劇を楽しむサイス。
   次の幕は?


ゴドウ組
志賀透
部下「女子高生の警護?」
「そうだ。」
「なにものですか?」
「おめえらは知らなくていい。
 ただ、俺にとっても、組にとっても大切なお方だ。」
「俺たちがでていく必要があるんですね。」
「ああ、命はって守り通せ。いいなあ。」
「へい」
・・・玲二の思惑通り。


リズィとドライ。酒場。
・・・えー未成年でないキャルは?
リズィ「そんなに憎いか?あいつが。」
ドライ「当たり前だ。いままでなんのためにこのくっそたれの
 組織のいいなりになってきたと思ってんだ。」
リズィ、サイスに連れられたキャルのことを思い出す。
ドライ「あの男を狩り出して、やるためだ。
  ただそれだけのために。」
リズィ「あたしはねえ。ほっとしてるんだ。
  実のところ。」
「ああ」
「お前とツヴァイがやりあるなんて、見てられないよ。
 キャル」
「見損なわれたもんね。
 あたしが、負けるとでも。」
「そうじゃあねえ。確かに奴は二年前、大勢を騙して、
 こけにした。あたしだってはめられた口だ。」
「たいしたペテン野郎さあ。」
「けどなあ。お前だけに限って言えば。
 ツヴァイは、お前を思っていた。」
「奴はずっと。あたしを騙してた。なにも知らせずに。
 嘘に嘘を重ねて。奴は怖かったのさあ。
 あたしを騙せとおせなくなる。
 その瞬間が。」
「あいつが嘘をついていたのは、お前を守るためだったんだ。」
「守る?
 あの男が守りたかったのは、一つ。
 自分だけ。奴は結局あたしを捨てた。
 女と逃げた。」
「だからって、お前が殺し屋になる理由なんてなかった。
 お前だってなりたくてなったわけじゃあないだろう。」
「なりたかったのさ。」
「う」
「今やあたしは、泣く子も黙る黙るファントム様。
 街でのさばっていたギャングどもも。
 あたしの名を聞いただけで、びびって震え上がる。
 最高じゃあないか。
 そんなやつらを蹴散らして、なぶって、ぶち殺す。
 こんな楽しい暮らしがあるかい。
 奴は、あたしを恐れていた。
 気づいていたのさ。あたしが強くなりすぎることを。
 あたしを騙して利用したつけ。
 たっぷり払わしてやる。」
キャルでていく。それを見つめるリズィ。
「ふう。キャル。お前は、まるで、燃え尽きていく花火
 なんだよ。」
・・・サイスに思い切る。情報操作、事実だけど、
   表面だけ、玲二の本意と、サイスの悪事は隠されている。
   サイス(下したアイン)こそ、キャルの仇


学校にて
茂手木「今日、江連休みなんだって。」
玲二「ああ、なんだか夕べから熱ぽっくてなあ。
   ただの風邪だろうがなあ。」
「そういうことなら早く言えよ。
 俺が家いって、その風邪もらってやるのに。」
早苗が2人に手をかける。
早苗「いよう。あいからずねじのゆるんだ会話しているわね。
 ぼんくらども」
茂手木「うるせえよ。」
早苗「今日は、みんなで映画見に行くから。
  あんたらもくるがいいさあ。」
玲二「それで、誘っているつもりか?」
早苗「ふん。美緒もくるわよ。」
茂手木「ああ。わるいけど。俺パス。今日は用事があるんだ。」
教室の外で美緒が笑っている。
「ひょっとして、デート?」
「ああ、さっしがいいねえ。」


っで、結局
玲二「で、二人して。はめられた訳か。」
美緒「みたいですね。」
「早苗のやつ、なにがみんなで映画だ。
 やり方が回りくどいんだよ。」
「はい。江連の風邪、早く治ってほしいですよね。」
美緒は、玲二を見つめる。


そのころ、江連は北で、密輸船で交渉中。


玲二「う」
美緒を警護しているヤクザを確認する。
玲二、美緒の手を取る。
江連「あ」、うれしそう。
玲二「行こうよ、映画。
   家に帰っても寝ている江連を邪魔するだけさ。」
「はい」
玲二。。。都合がよかった、こうして藤枝美緒と行動して
いれば、それが志賀への圧力になる。


キャルのバイクに乗っている姿。
バイクで飛び出す。


玲二と美緒は公園にいる。
美緒は、鳩を追いかけている。
美緒「子供みたいにはしゃいじゃいました。
   はずかしい。」
玲二「映画、結構おもしろかったな。素直に早苗に感謝だ。」
美緒「玲二さんって。ちょっと不思議な人だと思うんだです。」
「え」
「なんていうか。物見方が普通の人とは違うんじゃない
 かなって。」
「どういうこと。」
「わたしにとっては、ほんの当たり前のなんでもない日常だけど
 玲二さんはそれをとても大切にしている気がする。
 だから、玲二さんを見ていると、
 今いるこの場所が好きになるんです。」
「う」
・・・するどい、女のカン
「つまらなかったり、飽き飽きすることでも、
 その全部に意味があって、
 ただ、みんなそことを忘れているじゃないかって」
玲二の目つきが変わる。

キャルがやってくる。・・・錯覚した恨み、サイスのチェスの駒

玲二「あ」
キャルが、玲二を上から見下ろしている、
ドライ「お邪魔だったかい。」
美緒、席を外す。

玲二とキャルが対峙する。

それを隠れて、見ている美緒。
「玲二さん。」

ドライ「ふ~ん。あの子が藤枝美か。
  アイン。あたし。ゴドウのお嬢様。
  近づく女はことごとく利用するんだなあ。
  あの子をどうにかする気なんて、あんたにはない気
  くせに。」
玲二「キャル」
「さあ、試合続行だ。どちらが、本当のファントムか。
 決着をつけようか。」
「ファントムは、お前だよ。
 今の俺はただの学生だ。」
「ふははは、笑わせるんじゃないよ。ツヴァイ。
 あんたが、そんなたまか?
 この首がほしいなら、差し出す。」
「あんたは、今日までなんために逃げて来た。
 死にたくない。ただ生きたい。そうじゃなかったのか?」
「お前の手に掛かるなら、そうおうの報いだ。
 殺されても仕方ないだけのことを、俺はしてきた。」
キャルは、玲二をいている。
玲二「ただ、条件がある。
   俺の命と引き替えに、江連。アインだけは見逃して
   ほしい。」
キャル、見上げる。
キャル「あの女の身がわりになろうっていうのか。」
玲二「彼女はもう、サイスや、インフェルノの害になることは
   ない。
   だから。」
キャル「死んでも、守りたい。
    あたしを捨てて、一人で逃げたあんたにも
    そんな風に思っている相手がいるわけだ。」
玲二「違う。キャル。あのとき、俺は。」
キャル、玲二を殴りつける。

美緒「はあ。」

玲二、殴られて倒れる。「うわああ」

キャル「あんたは、望み通りに殺してやる。
   ただし、もっと痛みつけて、苦しめて、それからだ。」
キャル、玲二の前を去る。

美緒「玲二さん。」玲二の元に走っていく。



キャルは、夜の街に出て行く。
彼女からんでくる男ども。
数を頼みに、近づく。
キャルは、懐中時計を出して。
男達、変に思う。
キャルは、オルゴールを鳴らす。
そして、男どもを殴り倒す。
オルゴールを聞くキャルの目がかなしいそう。


・・・玲二を巡る女性達の愛と憎しみの物語?
   サイスの脚本はどうなっている。
   あんまり変なことを考えていると。
   昔の事がばれるぞ、ぼけサイス。
   そのうちに全員から袋にされるサイスを見てみたい。

Phantom #21  憤怒  の感想 [Phantom]

キャル、前回に現れる。・・・日本でのミッションのため。
ゴドウ組の対抗組織の中国マフィアの抹殺をする。
リズィも来ていたが、彼女の部下の出る幕なく。
あっさりに殺しをやってのける
でも、あらあらしいので、志賀に怒られる。
サイスは、ファントムを継いだわけではないので、
ツヴァイと戦って、勝たなければ、本当のファントムになれない。


次の朝、玲二は通常の日常。
もてぎに誘われて、学食に行くと
早苗と美緒、江連が待っていた。
昨日のデートのことで話。

そこへ、江連に伝言の手紙。
彼女は、出て行く。
それを追う玲二「悪い虫がついたら困るから」

探しているときにサイス・マスターに出会う。
お前は、失敗だが、感情をコントロールしている、
アインは、。。。
お前の残してくれたものは、逸材だった。ドライだ。
怒りを育て、増幅しただけだ。
行きすぎるところがあるが、一目をさけることは、
できるようだ。

玲二、気がついて、教会に向かう。

アイン(江連)とドライ(キャル)が対峙する。
今日、ファントムと、二人の対決が始まる。
・・・玲二が約束を守らなかった怒っている。
   逆恨みだあ。行動するには、十分の理由。
   人と人は誤解の連続。わかり合えない。

---------------------------------------------------------

教会
玲二、キャルにあったことを思う。
与えた懐中時計、変わった彼女。
。。。生きていたのか。キャル・ディヴェンス。
江連が来る。「なにが。あったの?」
「亡霊を見た。」
江連は、なにという顔。
「俺が守ると誓って。帰ってくると約束して。
 なのにほとりぼっちで殺された。
 ずっとそう思っていた、」
「違ったのね。」
「昨日の狙撃は。彼女だ!」
「そう」江連、目を閉じる。
「キャルは、スナイパーとして、インフェルノに。」


バイクに乗っているキャル。


中華街
香林という店で
「ファン老師。記念すべきあなたの誕生日に、義兄弟のちぎりを
 結んでいた妥結とは、シュウ。チェンファ。
 望外のしあわせです。」
「シュウ。謙遜するな。西日本で築き上げたお前の功績を
 讃えるには、遅すぎたくらいだ。」
「遠くないうちに、関東もわれらの掌中に収まることでしょう。」
「うははは。頼もしいな。
 弟よ。我らの前途に乾杯しよう。」


それを聞いているリズィら。
「ゴドウ組の依頼は対立するチャイニーズマフィアのトップ
 シュウを消すことだよなあ。」
サイス「ないか問題でも。」
「ファンているじじいも標的にする必要もあるのか?」
サイス「インフェルノと対立している組織に
  肩入れしている人物です。」
「ファンは、インフェルのから追い出されたあんたの世話を
 焼いていたらしいなあ。」
「彼は、知りすぎている。」
「う、仁義はなしか。」
「あなたは、それを貫けばいい。
 わたしは違うそれだけの事です。」
「う」
・・・すべてが、ばれると、サイスもまた都合がわるいと言うこと。
   どれだけ、組織のものを殺していたか!

部下から状況報告。配置についた。
リズィ「そのまま、待て。
    ファントムはどうした。」
「さあ。」・・・とぼけるオヤジ。
「もともとあいつは、この作戦に乗り気じゃあなかった。
 抜きでやる。いいな!」
「確かに、彼女向きではないかも知れませんね。
 援護のみというのは。」

部下に作戦の指示を出すリズィ。
計画取りに進めることに。

サイス「彼らが、ファンとシュウをあぶり出すまで、
  3分といったところですか。」
「不服かい?」
「どんでもない。ですが、彼女なら、10秒でやれるということ
 です。」
「10秒。」
外でバイクの音。
リズィ「あ。う、あいつ」
・・・計画がぶちこわしだあ。
キャルは、直接玄関を襲撃する。
そして、バイクのまま、店に入っていく。
・・・これは、だめだよなあ。日本では。
「なあ」動揺するチャーニーズ

リズィ「きさま。」
サイス「ふん」お手上げというボーズ。

店の中は騒然としている。
中国人が銃で様子をうかがう。
3103030
キャル、いきなり立ち上がり、彼らを狙撃し出す。
派手な銃撃戦が始まる。
ひらりと一瞬で移動するキャル。・・・ミラクル!
二人を同時に撃つキャル。・・・これはよかったのか?
かっこをつけるキャル。

リズィ。怒っている。
「くそう、なんてことをしやがる。」
サイス「もっとも効率的かつ合理的な方法だと思いますが、」
「ここは、日本だぞ。こんなおおごとにして。」
・・・アメリカ方式は通じない。
「日本でもアメリカでも同じですよ。
 人の命の重さは。」

ファン老師とシュウが逃げている。
「一体誰がこんな大胆な襲撃を!」
「心当たりが一つある。」
そこへキャルが近づく。
振り返る2人。
キャルが見えないが、シュウは銃を撃つ。安心する彼。
銃で撃ち返される。
キャルは、余裕の顔。
老師「え、貴様は、サイスの!
   あの男を助けたのは、他でもないわたしだぞ。
   恩を字で返すというのか?」
キャル「恩。どういう意味だっけ。」
といって老師を撃ち殺すキャル。
「あ。ふぁん老師」
銃を向ける。
「へへ。いい根性しているね。まだ、勝負捨てないんだ。
 気に入ったよ。付き合おうじゃん。
 あんた。ゲームは好きか?」
「ああ」
キャル、懐中時計のメロディをならす。
「あ」
「曲が終わたら、撃ちな。」
「なめやがって、どこの組織のものだとしても、
 こんなことをして、ただで済むと思うな!」
「そうか。あんた、知らないんだ。」
「うう」
「ファントム」
「あ」
「あんたもこっちの人間なら、名前ぐらいは聞いたことあるよね。
 そう。それが、あたしさあ。
 あたしに勝てたら、世界中があんたにひれ伏すよ。」
鳴り続けるメロディ。
「うう」
鳴り終わって、撃ちあう2人。
シュウは、撃ち殺される。
「次に生まれてくるときは、ちっとは仕事を選びな。
 アディオス・チャイニーズ。」銃を落とす。
その場をさて行く。


玲二「きっかけは俺が作った。
 人の殺し方を教え。裏の世界へ導いて」
江連、外を見ている。
「あの子の人生をむちゃくちゃにした。
 俺がこの手で。」
江連「逃亡の手はずは、時期整うわ。
 それまでは。」
「ああ、わかっている。」
江連、玲二をちらっと見る。そして、カーテンを閉める。


ビルの一室にて
キャル、シャワーを浴びている。
サイス「昨日はどこに行っていた?」
「ちょっと知った顔を尋ねにね。」
「接触したのか、ツヴァイと。」
「あんたの知ったこっちゃじゃない。
 連中は、わたしの流儀で狩る。」
タオルをかけられるサイス。
「なるほど。」
キャル、外を見ている。
「次はあんたの番だよ。玲二。ふぅ」
・・・出たああ。逆恨み。
   全ての事実を知ったら、サイスが悪いんだよねえ。
   自分のための敵味方見境なしに殺している。
   ばれたら、袋だたきに遭うね。ねえ、サイス。


次の朝学校。
玲二、学校に通う。
校門で立ち止まる。昨日のことを思い出す。
3103031
美緒「あのう。」
「あ。あ」
「おはよう。」
2人で登校。
「玲二さん。昨日は、帰るのは早かったんですねえ。」
「ええ」
「ああ。あの。放課後、早苗に会いに行ったら、
 玲二さん、もういなかったから。」
「ああ、ちょっと用事でさあ。」
「別に詮索しているわけはなくて。」
「ふ。そんなこと思ってないよ。」
「あ。はい。」
美緒「あ」雪が降ってきたことに気がつく。立ち止まる。
「う。雪?」
「本当。天気予報では言ってなかったのに。きれい。ですね。」
「ああ」
手に落ちるのを見る玲二。はかなくとける雪。
美緒は、その玲二の顔を伺う。
ちょっと違う彼の一面をみて、喜んでいる。


インフェルノのリズィとゴドウ組の志賀。
「随分派手にやってくれましたね。ミス・ガーランド。
 公安が動いています。
 昨夜襲撃に参加された方には、一刻も早い出国をおすすめします。」
「それなら、心配いらない。もう、出国済みだあ。
 ほとんど。」
・・・1人首謀者が残っている。
「それは何より。ともかくゴドウ組の関与を示す証拠をいっさい
 残さずにシュウを抹殺できたことは感謝します。
 ただし、願わくば、今後に日本で活動される折には、
 是非とも予定をご一報下さい。失礼します。」
リズィ「う」
ゴドウ組ら退出

サイス、にがわらい?
リズィ「難易度の高いミッションじゃなかった。
 作戦通りなら、棺桶で帰るやつなんて。あたしのミスだ。
 あいつが。ファントムが姿をあらわさない時点で、
 ああいう展開を予想すべきだった。」
。。。やっぱり、キャルが味方を撃っていた。
サイス「ふ。ご自分をせめる必要はありません。
  ドライに問題があるおは、事実です。
  だが、理解できなくてもない。
  焦っているのですよ。ドライは。
  今のドライは、ファントムの名を正当に引き継いでいるない。
  仙台のファントムと雌雄を決したわけではないからです。
  正真正銘のファントム座を手にすれば、
  ドライとて、相応の落ち着きと余裕を身につけることでしょう
  すなわち、彼女自身の手で、ツヴァイを倒しさえすれば。」
リズィがサイスを見ている。


学校
昼休みになる。
「玲二。今日は弁当じゃあないんだろう。」
「そうだけど、茂手木なんで知っているんだ。」
「じゃあ、いっしょに学食いかねえ。」
「いいけど、お前こそ。弁当は?」
「2限の後に食っちゃたあ。」

学食にて
早苗、美緒が前にいる。
3103033
早苗「では、本日の功労者茂手木、ここに座ることを許す。」
3103034
「は、失礼します。」
玲二、騙されたの表情
江連の横に座る彼。
3103035
「どうも、俺のこと覚えている?」
「もちろん。もてない茂手木君でしょう。
 兄さんがそういっていた。」
「どういう紹介しているんだよ。」
「おまえこそ、俺を売ったなあ。」
「たのむよう。俺にもしあわせわけてくれよう。すこしでいいから。」
「あ。う。切実だなあ。」玲二、しかたないなあ。
「まあ。いいじゃない兄さん。たまにはこういうことも。」
「うわああ。だよねえ。
 いやあ。江連ちゃんと同意見だなんて光栄だなあ。
 やっぱり俺たち気が合うのかなあ。」
「えへへへ」
3103040
玲二の表情がまじめ。
・・・人混みの中なら、キャルも簡単には、手出しできないって
   いうことか。
玲二「そううな。この席とっといて、飯買って来る。」
美緒「あ。はい。」
茂手木「B定ね。」
「自分でいけ。」
3103042
食事をする5人
早苗「え。この間の玲二の急用って、江連だったの。」
「うちのことで、どうしても兄さんに相談したいことがあって。
 ごめんね。美緒とのデートだってわかっていたのに。」
「あ。デートじゃあないから。」
早苗「なんだ。そういうことなら、そういえばいいじゃない。」
玲二「ていうか。なんかかっこわるくてさあ。」
「はあ!?」
「あ」
早苗のチョップを受ける玲二。早苗が乗り出している。
「痛てえ」
「この乙女心知らずが。」
茂手木「こういうやつは、おかずぬきの刑。う」
玲二にチョップ。
「なんでお前が食べるんだ。」
「おまえばっかり、しあわせいっぱいだからだ。」
「なにが。」
「ううん」
「あ」
「このにぶちんが、まだわからんか!
 世の中にしあわせに飢えているのがごまんといるのに。」
「そうだ。」
「この茂手木みたく。」
「はあ。なに。」
江連の表情が、悲しそう。
江連に封筒が渡される。
「これえ。頼まれたんだけど。」
「ありがとう。う」
中身をみないで、手に触って判断。
「ああ」・・・弾倉らしい。
3103043
江連「ごめん。ちょっと行ってくるね。」
早苗「え」
茂手木「そんなあ。」
玲二「どうした。」
「後輩に頼まれごと。」
席をたって、でていく江連。
茂手木「俺のささやかなしあわせが。。」
玲二「すこしでよかったんだろう。さてと」
「ああ」
玲二、席を立つ。
早苗「どこ行く気よ。」
玲二「悪い虫がつかないようにしてくる。」
早苗「江連はもてるんだから、いちいち気にしていたら身が
   みが持たないわよ。この、シスコン!」
「けど」
3103044
美緒「行ってあげてください。たった1人の妹さんなんだから。」
3103045
玲二「悪いこの埋め合わせはまた。」
茂手木「俺へのうめあわせは。」
「ねえよ」
茂手木「はあ。」

玲二、江連を探す。

江連は、移動中。

玲二は、江連を探している。

江連は、学校のそばの教会に向かっている。

玲二は、走って探している。

3103066
玲二は、学校から教会への道で、手に弾倉を見つめる。
そして、教会の方をも見る。」

3103067
玲二、江連を探すが見つからない。
「江連」

サイス「誰かをお捜しかな。」
「う。あ」
サイスが、校内に入って、本を呼んでいる。
・・・十分に不審者なだよなあ。今時は、入れないと思うが。
「う。ああ。う」
玲二、サイスの方によっていく、
「わたしを殺したいかねえ。そうだ、お前にはわたしが殺せる。
 命令でもなく。追い詰められてでもなく。
 ただ己の意志のみによって。
 それがお前の特筆すべき点だ。ツヴァイ。
 純粋な殺意に支えられた君と小手先の洗脳で心を補強したアイン
 とでは、できが違う。
 君はある意味失敗作であるわけだが。
 それでもわたしの探求に新たな方向性を示唆してくれた。
 わたしは、憎悪というテーマについて模索してみたのだよ。
 見てくれたかね。わたしが誇る第三作 ドライは。」
「キャルになにをした。」
「結論からいうとなにもしていない。
 洗脳もなし。暗示もなし。記憶も情緒もまったく操作していない
 ただ徹底して磨き上げた彼女の持ち前の憎しみをね。」
「ああ」
「よくあれだけの逸材をわたしの手元に残してくれた。
 感謝にたえんよ。」
「サイス。貴様だけは。」
「許し難いかね。憎いかね。だがこの場では殺せまい。
 あまりにリスクが大きすぎる。」
「う。ああ」玲二。我慢する。
「いいぞ。その自制。お前は純粋な憎悪と共に冷静な判断力も
 兼ね備えている。すばらしいバランスだ。
 そのてん、ドライはいささかやり過ぎる。
 抑制がきかないのだ、
 だが。」
「う。あ。」
「さすがに、一目をしのぶ、知恵はあるようでね。」


教会にいる江連


玲二「まさか!」
サイス「加勢にいくなら、急ぎたまえ。」
「あ。え」
玲二、教会の方に走っていく。


3103068
江連、教会にいる。
「いいかげん出て来きたら、ここなら誰の邪魔も入らないわよ。」
3103069
キャルが出てくる。
3103070
「初めまして。アイン。
 それとも元ファントムと呼んだ方がいいかい。」
3103071
江連、振り返る。対面する2人。
3103072

3103073
キャル「ふ」
3103074
江連はなにも言わない。

玲二を中心に2人の女性。
1人はアイン、玲二と年もかわらない
それよドライ(キャル)、元少女、なぜか大人の女まで成長している。
変な設定、2年でそこまで成長するか。
・・・ハヤテのごとく!!のナギが欲しがりそうだ。
   わたしをナイスボディーにしてくれ!!

Phantom #20  故郷  の感想 [Phantom]

あれれ、玲二と江連が日本に帰ってきて、
学生生活。しかも、兄弟になっている。
3083222
3083223
メキシコ経由で日本に帰ってきていた。それで、2人暮らし。
よくとけ込めるものだ。

いきなり、玲二は、江連の友人に告白される。
変わりすぎているよ。
この展開。ゲームの世界みたいな変化。

でも、玲二の生まれ故郷の街に帰っていない。

玲二、いきなりねらわれる。なぜ?
インフェルノの追手。抜け忍カムイみたい。

藤枝美緒の親は、ごどう組が親。こんなところで繋がっている。
江連は、サイスから聞いた。
サイスは、ゴトウの弱みを握るために情報集め。

逃げる用意をするはめに。


学校からの帰りに、玲二、キャルに与えた懐中時計の音を
聞かされる。
3083237
なぜだ、どうして。こんな場所にいる。
3083238
本当におまえなのか。生きていたのか?キャル。
・・・急に成長するなんて、漫画だよなあ。サイス、マジック

アインとキャルの対決?


OP/EDが変わるなぜにこんなところで?
第三部始まる!!

-----------------------------------------------------

2年が経って(Two years later ---)

高校?

2-Cの教室。
玲二、居眠り。惰眠をむさぼっている。
拳で起こされる。玲二、抗議。
「くう。ああ」
「いつまで寝ているの!放課後だよ。」
「なんだよ。起こすにしてももうすこしやり方があるだろう。」
女生徒が寄ってくる。
「なんだよ?実は、ちょっと相談にのれ。」
「それが人にものを頼む態度か。」
「いいんじゃない。あんたにとっていい話なんだから。
 なに。その懐疑的な視線は!」
「どんな話か聞かせろ。」
「それには、まず屋上にきてほしいのよねえ。」
「ああ」玲二、唖然」

この後のはじまりが、
江連がゲームをしていた後で、寝ていたという。
・・・これはあり得ない。

「なんだよ。こんな所まで、連れてきて。
 用件はなんなんだ。」
「いひ。いいからいいから。」
玲二、屋上に行くと、女性が待っていた。
「はあ。あ」
「な」
「いひ」
「ああ」
「えっと。君。隣のクラスの。」
「あの早苗。やっぱりわたし。」
「ああ。ああ。聞こえない。聞こえない。いひ。じゃあ、さようなら
 お、ほほほ」
「ああ」
「君、江連の友達だったよね。藤原さんだっけ。」
「藤枝です。藤枝美緒といいます。」
「早苗とも知り合いだったんだ。」
「はい。そのう。一年生のときに同じクラスで。」彼女は頬を赤らめる。
「へえー。ところで俺に何か用。」
「あの。その。実は聞きたいことが。」
「なにか。江連のことで相談があるとか。」
「いえ、違うんです。あの、伺いたいのは、玲二さんの事なんです。」
「ううん。」
「玲二さん。今、好きな人っていますか。」
「はああ」動揺する玲二。
「でも、わたしなんかじゃあだめですよね。」
「ああ。それって。つまり。あの。その」
「美緒。」
「ああ」
3083225
「あ、江連。」
「兄さん。どうしたの?こんなところで。」うつむきから、笑顔で。
「誰と話しているかと思えば。兄さん、美緒と知り合いだったの?」

「いや、ああ。おまこそ、なんでここに。」
3083226
「美緒を探していたのよ。金子屋のワッフルが食べたくなったから。
 美緒もどうかなって思って。ねえ、いかない。」
「わたし。今日はちょっと用事あるから。じゃあ。」
「お。ああ」
玲二と江連が2人きりになる。
「お邪魔しちゃたかな。」
「かなりな。」
「ないかあったの?」
「告られた。」
3083227
「はあ?」耳近づける。
「だから。藤原さんに。」
「藤枝。って本当に美緒から告白されたの?」
「ああ。まあ。」
「ああ。美緒物好き。」
「どういう意味だ。」
「で、なんて返事したの。」
「する前におまえが来たんだよ。それで。」
「追いかけて。」江連。
「え」
「美緒、返事を聞きたがっていると思うの。
 邪魔したわたしが言うのもなんだけど。
 ほうって置いていい訳がないでしょう。」
「でも、なんて返事をすれば。
 それは自分で考えてよ。」
「だから。いいからいって。」
「ああ」
江連、1人屋上に残る。

玲二、教室をのぞき込む。
「せっかく骨を折ってお膳立てしてあげたっていうのに。
 どうしてそう要領がわるいの。」
「ごめん」
「打ち合わせ通りにやりゃあよかったのよ。」 
「好きです。彼氏になりなさい。って。
 ふたこと。後は首しめてでもうなずかせて、おいまい。」
・・・それはあんたの方法でしょう。
「所要時間5秒。電撃作戦なのよ。告白は。
 なに、もたもたしているわけ。」
「でも、わたし。ああ、やっぱりだめ。」
「ああ。学園生活最後の春なのよお。棒にふるつもり」
・・・三年生なのか?
玲二「早苗」
「あ」
「ちょうど、よかったわ。これからあんたを探しに行こうかと
 思っていたのよ。」
「見つかって、よかったな。藤枝さんと話があるんだ。
 とっとと消えてくれ。」
「へ」2人
「あ、あらあ。そう。
 それじゃあ旦那。仰せの通りわたしはドロンと消えてしまい
 ますんで。後はよしなに。いひひひ。」
・・・この声、ひょっとして、大正野球少女?の誰かの声。

「あ、なにやってるの。早苗。」
「まあまあ。おほほほ。」

「藤枝さん。あの」
「はい」席から立ち上がる彼女
「さっきの返事なんだけど。いきなりだったんで、なんていうか。
 のぞくな。」
早苗たちがのぞいている。
「はい」

「ああ、だからさあ。」
「はい。」
「その」
「はい」


買い物をして2人で帰る。玲二と江連。
「それで、なんて返事したの?」
「とりあえず。友達からっていうことで。」
「なんて、ありきたりな返事。
 センスのかけらもなしね。」
「ほっとけよ。」
「で。友達とはなんか約束したの?」
「あした、街に行こうってことに。」
「兄さん。」
「なんだよ。」
「しっかり、エスコートしてね。美緒はわたしの友達。
 恥をかかせるようなマネをしたら、バーン。」
手拳銃でうつふりをする。
「あ、ぶっそうだろう。」
「応援もしている。美緒はいい子よ。」
「ああ。すこし話しただけで、わらるよ。」
「うん。」
「なんで、臨時の小遣いを。」
「今月分は渡しましたあ。」
「ええ」
・・・たわいもない会話。

美緒の家。
「おお。そうかね。そうかね。
 さっそくデートの約束をとりつけるとわあ。」
「奥手の美緒にしては大戦果。」
「やったね。」

「なーに。話しているの?」

「ああ。おばさん。お邪魔しています。」
「してまーす。」
「はい。されてます。」
「は。おばさん。大事件。ビックニュースですよ。」
「え、なになに。あした美緒が。」
「あー」ぬいぐるみで早苗の口をふさぐ美緒。
「ダメだってば。」
「さては。デートね。」
・・・クロウディアの声優がはなしているのかなあ
「え、なんでわかるの?」


次の日?
「お弁当持った。」
「う、大丈夫。じゃあ。行ってくる。」
「ちょっと待って。よし。これで40点。」
「低いよ。」
「昨日教えたこと、復習して。」
「君が好きだ。君を愛している。お金じゃあないだ。」
「ふ。どこのホストよ。」


駅にて電車で街にでていく2人。
買い物。見て回る。
美術館。
公園で犬。
公園でお弁当をだべる。
「ごちそう様でした。とてもおいしかったです。」
「本当だったら、レストランとかに誘うだけど。」
「江連と2人ぐらしなんですよね。」
「親父とお袋は事故でね。」
「ああ、ごめんなさい。別にいいって。
 ガキのことだから、もうふっきれている。」
「強いんですね。わたしも母と2人暮らしなんです。
 でも。仕事で忙しそうにしている母を見ると、
 お父さんがいてくれればって、そう思ってしまって。」
「お母さんを支えてあげないとね。
 男手が必要なときは手伝うからさ」
「はい。お願いします。」
「えーと。次は。」早苗の予定メモを見る玲二。
「なんですか。それ。」
「え」
「それえ、早苗の文字じゃあ。
 口では言えない場所に行け。
 玲二さん。口では言えない場所ってなんですか。
「ええ」

早苗との会話
「大人の階段登って、もう君はシンデレラよ。」
「男だよ。」
「この早苗ちゃんが、作った予定表をクリアすれば、
 今日のデートは完璧!!」
3083234
「早苗の奴。あ」
美緒が玲二を見ている。
笑顔で美緒を見る。美緒も笑顔で返す。
バイクの音が聞こえる。
「あ」

「女性のかたですよね。すごいですよね。
 あんな大きなオートバイを。」
「あんなすごいバイク。万年貧乏な俺には。」
赤外線が玲二に襲いかかる。
玲二「あ」
キーホルダーが落ちる。
「あれ、いつのまに。」
玲二、立ち上がる。
女性がなにやらした気配。
玲二、バイクの女性を見つめる。
バイクの女性はいってしまう。
「玲二さん。。」
玲二。。。サイレンサーで押さえられた。
     9mmパラメラル弾の発射をか。
     俺を夢から呼び覚ました。

教会
江連は祈っている。なにを。
そこへ玲二が入ってくる。
玲二は江連を見ている
玲二
。。。陸路で、メキシコからペルー。パラオ経由でフィリピンへ
   そして、日本に来て、半年。
   俺たちはここで、この土地で、過去を忘れいきてゆくはず
   だった。

江連「ここは、あなたの故郷。この国に来てからあなたは。
    本当に変わった。見ていてわかった。
    あなたのこころがどんどん裸になってゆくのが。
    きっとそういうものなんでしょうね。
    ふるさとって。」
玲二「だが。これまでだ。追っ手が来た。」
「インフェルノ。」
「わからない。だが。無言の警告を受けた。」
「そう、夢から覚めるときが来たのね。
 できることなら、あなたはいつまでも夢の中にいて欲しかった。
 昔の事など忘れて。」
「君は。」
「わたしは、こっかいがまだだから。」
「こっかい?」
「誰に懺悔するんだ?」
「神様に直接。いつかは、あえるはずだから。」
「江連」
「ついに、インフェルノが来てしまったのね。
 そうしたくはなかったけれども、藤枝さんの気持ちを
 利用させてもらうわ。」
「藤枝さんの気持ち?」
「どういうことだ。江連。」


学校にて
江連「藤枝さんの両親は、彼女がうまれてすぐに。」
玲二「ああ、それは彼女から聞いた。」
「父親は疾走して行方不明。そう、美緒は教えられて育ち。
 未だにその嘘を信じている。」
「嘘」
「彼女の父親はね、新聞に載るほどの、大物よ。」
「誰なんだ。」
「ごどうかいてん。広域暴力団ごどう組組長。」
「ゴドウ組!」
「そう。藤枝は、母方の旧姓よ。」
「あのゴドウ組。そのことを彼女は。」
「知らないわ。
 ゴドウ組内部でも、一握りの人間しか知らされいない。
 ゴトウカイテンは、別れた妻と娘を権力闘争から守るために。」
「あ、じゃあ。美緒は、ゴドウダイスケと。」
「ええ、腹違いの妹よ。」
「ゴドウカイテンは、絶対に娘を暴力沙汰に巻き込むことを
 許さない。なのに表だって彼女を守ることもできない。
 美緒は、ゴドウカイテンの最大の弱点なのよ。」
「どうして君がそんな情報を。」
「サイス・マスターに聞いたわ。」
「サイス・マスター?」
「もう随分前の話だけど。マスターがインフェルノから逃げた後。
 この日本に身を隠していたことは、以前にも話したわよね。」
「ああ」
「あのころ、マスターはゴドウ組を徹底的に調査したのよ。
 マスターもいざというときには、弱みにつけこむつもりで
 いたから。」
「弱み?まさか、江連。藤枝さんをネタにゴドウ組を。」
「万が一の時の切り札にはなる。
 今、ゴドウ組の事件を握っている若頭は、志賀透。
 インフェルノの一員よ。」
「あ」
玲二、志賀を思い出す。
「あ」
江連、玲二を見る。
「これで事情はわかったわね。」
「あ」
「あなたの前に現れたのが、インフェルノであったとしても、
 美緒の身柄を押さえておけば。」
「なぜ。黙っていた。」
「そうね。事前に話しておくべきだった。」彼女の顔は晴れている。
 美緒があなたに好意をいだくとわかっていたら。
 こんなにも早く追っ手が来るとわかっていたら。」


玲二と江連の家
高校生の勉強部屋。
玲二「あ」
江連、その玲二を見て「あ」
玲二は外を見つめる。
そこによってゆく江連。
玲二「意外ともたなかたなあ。この暮らしも。」
江連「逃げる支度もしておかないと。」
「ああ。そうだなあ。逃げないとな。」
「無理しないで、こんな時になら、泣いていい。
 今のあなたなら、昔みたいに。」
「そんなのは、勝手すぎる。
 このぐらい覚悟していて、当然だ。
 俺たちは追われる身なんだから。」
「いいえ。あなたは忘れていた。
 でも、それで、よかったの。
 わたしだって、それでうれしかった。」
「江連」
「この半年。あなたの笑顔も。夜寝るときの顔も。
 本当にしあわせそうだった。
 それを見ているだけで、わたしもしあわせになれた。
 うまれ故郷というものが、こんなにもひとを癒してくれるのなら。
 あたしだって、いつかは。
 そう、思って夢を見られた。」
「あ」
3083235
「だって、あなたは約束してくれたもの。
 いつかは、わたしにも故郷を見つけてくれるって。」
3083236
江連、後ろから玲二に抱きつく。
「今までのあなたのしあわせが、嘘であって欲しくない。
 また、いつか戻ればいい。
 あたしたちが出て行ったも、この国がなくなるわけじゃない。
 いつかきっともう一度帰ってこれる日が来るわ。
 本当の意味で普通の暮らしを取り戻せる日が。
 今は、まだそのときじゃないというだけ。」
引き出しに拳銃が入っている。


次の朝。電車、学校
「なにー。玲二の奴。デートの途中で帰っただと。」
美緒「デートでないから。それに、玲二さん、急用ができたからて
   いっていたから。」
「青春を謳歌する若者にとって、恋愛以上に大切なものなど
 ありはしません。」
「こ。声が大きいって。」
「もう、せっかく予定表まで組んであげたっていうのに。」
「それはいらないお世話かも。」
「残念だったね。」
「ううん。まあね。」
「おお。まあね。お。うわさをすれば、ばくれの張本人が。」
早苗が、玲二に走り寄る。
「ああ」

玲二「あ」
早苗、玲二に鞄をぶつけようとする。
それに感づいて玲二は、腕をつかんで回避する。
美緒「はあ」
「あ」


江連は、教会にいく。そして、お祈りをする。


早苗「ちょっと。ちょっと、いたいでば。」
玲二「早苗」
「ああ」
「早苗たら、もう。玲二さん、昨日は楽しかったです。」
「ああ、おれも。」
「急用は、大丈夫でしたか?」
「うん。大丈夫。」
早苗「わたしの攻撃をよけるとは、なかなかやるじゃない。
   わたしの次に。」
玲二「江連に用があるから。お先に。じゃあ。」
玲二去ってゆく。
早苗「なぬ。彼女を置いてどこ行こうっていうてんだよ。いひ。
   あー。気悪くしたあ。」
美緒「なんだが違うの。」
早苗「え」
美緒「玲二さんの雰囲気が。いつもと。」
早苗「ああ」


玲二、走っている。バイクの女生とすれ違う。
玲二「ああ」
振り返る。
バイクの女性は、懐中時計を開く。
玲二がキャルに与えた懐中時計?そのオルゴールが鳴る。
玲二、驚く。


江連は。教会で祈っている。


バイクの女性は、バイクから降りる。
玲二「ああ」
玲二のアップ。
バイクの女性が、メットを外す。
その顔を見る玲二。
彼女は、手に懐中時計を持っている。
3083237
玲二。。。なぜだ。どうして、こんな場所にいる。
     いや、それよりも本当におまえなのか。
     生きていたのか。キャル。
3083238
キャルの面影をもって、成長している。それも大人の女性に??

・・・えー、そんな2年でそこまで、おおきくなるものか。
   身長も大きいし、胸もでかくなっている。ありえない。
   薬師寺涼子の事件簿の成長促進剤ならともかく。

Phantom #19 約束  の感想 [Phantom]

キャルの場合。今まででの一連の出来事。
・・・キャルの今までの総集編か?
しかし、実際は生きていた。
3068547
現場にいく、キャル。
そこにくる人形遣いサイス、なにをする。
3068548
「そうとも。やつは嘘つきだ。
 ずっと騙されていたんだよ。君は。」
・・・キャルを自分の人形に使うつもりか?
   玲二とエレンにオイタをするための駒にする?

現実と事実は、他人に操作される。・・・エヴァ???と同じ。
なにが正しいか人にはわかない。
自分で何が正しいかを判断することを難しい。
でも、他人の意図を外れたところに自分だけの真実がある。

サイスは、人をたぶらかす存在。情報隠匿・操作の達人。
俗に言うと傲慢なルシーファのような存在、最後に本来の姿を
現したり。
この国にもいるよねそんな連中が、トップにいるよね。
ある国の利益のために、情報統制?・・・フィクションです。
でも真実は、誰にも見えないようになっている。

-----------------------------------------------------

キャル「お客におぶれたからって、飲み過ぎたらダメじゃないの。
いっつも、あたしが迎えに行くんだから。」
ジュディ「うん。感謝してます。良くできた妹がいて。」
「うん。もう。」
なんだかさわがしい。
銃に撃たれるやくざ。
それを目撃するジュディとキャル。
2人は、その場を逃げる。
銃殺が始まっている。
その流れ玉?がジュディに当たる?・・・誰の?
キャル「え、ジュディ」

車の中には、取引のお金がある。

キャル「ジュディ・・・」

ジュディをともらって、服をかぶせるキャル。
「どうして。どうしてよぉー。」
声が街に響く。


朝、玲二が、殺人現場に花を持って現れる。
キャルは、ジュデイが殺された場所で祈りをあげている。
それを見る玲二。
キャル、振り返る。「あ」
「ジュディ・ディペンスが死んだのはここかい。」
「あんたは?」


玲二のアジト
玲二とキャル。
キャル「みんな、あんたのこと、ファントムって呼んでいたね。
ジュディの仲間から聞いてしっているよ。
アメリカ中のギャングを殺し回っているって。
あなた、本物の殺し屋なの?殺し屋なのね?
殺し屋ファントム。」
玲二「ああ、そうだ。」
キャル、走っていって、荷物を持ってくる
玲二「キャル。」
鞄の中には、札束が。
玲二「うわああ。」
キャル「お願い。おれで、全部殺して。
 夕べあの路地に来た奴。あそこで銃を撃った奴。
 この金を受け取るやつだった奴。」

・・・これが、”約束”!!

玲二「ああ」
キャル「ジュディを死なせたヤツらは、全部1人残らず
 殺して。」
玲二「う」
キャル「やってくれる?」

・・・ああ、玲二と、エレンも含まれるじゃないか?


キャル、ジュディとの写真を見ている。
「ジュディ。あたし、あのファントムと知り合いになれたよ。
きっと、玲二がジュディの仇をうってくれる。
あの500万ドルで。」


ハンバーガーで作ったシチュウー
玲二「キャル」
キャル「はああ。」
玲二「はっきり言うが、500万ドルでは足りない。」
「うう、そう。」
玲二「だが、不足分は微々たるもんだ。
   おまえにも稼げる。
キャル「なにをすればいいの?」
玲二「しばらく俺の助手をやれ。」
机に手をやってキャル「すごい。」
「あ」
キャル「あんね」
「う」
「玲二の助手ってことはさあ。
 ジュディの仇を討つとき、そばで見届けられるだよね。」
玲二「その前に手に入れなければ、ならないものがある。」


玲二とキャルは、アウトレットモールにいく。
服を選ぶキャル。
玲二「決まったのか?」
キャル「ううん、待って。うう。」
「ああ」
キャル、服を物色する。
玲二「一番欲しいのを選べばいいじゃないか。」
キャル「ここにある服、全部同じくらいほしいんだもの。
 どれか一つ選んだら、残りは諦めなきゃならないわけじゃん。」
玲二「う。あ」そうかと。
キャル、嫌みに見える玲二の顔。
玲二「大丈夫一生に一度の買い物じゃない。
   欲しいものが、あれば連れてきてやる。」
キャル「ほんとう?」
玲二「ああ。だから、今着たい服を選べばいい。」
キャル「ううん。えーと。」


服を買ってもらってはしゃぐキャル。
キャル「ね。ね。かわいい。似合っている。」
玲二「ああ、すごく。似合っている。」
キャル「こんなに軽くてさらさらの服初めて。うふふう」


玲二が変えるとキャルが掃除をしている。
キャル「ああ」
キャル「ちょっと待ていてね。ここ片づいたらご飯にするから。」
玲二「なんで掃除なんか?」
キャル「すごく汚いからと。」指さすキャル。
玲二「ああ」
3068545
キャル「ま、仕方ないか。自分の部屋を掃除する殺し屋って、
    なんかしまらないもんね。」
笑顔で玲二、話しかけるキャル。
「こういうことは、助手のわたしに任せて。」
「ああ。たのむ。」
トイレが少女趣味に変わっている。
キャル「500万ドルの不足分しっかり役にたたなきゃね。」
玲二「ああ」・・・まあ、わるくないか。


夜、ふたり飲み物をとる。
キャル「ねえ。玲二。家族とかいる。」
玲二「家族!天国だ!」
「そうか」
「ああ」
「あたしといっしょだね。」
「ご両親は?もう。」
「しらない。あたし、最低最悪のくそおやじから逃げて来たから。
 それをジュディがひろってくれたの。
 じゃなかったら、あたし。今頃死んでいたよ。」
「だから、姉妹か。」
「そう。たった1人の家族。でも、そのジュディが死んで。
 へへへ。ごめんね。」
「いや。」
「ジュディが死んで、あたしどうしたらいいんだろう。
 どこにいけば、いいの?
 なにをすればいい。
 なんにもわかんないよ。」
玲二「おれも、わからなかったあ。」
「へえ。」
「死に方にだっていろいろある。」


街を歩いて、狙撃ポイントを探す2人。
キャルは、露天で懐中時計を見ている。
「ああ」
それを玲二が後ろから見つける。
玲二「キャル」


ビルの屋上
玲二「キャル。手をだして」
キャル「え。なに。」
玲二から、さきほどの懐中時計を手渡しされる。
玲二「今日の報酬だ。」
キャルはふたをあけると、欲しかった時計が。
キャル「あれ。ああ」うれしがる「ありがとう。玲二。」
玲二、キャルを優しく見る。
キャル「大事にする。大事にするね。ずっと。」
玲二の目が目標に厳しく向かう。


ここで、人形師サイス
「全ての役者はそろった。
 こざかしくもわたしを利用し、今再び策謀を巡らしている
 クロウディア。
 彼女と一緒にインフェルノに食い込もうとしている
 ゴドウダイスケ。
 その陰謀に気づき力ずくで阻止せんともくろむ
 ワイズメル。
 そして、あたらしい役者まで。
 最高の舞台にして見せよう。
 さあ、これからいそがしくなるぞ。アイン」

壊れた人形のようなアイン。
アインの目がすこし柔らかくなる、」


ゴドウの泊まっているホテル。
ひげそりに手が伸びる玲二。
ポン
エレベータの音が鳴る。
玲二、走る。
エレベータに乗るアイン。
それをすがりつく玲二「あ」
間に合うが、すでにしまってきている。
エレベータには、アインらしき女が乗っている。
銃を向ける玲二「あ」
撃たずじまい。


キャル、ビルから見ている。時間が流れている。
キャル「もしかして、そいつはジュディの仇。」
玲二「おそらく。そうだ。少なくとも、その一味だろう。」
キャル「あたしも。立ち会わせて。」
玲二「ああ」

問題の日
狙撃手が現れるのを待って観察しているキャル。
玲二は、狙撃の準備をしている。
キャル「ああ、いた。」
銃を構えている人影。
キャル「給水塔の向こう側、人がいる。」
玲二「その顔を見せろ。」
キャル「玲二?」
給水塔を射ぬく玲二。
出てきたのは、ワイズメルの部下だった。
狙撃戦になる。
2人が撃った弾が交差する。・・・うん、マトリックスする。
玲二に当たる。
ワイズメルの部下にも。
血が舞う。
もう一つの銃が、会談場所を狙っている。
それが、シーザーの像を破壊する。
動揺するゴドウ。「げええ。」
ワイズメル「ち」
クロウディア「う」

サイス「ふ」玲二が、ゴドウの部下を見ている写真を持っている

リズィが銃を構える。
ゴドウらはすでに舎弟ら銃を構えさせている。
立ち上がるゴドウ。「てめえら。」
クロウディア「いけません。ミスター。ゴドウ。」
リズィの銃を制止させる。
リズィ「う」
ゴドウはそれを見て「ああん?」
クロウディア、リズィから銃を取り上げ、ワイズメルに銃を向け、

撃ち殺す。
ワイズメル「う!」
ゴドウ「おお!」
リズィ「うう」
志賀「のあ。」
ワイズメル「おお。お。
   驚いたぜ。おれは。おれは。おまえと」
ゴドウ「なああ。」


キャル「玲二」
玲二、撃たれて、しゃがみ込む。
キャル「撃たれたの、当たったの?」
玲二「いや、かすっただけだ。ああ」
キャル、泣いている。「玲二のバカ。なんで、あんな無茶するの?


キャルを見て、優しく話す玲二。
玲二「どうしてもあいつの顔を確かめたかったんだ。」
キャル「う。ばかあ。」
玲二「よくやったぞ。観測手。あいつがジュディの仇だ。
 おまえは仇を討ったんだ。」
ジュディ、泣いている。「うん」


アイン、射撃完了。
「任務、完了」
サイス「よろしい。ただちにルートCで離脱。次の指示を待て。」
射撃スタイルのアイン。
「はい。マスター。」
サイス、模様を観察中。


キャル、食事の後始末。
玲二は、銃の掃除。
キャル「ねえ。噂で聞いたんだけど。
  ブラディーズのアイザックが死んだって、本当?」
玲二「ああ」
キャル「じゃあ、終わりなんだ。仇討ち。」
玲二、無反応。
キャル「そうか。あのさあ。どうだった、わたしの殺し屋修行。
 よかったらさあ、これからも他の殺しをさあ手伝おうかあ。」
銃弾を倒す玲二。
玲二「殺しは、もういい。」
キャル「へ?」
玲二「もう、いいんだ。」
キャル「じゃあ、わたしはお払い箱。なのかな?」落ち込むキャル


玲二「だが。」
キャル「うん」
玲二「その料理の腕は、おしいいな。」
キャル「へ?」
玲二「しばらくは、飯炊きメイドだ。」
キャル「本当!やったあメイドだ。一度やってみたかったんだ。
 メイドさんの服ってすっごくかわいいだよねえ。」


掃除をしているキャル。
「うん」
掃除用に服を着ている。「あ」
ジュディとの写真を見る。
「うん」
それを箱にしまうことにするジュディ。
キャル「玲二」
玲二「どうした?」
キャル「あたしね。やっぱし玲二の助手になりたい。」
玲二「キャル。それは。」
キャル「わかっているよ。
   あたしを殺し屋にしたくないっていう玲二の気持ち。
   玲二は殺し屋のつらさを知っているから。」
玲二「キャル、おまえにはどんな道だって開けている。
   なんにでもなれる。
   よりにもよってなんで殺し屋なんかに。」
キャル「玲二は殺し屋が嫌い?」
玲二「ああ」
キャル「じゃあ。自分のことも嫌い?」・・・シンジ?
玲二「ああ、きらいだ。
   人殺しに成りはて。そこから抜け出せない。
   そんな自分が大嫌いだ。」
キャル「でも、玲二。」
玲二「おれは、もう壊れているんだ。
   そんな俺のようになりたいのか!!」キャルに怒りを向ける

キャル「ああ」
玲二「あ」
キャル「ご、ごめん。玲二。あたし。」
去っていくキャル?
玲二「ああ」
シャーワーを浴びているキャル。落ち込んでいるキャル。
玲二が、扉の向こうから話しかける。
「キャル。いいすぎた。すまない。
 だが、本当のことだ。俺のせいで何人死んだかわからない。
 俺さえ、いなければ生きていられた。
 みんな、家族や恋人の元に帰れたんだ。」
キャル「玲二のせいなんかじゃない。
   玲二は、誰かがしなきゃいけないことを引き受けているだけだ

よ。」
玲二「そんなきれい事じゃ。」
キャル「だったら、玲二は人を殺しかったの?
    人を殺したくって、人を撃っていたの?
    人殺しが好きなの?」
玲二「なあ」
キャル「そうじゃないよね。」
玲二、座り込む「だがな。キャル。一度殺してまったら、
   世界の全てが変わる。目に見える景色も、聞こえてくる
   音も、なにもかもが変わる。
   いまのキャルみたいに人をやさしく受け止めることも
   できなくなる。
   そうなてほしくないんだ。
   ここは。おまえにふさわしい場所じゃない。
   俺と同じ世界におまえは来るべきじゃない。」
キャル「でも。玲二が、そこにいるんでしょう。
    あたしも、そこにいけば、玲二とずっと一緒に。」
玲二「キャル」
キャル「離れたくないの。ずっと玲二のそばにいたい。
   玲二の役に立ちたい。」
懐中時計が。。。
キャル「玲二と一緒にいたいの。」
玲二「そうなんだ。おれは。」
涙を流す玲二。
玲二「戻りたかったんだ。
   そうすれば、おまえと。いられると。」
キャル「いいよ。あたしがいくから。玲二の方に行くから。」
玲二「俺がいく。戻らせてくれ。
   キャルのいる世界に。」
キャルの笑顔


玲二・・・キャルは寝ている。
キャル「玲二、そばにいてくれるって。絶対、絶対だからね。」
・・・これも”約束”


玲二、呼び出しに応じる。
見送るキャル。
キャル「こんな時間から仕事だなんて。」
玲二「遅くなるかも知れない。寝てていいぞ。」
キャル「ううん。起きている。
    昼間壊れたビデオデッキをひろってきてね。
    修理できるか試してみたいし。」
玲二「あたしらいのを買えばいい。
   もったいないよ。まだ使えるかも。」
玲二「まだ、使えるか?そうだな。」
キャル、玲二のことばに不安を感じる。
キャル「早く戻ってきてね。」
玲二「ああ」
キャル「約束ね。」
キャルの頭に手をやって笑顔の玲二。「ああ、約束する。」
・・・ここでも約束。
玲二、車で出かける。
キャル「約束だからね。」
キャル、後ろで見送る。


キャル、ビデオデッキを修理できた。
「あったあ。映った。映った。えーと、まだレンタル屋
 やってたっけ。」

3068546
VIDEOレンタル屋
借りて出てくるキャル。


その後に爆発が起こる。目の前の自分たちがいた場所が。
キャル「ええ」
消防車が集まる。
キャル、そこへ向かう。
「玲二。玲二。」
「入っちゃいかん、危険だ。」消防士に止められる。
「だって、玲二が。玲二が。玲二・・・・」


事件場所のアジト
キャル、その場所に戻ってくる。
「玲二」
まるまて、なにかを待ている。
キャル、懐中時計を開く。オルゴールを聴く。
3068547
「帰ってくるよねる。約束だよね。」
雨が降り出す。
でも、そのを離れないキャル。泣き出す。
「嘘つき。離れないっていったのに。
 一緒にいるっていったのに。」

3068548
サイス「そうとも。やつは嘘つきだ。
    ずっと騙されていたんだよ。君は。」
キャル「あんた。誰。」
サイス「うふふ。」


メキシコにて
玲二とエレンはなにも知らずに街から遠ざかっている。
次の街まで歩いて行く。
3068549

Phantom #18 対決  の感想 [Phantom]

インフェルノの追って、クロウディア、リズィに殺され、
玲二は、アインと再会して、サイスから逃げだす?
エレンの約束を守って。
それぞれの終幕を、でもサイスは、まだ幕間かもねと、
どんだけ?なんの劇だ。最後にサイスが殺されるかどうか。

-----------------------------------------------------------

玲二の目の前でアジトが破壊される。
キャルの服が飛ばされてくる

  「こんなさらさらで、軽い服初めて。」

アジトから出てくる敵を銃で射殺する玲二。
アジトは、破壊された。

「キャル」



サイス「以上が、今日まで、クロウディア・マッケネンが巡らせてきた
  陰謀のすべてです。
  わたしを罠にはめ、失脚させ、ファントムとなったツヴァイを
  籠絡し、ワイズメルの権力を簒奪した。
  その手口はさすがというほかありません。」
ワグマイア「リズィ・ガーランドから連絡があった。
  クロウディア・マッケネンは行方をくらました。」
サイス「そうやら、彼女の側には、申し開きはないような。」
ワグマイア「信じがたい話ではあるが。
 サイス・マスター。君の話の裏付けとみていいだろう。」
サイス「う」
ワグマイア「君の提案によれば、クロウディアに荷担したゴドウ組
  とは、協調路線を保つべきだという話だが。」
サイス「確かに、一年前のコカイン強奪事件は、
   インフェルノにとっても手痛い記憶でしょう。
   ですが、今ゴドウ組の取り仕切る極東のマーケットの利潤は
   損出に数倍します。」
「ふん」
「なお加えて、感情論を説くというのであれば、真相をしった時点で
 即座に身内の粛正に踏み切ったミスター志賀の英断をご配慮して
 いただきたい。」
「なるほど。理にかなった提案だ。しかし」
「もちろん。ゴドウ組が要求していたマージンは、今回のペナルティー
 という形で縮小させていただきます。よろしいですね。」
志賀「うん」
ワグマイア「よかろう。ミスター・志賀。
 君の同胞をそそのかしたクロウディア。マッケネンについては、
 もっとも残酷な形での制裁を約束しよう。」
志賀「感謝します。ミスター・マグワイア


クロウディア邸
調べられている


「クロウディアの逃亡先については、今現在調査中ではあるが。
 問題は、ファントムだ。あの男は、どう動くかな。」
サイス「もし、よろしければ、ミスター・マグワイア。
  彼の追跡には、アインを差し向けてもよろしいでしょうか?」
「新旧ファントムの対決か。おもしろい。」


墓に花がたむけられる。

 。。。「ブラディーズの下に収まれと言うのか。
     ふざけるな。ロメロをアイザックに殺されもんだろうが。」
    「今のブラディーズの背後に控えているのは、より新しくて
     強大な組織よ。」
    「それがなんだっていうんだ。」
    「いずれ間違いなく。インフェルノの時代が来るわ。」
    「あんた、そうまでしてのし上がりたいのか。
     弟も敵に身売りしてまで。」
    「わたしは、ロメロが行けなかった場所までたどり着く。
     それがあの子に対して一番のともらいになると信じている。
     こんなところで諦めたくないの。」
    「ちぃ」
    「一緒に来て。リズィ・ガーランド。わたしには、あなたが
     必要なのよ。」
    「確かにわたしは極道だが。外道になるきは、さらさらない。
     損得勘定より、肝心なゆずれねえ仁義ていうものがある。
     あんんたが。そこを踏み越えないと誓うなら。」
    クロウ、リズィを見つめる
    「いいさあ。クロウ。あんたについていってやるよ。」
    「約束するわ。」

現在
リズィ「う、ばかやろう。先走りやがって。」
目に涙
「大馬鹿野郎。」

クロウディア邸を調べているが、なにも出てこない。
「リズィの姉御に連絡しろ。こっちは空振りだってな。」
「見つけたぜ。キー」
「いつ見ても、はくい車だぜ。折角な乗り手ごとものに
 したかったよなあ。」
「ちげえねえ。」
車のキーをいれ、電源をつけると、車が爆発した。


クロウディアは、それを見ている離れた高台で見ている。
「う」


携帯電話がなる。
玲二がくずれている。
クロウディアが玲二に電話をかけている。
しかたなく電話に出る玲二。
「玲二。よかった。」
「あ」
「無事でいるみたいね。
 きっともう大方の事情はつたわているわね。」
「クロウディア。あんた。」
「あなたに対して、弁解はしない。
 わたしは、組織で生き残るために、最善の手をうってきただけ。
 あなたにだって正当な対価を払ってきたはずよ。
 わたしは、まだあきらめるつもりはない。
 まだ、巻き返せるわ。
 玲二、あなたと一緒なら。
 ロスを脱出して、東海岸の組織に合流するの。
 でも、インフェルノの追手から、身を守るには。
 玲二、あなたの助けがいるわ。
 39号線のドライブインで待っている。
 今後こそ、あなたに命を預けるわ。」
電話が切られる。玲二。
「キャル」
玲二、携帯を手から落とす。


アインの傷が二つ。腹と胸。
アインは、自分で鏡で見ている。
胸の傷に手で触れる
サイス「その程度の傷跡は、いつでも消せる。
  だが、あえてわたしは処置を許さなかった。
  なぜだか、わかるか?」
「はい。マスター。」
「その傷の意味することは、なんだ。」
「屈辱と堕落です。」
サイス、面に絵の具で描いている。
「その通り。アイン。かつてわたしの最高傑作だったおまえは、
 あの男によって二度もけがされた。
 今のおまえは完璧さからほど遠い。見るに堪えないくずだ。
 だが、それでも、おまえという残骸を手元に置いた。
 時が来れば。あるいは、再生も可能かとしれないと思ったからだ。
 ツヴァイを殺せ。
 その手で雪辱をはらすのだ。
 おまえが自らを修復し、輝きをより戻すなら、その傷跡も消して
 やろう。
 再びわたしの作品として愛してやろう。」
アイン、服を着て、銃を手に取る。
アイン「感謝します。マスター」
・・・口でもないことをいう。
アイン、出撃する。

「アインは、吾妻玲二に勝てますか?」
サイス「いざとなれば、あれは差し違えても、
    ツヴァイを仕留めるでしょう。
    自らの命を惜しまずに。」
「ほう。使い捨てますか。彼女を。
 アインという秀作を得たことで、わたしの芸術はさらなる高みに
 上り詰めようとしています。
 彼女は記念すべき最初の完成品ではあるが。
 あたしは、記念碑にさほどの価値は認めないので。」
「しかし、大詰めともなれば、
 もっと手堅い方法もあったでしょうに。」
「時に、俳優の演技が、演出を超え。絵筆が思わぬ滑り方をする。
 芸術家と観客を同時に驚かせる。ミューズ神のいたずらです。」

アインが、街を歩いて行く。

「終幕は、悲劇か?喜劇か?
 フィナーレのしこうを運命に委ねるというのは。
 なかなかに胸高鳴るスリルではありませんか。」

・・・そうやって、おまえもだたの俳優になる。



ドライブイン
クロウディアが玲二を待っている。

。。。「彼女の始末は、君には荷が重いのはないのかね。
    リズィ・ガーランド。」
   「なめるんじゃねえよ。あたしを誰だと思っている。」
   「君とクロウディアじゃ、旧知の仲だ。
    情がからだんで、引き金がぶぶかもしれん。」
   「だまりな。くそたれが。」

リズィが、クロウディアのいるところに車で来る。
「う」

クロウディアが、リズィを見ている。
2人、目を合わす。
リズィ、すこし。。。
クロウディア。。。時間にルーズな男は、きらわるわよ。玲二。


玲二は、訓練所に向かっている。
。。。なにもかもここから始まった。


ドライブインでは、クロウディアは?


玲二、中を歩く。
過去を思い出す。
 「ツヴァイ」
 「僕は。僕は。ツヴァイなんて名前じゃあない。」

キャルへの訓練

。。。俺は、俺は。今日までいったいなにを。


海岸通りをドライブするリズィとクロウディア。
クロウ「こうやって、ずっと走り続けたかった。
    だれも追いつけないスピードで。
    なにもかも置き去りにして。」
リズィ「そのうち空にまでとんでいってまうぜ。」
「それこそ、すてきよ。本当の自由だわ。」
「そうまでして、いったいどこまで行く気だったんだ。」
「ゴールなんてないわ。行けるとこまでいくだけ。」
「バカだろう。それ。う。
 いつかは、走りつかれて、止まるんだ。
 そのときに地に足がついてないで、どうするのさ。
 置き去りにしてならないもだって、あったはずだろう。」
リズィ泣いている。
「そうよね。でも、いいの。このスピードで駆け抜けたときだけ
 見える景色があったのよ。」
「うう」
「それを追いかけたかっただけ。」


玲二がいるところへ、アインが、昔の風貌。仮面をかぶって現れる。


クロウディアは、海岸を走る。
リズィは、それを見る。目をそらす。・・・やらないといけないのか。
クロウ、楽しそう。
リズィ、静かに後を追う。
クロウ、膝ついて。「はあ」
リズィ。クロウに後ろから、銃を向ける。
クロウ「最後まで」
「????」
「ごめんね。」
「うう」
リズィ、クロウを撃ち殺す。
クロウのアクセサリーが飛んでいく。


アイン「このまま、なにもしないで死ぬつもり。」
玲二「君が、相手じゃ。悪あがきにしかならばい。」
「困るわ。わたしは、戦って勝利を勝ち取れと、命令された。」
「ただ、一人の最強ファントムの証明を」
玲二は、ひざまついて、死を覚悟している。
アインは、ナイフを手に握っている。
「そう。そういうことなら。付き合うさ。」
玲二もナイフを待つ。
二人、戦う。

玲二。。。強い。今でもまだ君はこんなにも激しくたたけるだけの
     理由を与えられているのか?
     あのサイスから。

アイン、玲二に飛ぶ掛かる。
玲二「エレン」
アイン「え」
玲二もそれに答えて、ナイフを交える。しかし、玲二はすぐにナイフ
を手から落とす。
アイン「あ」
玲二、アインの仮面を取り外す。
玲二に馬乗りになったアインが、ナイフを玲二に振り落とす?
っでも、玲二ののど元で寸止めをする。
仮面が写される。
アイン「なぜ。」
玲二「勝てるわけないのさ。勝ちたいとも思わない。
   もう、いやなんだ。」玲二、目とつむる。
アイン、目が虚ろ。「あ」
アインは、マウントポジション
玲二「君を殺して、この場を逃げ延びて、それでどうする。
   なにが変わる。騙されて、踊らされて、大切なものは
   何一つ守ることができずに。出口なんて、どこにもない。
   こんあ繰り返しは、もういやだ。
   だから、たのむ。今度こそ、終わらせてくれ。君の手で。」
アイン「そう」目に光が戻る。
   「責めないわ。仕方ないと思う。
    わたしだって、きっと耐えられない。」
玲二「でも、きみは、まだ生き延びて戦っている。
   今でも、まだあのサイスのために。」
アイン、ナイフを手からはなす。
アイン「いえ」
いきなり、上半身を見せる。
玲二「う」
胸の傷
アイン「わたしの生きる意味は、これ。」
腹の傷跡を刺す。
玲二「お。ああ」
玲二が、エレンを治療したあと。あのときの回想。
アイン「あなたは、わたしに生き延びろと言った。
    自分の意志で戦うと誓った。
    これは、そのときにあなたが刻んだ印。
    あこがれたのよあたしは。ほんの短い間だったけど。
    あの日のあなたの強さに。」
・・・あはあ、サイスの計算違い。消しちゃえば、よかったかなあ。
アイン「あなたが、誓った言葉の証拠が、この体には残っている。」
アインは、玲二を自分の腹の傷跡に手を導く。
アイン「だから、わたしは命を捨てられなかった。」
玲二「そんなあ。」
アイン「あなたは、もう一人のわたし。」
・・・ラーゼフォン?あなたは。。。
玲二「う」
アイン「わたしの代わりに、あたしの諦めた道を戦いながら、
    あらがいながら進んでくれた。
    だから、わたしは、あなたを夢に見ながら生きてきた。
    今もどこかでもう一人のわたしがつよく自由に生きているって


アインは、玲二に腹の傷跡を触らせる。
アイン「いつだって、この傷がそれを思い出させてくれた。
    でも、こんな痛み。ずっと耐えられるわけがない。
    あなたが諦めるなら、それは誰にも責められない。
    だから」
アイン、ナイフに手を伸ばす。ても、それは玲二に渡す。
玲二に自分の首にナイフをむけ刺せる。
アイン「あの日の誓いを反故にするなら、まずわたしを消して。
    もう、なにもかも終わりにして。」
玲二「そんなことできるわけ。」
アイン「いいのよ。わたしは、マスターの失敗作。
    捨てられるのを待つだけの人形よ。」
・・・ドーレムじゃない!!
玲二「エレン」
アイン「この世界が無限の地獄でないとしたら。
    それはあなたがいきているからよ。」
3042603
玲二「うう」目を細める。
アイン「だから、お願い。わたしを殺して。
    あなたのいない世界にわたしは生き残りたくない。」
玲二「今日まで、俺はどんな約束も守れなかった。
   なにもか失ったと思っていた。」
玲二、そのナイフを自分に向ける。
アイン、涙を流す。
玲二、アインの涙をふく。
アイン「玲二」
玲二「だけど、ここにだま俺の約束が残っているのなら、
   それだけは守りたい。
   きっとされは、俺の最後の。」
アインは、玲二に抱きつく。
玲二「君をサイスから、奪う。」
アイン、泣きじゃくる。


「幕切れはじつに興ざめな形になったようですね。」
サイス「さて、どうでしょうか?」
面を箱にすてるサイス
  「あるいは、これはだま。ただの幕間でしかないかもしれない。」


飛行場
志賀は、飛行機に乗っている。
手に酒を持って
。。。兄貴


リズィは、墓地でクロウディアに花をたむける。


玲二は、食事中。
テーブルには、札たばが。
男が来て、偽造パスポートと交換される。
パスポートには、 メキシコとある。

玲二、エレンの元に行く。
目の前には教会が。。。
キャルに与えた時計のオルゴールが流れる。
2人で教会を見ている。
エレン、玲二を見つめる。
玲二、キャルに懐中時計を与えたときことを思い出す。
。。。「ありがとう。玲二。。大事にする。大事にするね。ずっと」
。。。キャル。キャル、おまえの待っている世界には、もうすこし
   出向けない。まだ、やり残したことが。
アイン「玲二」
玲二「行こう。」
玲二に従って、後をいくアイン。


玲二のアジトの跡
雨が降っている。
なぜか、サラの上に拳銃と懐中時計が無傷で乗っている???
・・・キャルは生きている?

Phantom #17 真相  の感想 [Phantom]

サイスの逆襲、成功。
ピンチ、クロウディアと玲二。
リズィは、クロウを探すが見つからず、すでに捕まったか?
玲二は、キャルの安否不明、アジトが爆破される。
・・・アインは、玲二にしんでほしくないことが、予告で
  それとなく語られる。

どこまでも進む。サイスのシナリオ、自分に都合のいいように
プロジュースする。さあ、ドンデン返しがあるのか?
それとも、サイスのおもわく通りにことが終劇するのか?

--------------------------------------------------------------------

クロウディア邸
彼女は、自分と玲二の2ショット写真を見ている。
そこにグラスの水がしたたる。
「ロメロ」
過去自分の愛した人の死を思い出す。
「連れて行ってあげるは、ロメロ。
 あなたが求めていた場所。
 だれも追いつけない場所に。
 過去を振り払うほどのスピードで」
 その向こう側へ。」


玲二、出かけることに。
キャルが見送りに
「こんな時間から、仕事だなんて。」
「俺の仕事に時間なんて関係ないさ。
 殺し屋なんて、なりたくなくっただろ。」
「そんなことにもん。」
「遅くなるかもしれない。寝てていいぞ。」
「ううん。おきている。昼間壊れたビデオデッキを拾って
 きてね。修理できるか試して見たいし。」
「新しいのを買えばいい。」
「もったいないよ。まだ。使えるかも」
玲二の車に近づく。
玲二。。。まだ使えるか。
「そうだな。」
「早く戻ってきてね。」キャルの心配な顔
「ああ。」
「約束ね。はあ」
「ああ、約束する。」
玲二、出発する。
キャルは、車を見送っている。


車で目的地に向かう玲二
思い出す。
キャル「離れたくない。ずっと、玲二のそばにいたい。
シートに拳銃。
「まだ、戻れるとしたら、潮時だ。」


目的の場所の貨物停留所
玲二は待っている・
「やめるにしても。逃げるにしても。
 どちらにせよ。組織は。」
相手の車が来る。
「遅いぜ。リズィ」
その車の方に向かう玲二。
「リズィ?」
車のフロントライトに照らされる玲二。「うあ」
ごどう「ようし。そのままだ。」
リズィ、後ろ手に銃を向けられて、ゴドウ組の連中の連れられて
貨物の影から出てくる。
「リズィ」
「すまねえ。まじにあたし、あんたの足ひぱってばっかだな。」
ゴドウ「聞いたぜ。坊主。」銃を玲二に向けている。
「おまえさんが、あのファントムだってなあ。」
「うあは。」
「道理でうちの若い衆が、あっさりばらされたわけだ。」
「ええ」
「芝居はいらねえ。こちとら、おまえさんのブロマイドさえ、
 持っているんだ。ほうれ。」
玲二が、あたかも舎弟を殺したかの写真。
「あ、うあ。そんな写真を?だれが。」
玲二が、確認しているときに、誰かが気配。
追いかける玲二。
エレベータに乗るアイン。
それを追う玲二、エレベータの隙間から、アインの姿が見える。
「やつのしわざか。」
ゴドウ「どうだ、ぐぅのねもでないってか。」
「Mr.ゴドウ。誤解だ。その写真は。」
ゴドウ「醜態さらす前に、まあ聞けよ。
 おまえが上の命令でやらかしたことは、先刻承知だ。
 こっちはただ裏が取りてえだけなのさ。」
「あ」
「俺たちを襲ったのは、三回が三回とも、クロウディアの差し金。
 そうだな。」
リズィ「気は確かか。てめらをインフェルノに加えるために、
 クロウディアがどんだけ骨をおったおもってんだよ。」
ゴドウ、写真を落とす。
「忠義心も嫌いじゃねえがな。
 あの女は。おまえらが、そこまで義理立てする女じゃないぜ。
 踊らされてるんだよ。おれらもおまえらも。」
リズィ「ふざけるな!」
「なあ、姉さんよ。」
「う」
「俺たちが、この場所で会うのは、はじめてじゃないだぜ。」
「なに?」
「覚えてねえのかい。あれは、思いで深い夜だったぜ。
 そう。あれから、かれこれ一年になるか。」
玲二「一年」

貨物置き場での襲撃
ゴドウが覆面で襲ってくる。
リズィ「どこの組織が。積み荷が。う」
アインが、仲間を狙い撃ち。
ゴドウ「やったぜ。」
志賀「まだ、早いですぜ。兄貴。」
「いいから、飛ばせ。」
「へい」

玲二「そうか、あんた達だったのか。
 あんた達がサイスと組んで。」
ゴドウ「サイスなんてやつは知らねえよ。
 お膳立てしたのは、クロウディアさ。」
「なああ」玲二、驚く。
「そんな。」リズィ
ゴドウ「へ、トラブル続きで弱り切っていた俺たちに、
 突然、あの女が話を持ってきた。」


スポーツかで乗り付けたあの打ち合わせ
「500キロのコカインを奪わせてやる。
 手はずは整えて、バックアップの人間もつける。
 ついては、一応ロスで一暴れしてみたいかてなあ。」
玲二「なんで。彼女がそんなことを。」
「ゴドウ組は、ほとぼりがさめた頃合いに、
 素知らぬ顔にインフェルノに加盟しろっていう条件だ。
 こっちも、最初はめんくらったが。
 あの女の立場を聞いて、納得できた。
 あいつは、インフェルノの中に自分の後ろ盾になる手段を
 作りたかったのさあ。
 はぐれものでいるかぎり、一生でかい顔はできないからなあ。」
「あ。ああ」
「俺たちが、向かいは他からぶつを仕入れていたって話
 てのはあ。あれは、真っ赤な嘘さあ。
 ゴドウ一家のマーケットは、この一年で俺がおたってたんだよ。
 あんたら拝借したコカインを元手になあ。」
「じゃあ、クロウディアはサイスを。」
「ああん。あの計画でとばっちりを食ったアホがいたなあ。
 こいつのことか。おまえの言ってるサイスってのは。」
「ああ」

玲二、アインの重体を思い出す。
携帯に電話
「僕です。」
「急変よ。サイスが組織を裏切った。」
「あ」
「ファントムを使い。インフェルノの積み荷を襲撃して。」
「あは」
「組織は、全力を挙げて二人を捜索中よ。
 どちらもまだ見つかってないわ。」
「う」

現在「あのとき」

過去
クロウディア「身の潔白を証明し、アインを取り返す方法が。
 あなたなら、わかるでしょう。これの使い方。」
彼女から、銃を渡される。
「うふ」

現在「すべて彼女が絡んでいた。」

過去
玲二は、サイスを殺しに向かう。
そうぜんとするサイス。
それを見ているアイン。
玲二、サイスに銃をむける。
「サイス」叫ぶ玲二。銃をサイスにむけ、撃つ。
サイス、動揺。彼を守るように、アインは、銃弾を受ける。
。。。そのために俺たちは傷ついて、泣いて。

ゴドウ「その様子だと。思い当たるふしがあるようだな。」
リズィ「本当なのかい。ファントム。」
「天下もファントムさんも女の色香にはかなわいと見える。
 だがなあ。この話の筋書きには、まだ続きがあるぜ。
 あの女。最後には、俺と志賀を抜きにして、ゴドウ組と
 繋がるはらだったんだよ。
 口封じに俺たちをばらす一方で。
 どさくさに紛れて、自分のライバルまで消しやがった。
 どこまで、腹黒いんだか知らねえ。」
ゴドウ、玲二に銃を向ける。
「こいつが真相だ。わかるか。
 俺たちあ。あの女にこけにされたんだ。
 もう、インフェルノもなにも知ったことじゃねえ。
 ここまで、なめられて、黙っているゴドウダイスケ
 じゃねんだよ。」
玲二、聞いているだけ。
トリガーに手がかかる。
リズィ「信じねえぞ。あたしやあ。信じねえぞ。
 このうすぎたねえ盗人やろうが。」
ゴドウ、振り返って、リズィに狙いをつける。
「しゃらっぷ」銃を撃つ?
舎弟が殺される。
ゴドウ「あ」まだ、撃っていない。
マシンガンから撃たれた。
玲二、すかさず車の影に隠れる。
ゴドウの舎弟がみんな撃たれる。
リズィも体を低くして防ぐ。
ゴドウ「くそう。どこだ。どこにいやがる。」銃をうつが、むなしい。
ゴドウも撃たれるが、致命傷でない。
・・・計画のどおり?
ゴドウ、倒れる。

玲二「やつだ。」・・・そう、アインです。
リズィ、車を寄せて「乗れ。ファントム。」
「先に行け。」
「ファントム」
玲二は、動き出した貨物列車に乗り移る。
貨物の上に登ろうとしたら、飛ぶ影が目に入る。
「う」
玲二、貨物の屋根に上がる。
振り返って、スナイパーに狙いをつける。
そこには、アイン(エレン)がいる。
玲二「あ
   エ、エレン」
エレンがいる。

「まさか生きて。でも、なぜだ。なぜなんだ。エレン。
 なぜ、きみがこんなことを。」
線路の連結先が変更される。
アイン「エレンなんて呼ばないで。」よそよそしい話し方。
3029881
「あ」
「私は、アイン。今も。昔も。ただのアイン。」
「あ」
「速く逃げなさい。インフェルノが、すぐにあなたを追ってくる。
 こんどこそ徹底的に。」
「インフェルノが?」
貨物の連結が切られる。
玲二「お。あ。うあ」
アインと玲二、離れていく。
「エレン、待ってくれ。」
アインは、先にいってしまう。
・・・お人形さんの彼女。サイスのおもちゃ。
「エレン」手を差し出す。
。。。あたしはアイン。今も。昔も。

玲二の乗っていた貨物が止まる。
玲二、手を差し出したまま、止まっている。
「お。ええ」
銃を手から落としてしまう。
「あいつか!あの男だ。サイス・マスター」


サイス、能面に色を塗っている。
ある男「見事なものです。ゴドウ組。クロウディア・マッケネン。
   そしてインフェルノのアイザック・ワイズメル。
   三つどもえの疑心暗鬼をあおり立て、
   かつて自分を罠にはめた、仇敵達を続々と自滅に
   導いていく。ふ。」
「いいえ。それだけではありません。
 ことの真相は、わたしの手引きによって、インフェルノに
 伝えられました。
 すぐにでも彼らは動き始めるでしょう。」
・・・サイスによって歪められた事実となって、
   見方がかわれば、嘘も本当になる。
   自分が間にはいっていても。


クロウディア邸
勝利で飲んでいる彼女

「裏切り者であるクロウディア・マッケネンとその先兵となった
 ファントムの抹殺。」

玲二は、アジト向かっている。
「組織が、おれを。
 だとすれば。」

アジトでは、キャルが、ビデオデッキを修理している。

「キャル」


ゴドウの回想
雪が降っている。
「そうか。受かったか。入試。よかったな。みよ。」
「すぐにおじさんにも知らせたくって。
 いきなり来て、お仕事の邪魔だった。」
「うう、そんなこと気にしなくてもいい。」
「でも、大変なんでしょう。貿易のお仕事って。」
「ああ。なあ。まあなあ。
 明後日から買い付けで日本から離れる。
 土産、なにがいい。」
「そんな。いいよ、いつも。
 それに、あんまりいろいろもらうとお母さんにばれちゃうし。」
「そうか。それもそうだよなあ。」
彼女は帰っていく。
。。。友達と待ち合わせをしているから。
。。。うんと、羽を伸ばすがいい。またな。
。。。うん。

見送るゴドウに志賀が傘を持って迎え来る。
ゴドウ、たばこを吸う。志賀が火をつける。
ゴドウ「いくら離縁したとは、いえ。
    みおには。俺や組長よ同じ血が。
    ゴトウの鬼の血が流れている。
    もし。底につけ込もうって奴が出てきたら。
    なにも知らないみおは、身を守ることさえできんだろう。


志賀は聞いている。
「立場が変わろうが、名字が変わろうが、あいつは俺の妹だ。
 志賀。今回のヤマはでかい。
 もし。俺が生きて、国に帰れねえようなら。
 そのときは。」
志賀「承知しておりますよ。兄貴。
   みおさんの行く末は、この志賀が責任を持って見届けます。


「すまねえなあ。志賀」


現在、舎弟をやられて、自身も撃たれたゴドウ。
志賀が、ゴドウのもとにやってくる。
・・・きたねえ。
ゴドウ「腹と肩かあ。へ、なんてことねえ。
    この倍以上の鉛玉を喰らって、生き延びたこともある。
    修羅道が、俺の花道よ。」
なんとか、すわるゴトウ。
「よおお」
志賀がそばに依る。
ゴドウ、たばこを吸う。火をつける志賀。
「誰が、残った。」
「全滅です。」
・・・あんたが、いるでしょう。
「ふ、そうか。結局、また俺とおまえだけか。
 いつだって、そうだったなあ。
 どんな修羅場をくぐろうと、おまえはいつも俺といた。
 俺の度胸と、おまえの知恵で、いつでも。
 ふ。」
「そうしやあした。」
「別に。」
「で、それで、クロウディアの方はどうだ。」
「あの女は、インフェルノの方が始末をつけるでしょう。
 それよりも問題は、われわれゴドウ組です。
 あの女の下にした我々を、インフェルノは、ほうっておけません


 戦争になりやす。」
「へ、インフェルノがなんだっていうんだ。
 おれらを騙したつけ、たっぷりと払わしてやる。」
「う」志賀
「こいつらの、ともらい合戦だ。
 なあ、志賀。皆殺しにしてやろうぜ。」
「およびませんよ。それには。」
「ああ」
志賀、ゴドウ兄貴に銃を向ける。
「あ。なあ。」
「後ひとりが死ぬだけでかたがつくんです。
 なにもかも。」
「志賀あ!」
「もうなっちまってから、言っても。
 信じてもらえないでしょうが。兄貴。志賀は心底。
 あんたに惚れてました。」
「志賀あ。
 志賀あ!!」
銃声が鳴る。ゴドウ。死す。
志賀「え」
ゴドウ、倒れる。

ギュゼッペ「造反者を始末したことで、ゴドウ組の誠意は
  証明されました。
  インフェルノには、私が間になって取りなしましょう。」
・・・うそだあ。
  「Mr.志賀。これで、ゴドウ組は安泰です。」
志賀、ギュゼッペに銃を向ける。
「う」
「ギュゼッペ。俺は、あんたを撃ちたくて仕方ない。」
「撃ちますか?わたしを。」
・・・・「う」
撃つのをやめる志賀。・・・あんたは、アホです。
「どうやら、あなたとは話が合いそうだ。いい友人になれそうです

よ。Mr.志賀。」
志賀は、そんな感じではない。

リズィ、クロウディアを探しに、家に行くがいない。
「クロウ。
 どこいいる。クロウ。」

クラスには、ブランディーが残っている。

「どこだよ。どこにいるんだよ。
 いいわけぐらいしろ。クロウディア・マッケネン。」


玲二、車でアジトに向かっている。
アインの言葉が耳に残っている。
「逃げて。玲二。生きて。」
「あ」
・・・あああん、いつ言ったことばだよ。


車を離れたところで止めて、アジトを伺う玲二。
。。。追手は?

アジト内には、ビデオデッキが。。。。
そのまま。

。。。キャル
   キャル


玲二の回想
送った時計を見ているキャル
「よく飽きないなあ。」
「飽きないよ。」
「その曲。そんなに好きか?」
「好きだよ。だって、大好きな人に買ってもらったものだもの。」
「あ」玲二、もててもます。
笑顔で返すキャル。
「なにもないと思っていた。
「お」
「普通の人が当たり前のように思っていることがなくて、
 だから、ずっと手に入らないものだと思っていた。
 ありがとう。玲二。」
「あ」
「ずっと、玲二のそばにいたい。」


玲二、アジトを監視している。
「あ」
アジトに近づく。
手をふところに忍ばせて、近づく玲二。
部屋には、キャルがいる気配がない。
入り口に紙袋が置いてある。・・・時限爆弾。
アジトの部屋には、電気がともっている。
玲二は、近づく。
目の前で、爆発が発生し、吹っ飛ぶ部屋。
唖然とする玲二。
「ああ。ああ。あ、ああ、
 キャル」
涙を流す玲二
「キャル。
 キャルーーーー!」
タグ:真相 Phantom