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屍鬼 最終話  蔡蒐話 の感想 [屍鬼]

夏野が火をつけて、燃やしてしまう外場(卒塔婆)村。
屍鬼達も敏夫達も村人も手の上で踊らされた?もともと焼き討ちをするつもりだった
。。。ああ。はんしんだいしんさいの火災かな。あれも同じかな。
   不自然なものを燃やしてしまった、でもせいしんになにかが
   残っているので。。。おかしなじけんが。
静信、人狼となりて、沙子をつれて、逃げてしまったとさ。


。。。人外は裁くことはできないとさ。精神異常もだね。未成年は違うよね。
   でも人外の方がもっと信仰的ってこと。
(静信)神はいつでも何も言わないものなのだよ。
    そして、神の沈黙と生きること死ぬことは関係がないんだ。
(沙子)室井さん…。
(静信)それだけじゃない。君は世界から孤立したとき、同時に神の範疇からも
    除外されてしまったんだ。君を守るものはない。
    罪をとがめられ、弾劾される資格すらないんだ。
(沙子)ひどいわね。
(静信)にもかかわらず。君は神への信仰と思慕を捨てられずに生き続けてきたん
    だね。
(沙子)悲し過ぎるわ。

----------------------------------------------------------------------------


探している村人。
♪~

日が落ちる。
♪~

飛行機雲

日が落ちて、目覚める沙子。

♪~

(富雄)いたかー?

(武雄)駄目だ! 見えない!
(富雄) そう遠くへは行けねえはずだ!


。。。森の中に逃げ込む沙子。静信を探して。

(沙子)室井さん…!
♪~



♪~
。。。友引。

。。。逃げている辰巳
(急ブレーキの音)

(銃声)

(衝突音)

(銃声)

。。。車がひっくり返る。


待て。待てー!

。。。逃げる辰巳。
   銃で撃たれて、車にもひかれる
(銃声)
(辰巳)うわっ!


。。。森の中を逃げる沙子。


。。。とうの辰巳は車を奪って、また逃げる。
(銃声)

(銃声)
。。。銃で撃たれて。




。。。こける沙子。
あっ!
ハッ。 室井さん…。
。。。静信の血を見て



。。。まだあがく辰巳。めったうちに
(銃声)

(銃声)
(辰巳)うわああああ!!
。。。撃たれて川に落ちる。



。。。走る沙子。
(沙子)嫌よ… 室井さん…。



。。。かおりは、隣町の病院
   そばにいるのは夏野
   溝辺町
   去っていく夏の



。。。隠れている恵。走って逃げる。
(恵)《今度こそ村を出るんだ》
《都会の華やかな暮らしを手に入れるんだ》
《道をふさがれたっていくらでも国道に出る方法はある》
もう… 飼い主はいない。



。。。神社。敏夫、
(宗貴)笈太郎さんが来た。
(宗貴)桐敷のあの辰巳を三之橋で撃ち殺したそうだ。
(敏夫)くいは?
(宗貴)えっ?
(敏夫)くいを打たないと!
血管系の破壊に至っていなければ生きている可能性がある。
(宗貴)ああ。そうか。

(宗秀)大したもんだな。
(敏夫)笈太郎さん!
(笈太郎)うん?
(宗秀)ああ?あれは…。燃えとるぞ。
(宗貴)山入だ。
(敏夫)まずい!
。。。山火事。



。。。嘆願する沙子。横に室井さんがいる。
(沙子)室井さん。駄目!
お願い!死なないで!!
室井さん!お願い!!

(武雄)声がしたぞ!女の子の声だ!

(富雄)やつだ!
(武雄)どこかで追い抜いたんだ。
(武雄)下の方だ!
(富雄)広がって追い詰めよう。やつら夜目が利く。 音が頼りだ。

(足音)

。。。ああと逃げ出す沙子。

(武雄)音がしたぞ。
(富雄)こっちだ!



(宗貴)敏夫!山入には水道がない。停電で井戸のポンプも使えないぞ!
(敏夫)ああ。
乾燥していて風も強い。最悪だ。



。。。恵の逃避行。
(恵)《あと少し…。 あと少しよ》
《国道を渡ってあの向こうの暗闇に飛び込んでしまえば人間たちには見えない。
 国道を渡ってしまえば…》

(恵)見逃してよ。
今までいいことなんか何もなかったんだから。

(男性)お… おい。あれ。
(男性)山入か!?
(男性)ヤバいんじゃないか?

(恵)《今だ!!》
あ?。。。うっすらと夏野の姿が。
結城君!

(男性)誰だ!
(男性)どうした!?
(男性)逃がすな!
(男性)待て!
(男性)どこ行った!?

(恵)大丈夫よ。夜目の利かない人間なんか怖くない。

。。。田んぼをライトアップされる。

(男性)いたぞ!!
(男性)こっちだ!

(恵)嫌!!

(男性)逃がすなー!



。。。山火事の所に
(長谷川)敏夫君。一気に広がった。水も使えない!
(敏夫)ああ…。
(田代)どうする?消火は無理だぞ。
(敏夫)うん。
山入は放棄するしかないな。死体の運搬は中止しよう。残った死体は
火の中に投げ込むんだ。
(田代)ああ。分かった。
(敏夫)風向きが問題か。

(男性)おい。死体は火の中だ!
。。。夏野を見付ける敏夫。。。ひょっとしたら火をつけたのは彼か?
♪~

(敏夫)夏野君…。

。。。夏野は徹と律子を見ている。そして、去ってしまう。
♪~



。。。狩られている恵
   車でひかれて。
(恵)やめて!わたし!
わたし。恵です!清水の!
清水 武雄の娘です!
都会へ行きたいの。
だから、わたし…。
。。。トラクターでひかれて
キャー!
お願い。助けて!。キャー!!
。。。更にひかれて
あぁ… やめて!
知らないの?清水 恵よ!
みんな、笑ってたくせに。
村に不似合いな格好してるって。
(トラクターの走行音)
。。。さらにひかれる恵。 ファッションの街になりたいかんべ。

。。。腕をひかれて。
ああー!! あっあぁぁ!!
うぅぅぅ!!
何でよ!?何で分かんないの!?おかしいのはあんたたちよ!
こんな村で平気で暮らしている!
少しも変わらない!
よそから来た人や珍しいものを変な目で見る!
ダサくてやぼったいのに恥ずかしいと思ってない!
こんな村…。
こんな村、最初っからなければよかったのよ!!
こんな村に生まれてこなければよかった!!こんな村…
こんな村消えてしまえ!!
わたしはいなかったんだ!!
わたしはこんな村に…。
。。。頭をひかれて。
   でも、まだ手が動いている。


(広沢)早く殺してやろう。
こ… こいつ。本当に屍鬼なんだよな?
当たり前だろ。人間だったらとっくに死んでるだろ。
(広沢)心配するな。
俺はこの子の葬式に出てる。

(くいを打つ音)
。。。ジエンド。田舎もの。辺境地人



。。。夏野、辰巳と対決する。
(辰巳)僕はやることがあるんだが。
(夏野)それを邪魔しに来たんだ。



。。。逃げている沙子

(男性)いたかー?

(武雄)いたぞー!!

(男性)あっ!
(武雄)山入か…。 誰か神社に!
(男性)あっ。
ああ。
(富雄)若先生に木を倒すように言うんだ!外場に火が回ったら大変だ!
やつは任せろ!

。。。逃げる沙子。

(富雄)逃がさねえ!

。。。死んだように横になっている静信。



。。。村人を避難させる。

(男性)急げ!ほら!ほら!

(宗秀)若先生。
(敏夫)山入であれだけの火事が起きたら、早晩外部の連中がやって来る。
あの死体の山は言い訳ができない。
死体の処理が最優先だ。

(宗貴)敏夫。女子供だけでも先に避難させたら。
(敏夫)車も人手もいるんだ。
死体を始末して火が北山を越えてくるのを何とか止めなければこれほどの犠牲を
払って村を守った意味がない。
違うか?
(宗貴)ああ…。
(敏夫)ケガ人と子供たちは徒歩で国道の周辺に待機させよう。
(宗秀)分かった。
じゃあ。ドライブインに集めよう。
(宗貴)お願いします。
(敏夫)世話をする者を残して、あとは戻って境内の死体は全て地獄穴に。
それから村中を回って、死体の積み残しはないか。
路上の血痕や押し込んだ跡のカムフラージュもしないと。
(宗貴)それは俺が手配して何とかする。
(敏夫)うん。

(男性)若先生!

(男性)山入が!!
火の勢いが強い!南風で最悪だ。
(敏夫)あとは北山で火の広がりを食い止める!



。。。やりあている夏野と辰巳。
   川へはまる。

(辰巳)なるほど。
少しは血を吸ったようだな。



。。。こけて、隠れる沙子。
(沙子)あっ…!

(武雄)見失った!ゴホゴホ…。
(富雄)大丈夫だ。
さっきまで見えてたんだ。そう遠くへは行けねえ。
ゴホッ… くそぉ!
。。。隠れている沙子。


。。。静信の姿。。。




(辰巳)人狼は屍鬼と違って、一度も死んでいない。
死の淵から死なないまま変容するんだ。
君の父上は死んだと思ったようだね。
わざわざ都会から葬儀社の人を呼んだんだろ。
人狼は屍鬼とは似て非なるもの。
希少な同族に情が湧いてしまったのかもしれない。
殺す判断を誤った。沙子が止めても殺すべきだったよ。
君が千鶴より先に尾崎の若先生に
暗示をかけていたんだろう?
だから千鶴の暗示は効かなかった。

(辰巳)おかげで僕らはこのありさまだ。もう十分だろ?
(夏野)分かってないな。
俺とあんたは違うよ。
(辰巳)フッ。そのようだね!!
。。。蹴り上げる辰巳
♪~


。。。木を切って火を食い止める村人



。。。逃げる沙子。こけて。
あっ!!
♪~
。。。教会へ。



。。。起き上がる静信。眼鏡を取って。
♪~



。。。辰巳になぐられる立つの。
(夏野)うあああああ!!
(辰巳)子供の遊びに付き合ってる暇はないと言ってるんだ。
(夏野)始めたのはあんたたちの方だ。
(辰巳)ハァ…。
。。。あきれ顔の辰巳。夏野を叩く。



(沙子)なぜそんなにわたしを疎むの?
なぜ…。
あのときなぜ黙っていたの?
あのときなぜ罪から遠ざけようとしてくれなかったの?
わたしは望んで敵になったわけじゃない!
それなのに許しを施してくれようともしない!
どうしてなの!?

(扉を壊す音)

。。。入ってくる富雄(ジェイソン)

(富雄)こんな所に逃げ込むとは。
とうとう観念したのかい。お嬢ちゃん。
ゴホッ…。
何を怖がってる?
散々 村の者を殺したやつが!

ああ。



。。。夏野をしめる辰巳
(辰巳)分からないな。そこまで人の味方をしたところで何の意味がある?
誰も受け入れてはくれないぞ。いつ血を吸われるか分からないやつを仲間に
加えると思っているのか?
。。。たちあがる夏野。
(夏野)俺がいつ人に味方してると言った?
俺はただあんたらが気に食わないだけだ。
??と辰巳


。。。逃げている沙子。
嫌ぁ!

(富雄)うおおおおお!!
。。。木槌をなげて、たたきのめす富雄
(沙子)うあっ…!!

。。。足をつかんでひっぱる富雄
(沙子)あーっ!!
(富雄)捕まえたぞ。ガキ!!
(沙子の悲鳴)
。。。宙づりに。




。。。木を切って。
(田代)敏夫!もう無理だ!
(長谷川)何してる!?逃げろ!
。。。やけになって木を切っている敏夫・。
(敏夫)ぬおー!!
(田代)敏夫!敏夫!
(敏夫)うおおおおお!!
ぬあーっ!!うっ!!
(田代)敏夫!!




(男性)火が北山を越えてるぞ!
(男性)このままじゃ…。
(宗貴)外場が燃える。


。。。屍鬼を疑獄谷に落とす
(宗秀)これは…。

(宗秀)片付け終わる前に火が来てしまう…。



。。。富雄が沙子を
(沙子)あぁぁぁ…。 あー!!
。。。最期の抵抗を
   首を絞める富雄
(沙子)ああっ!。あっ。あっ…。
(富雄)いいかげんで覚悟しな。
(沙子)や… やめて!お願い!!
(富雄)ああ!?それはないだろう。人殺しのお嬢ちゃん。
世の中にはやっていいことと悪いことがあるんだ!!



。。。立ち上がる夏野
(夏野)自分たちの都合で人を襲っておいて。起き上がれば勝手に仲間扱いをする。
(辰巳)やっ。それが気に入らないか?
。。。おそっていく夏野。やっつける辰巳
(辰巳)君は分かってないな!
(夏野)冗談じゃない!!
。。。穴に落ちる2人。



。。。富雄、沙子に村の掟を語る。ばんたん?ひめじ?
(富雄)いいか。世の中には昔から誰が決めたわけでもないルールってもんがあるん

だ。
そんなにややこしいもんじゃねえ。
よそ者は周りにあいさつして村になじんでいく。そんなもんだ。
若いやつは年寄りより先に死ぬはずがねえ。
それが外場みてぇにちっちゃな村を守ってきた大事なもんだ!
お前はそいつをずたずたにした。ルール破りは地獄へ帰んな!
。。。杭を持ち出す富雄
二度と起き上がってくるんじゃねえ!!
。。。杭を振り上げる

。。。なにかがおこって。
(富雄)うん?

。。。肩から血を吹き出す富雄。振り返る。

(沙子)ハッ…。



。。。穴の中の辰巳と夏野
(辰巳)ああ。なるほど。君は初めからこうするつもりだったのか。
だがこのくらいじゃ。人狼は死なないんだよ。
(夏野。)不便だよな。
。。。ダイナマイトを取り出して点火をする。上を見る辰巳。

(辰巳)ふう。君は死ぬのは怖くないのかい?
(夏野)俺はもうとっくに死んでる。
。。。
(爆発音)
。。。ジエンド。



。。。
(沙子)ハッ。室井さん…。う。
。。。鉈を落とす静信・
(静信)ここはもう焼け落ちてしまう。急ごう。
(沙子)ここにいるわ。
(静信)沙子。
室井さんもここにいて。

。。。沙子に手をかける静信
(沙子)やっと…。
自分を捨て去る決心がついたの。
神に見放された者は生きているべきではないのよ。
(静信)沙子。僕はこうなって初めて分かったよ。
(沙子)うん
(静信)神はいつでも何も言わないものなのだよ。
そして、神の沈黙と生きること死ぬことは関係がないんだ。
(沙子)室井さん…。
(静信)それだけじゃない。君は世界から孤立したとき、同時に神の範疇からも
除外されてしまったんだ。君を守るものはない。
罪をとがめられ、弾劾される資格すらないんだ。
(沙子)ひどいわね。
(静信)にもかかわらず。君は神への信仰と思慕を捨てられずに生き続けてきたんだ

ね。
。。。やけおちる教会
(沙子)悲し過ぎるわ。



(敏夫)駄目だ。
もう溝辺町でもあの火は見えるだろう。じき消防車が駆け付けてくる。
こうなったらもう火勢に任せるしかない。
結局、村は滅びるってわけだ。
負けたのか俺は。
勝ち負けなんですか?
誰に対する…?
(敏夫)さあ…誰だろう。

(敏夫)俺がやったことは悪あがきにすぎなかったのかもしれんな…。
♪~

萌える寺。
病院
そして、桐敷の。。。屋敷。正志郎。。。火の中へ
燃える敷達の遺骸
。。。跡形もなく燃えてしまう?
♪~

(消防車のサイレン)

。。。病院の2人。
(昭)姉ちゃん!外場が燃えてる!!

(消防車のサイレン)

。。。かおる、ちらとみる。
♪~

。。。消防車が外場村に向う。

   それとすれ違う静信。棺らしきものを乗せて、車で村を後にする。

・・・逃げましたね。
   後腐れなし?
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屍鬼 第21話  第腐汰悼と悲屠話 の感想 [屍鬼]

あっという間に狩られてしまう屍鬼。

静信、沙子を落ち着かせて眠らせる。自分がなんで自殺をしようとしたのか?
それであの兄弟の話を。。。実は一人しかしいなかった?
演じていた一人二役。
自分も演じることに絶望を。。。御院の父も。
。。。ペルソナですか。なんかと一緒だよね。仮面を被ること。いろいろな?
   出来ない者は、疲れて死にたがり屋になる?

最後の抵抗も。。。日が昇るまでには。。。前回の銃をもっていった原因?
正志郎のみょうな行動?どうでもよくなった。

やすよ、いってしまう。山入に起きあがりが隠れていることを。
最後の砦も狩られて。。。後は?桐敷の連中はと。
地下室のがあることが気づかれる。
逃げ出す静信。沙子を隠して。辰巳がおとりになって。
逃げても追われる静信。寺の人を犠牲にしながら、山に逃げ込む。
。。。どこまでも沙子をかばう静信。なにに義務を?

----------------------------------------------------------------------------

。。。たたずんでいる敏夫。村人が屍鬼を狩るのを見ている。


(正志郎)屍鬼になりたいんですよ。


。。。逃げる正雄
(正雄)冗談じゃないよ!


。。。やすよ。徹に感謝する。
(やすよ)律ちゃんに親切にしてくれてありがとうね。


。。。敏夫に銃を向ける村人を
(富雄)協力者ですよ。


トラックのバックする音)
。。。屍鬼の遺骸を運ぶ車。屍鬼を車から降ろす。

(智寿子)わたしが。
(女性)智寿子ちゃん。まだまだ元気あるわね。やっぱり若いっていいわ。
(智寿子)若いなんて。わたし家でお米の配達手伝ってたし。
重いものに慣れてるだけです。もうオバサンです。
(女性)あら。やだ。智寿子ちゃん、オバサンだったら。
わたしたちどうなっちゃうのよ。
(女性)わたしはまだオバサンかしら。
(女性)あら。やだ。

(女性)ねえねえ。これまだ動いてるわよ。
(智寿子)あっ。わたしがやります。

。。。杭を押し込む智寿子

。。。にやとするおばちゃん。
お茶にしましょ。


(智寿子)あー。おいしそう。わたし、もうおなかぺこぺこ。あら?
。。。手に血がついているのを少し払って、おにぎりを。
♪~



。。。野犬に追われるやすよ。
(野犬の吠え声)

(やすよ)ああっ!!嫌ーっ!
ああ。



。。。桐敷の屋敷。
(沙子)うぅ。眠りたくない。
(静信)大丈夫だよ。僕も辰巳さんもいるから。
(沙子)うぅ。きっと朝になったら村の人たちがここへなだれ込んでくるわ。
そして、わたしたちおしまいなの。
(辰巳)逃がしてあげるから心配しないでおやすみ。
(沙子)嫌!!
これがお別れかもしれないの!辰巳にも室井さんにも会えないかもしれないの!
これっきりなんて、嫌!!
(辰巳)大丈夫だよ。
(沙子)嘘よ!信じない!
眠ってお別れなんて、嫌!
その瞬間まで起きていたいわ。どうして!
。。。辰巳。これまでかと

(静信)沙子。
(沙子)なあに?
(静信)僕は君のおかげで少しだけ自分のことが分かったように思う。
(沙子)自分のこと?
(静信)そう。
(沙子)じゃあ教えて。
なぜ自分を殺そうとしたの?
。。。沙子、静信の手を見て。リストカット。
(静信)絶望していたからだよ。
(沙子)そんなこと、答えにならないわ。駄目よ。
(静信)でも  彼は絶望によって弟を殺した。
(沙子)彼?
(静信)弟は彼と世界との接点だった。
そしてそれと同時に彼の絶望の接点だった。

「お前が憎かったわけではない」と彼は空洞の目をした弟に言った。
「知っています」と弟は答えた。その屍鬼は初めて口を開いた。
(弟)あなたはわたしをあの丘から解放したのです。あの丘は結局のところ神の
支配下にあります。だから、わたしは神に気に入られるよう善き人間を演じてきた。
(静信)「自分を押し殺し、丘を嫌悪し、侮蔑しながら。
     わたしにはそう生きるしかできなかった」
(弟)その生き方を心の底から憎んでいたくせに。あなたはそんなわたしとは
   正反対で自由だった。
(沙子)それが理由だわ。弟が兄についていった。
(静信)そうだね。弟は兄と共にあるため、ただそれだけのために。
(沙子)でも。どうして兄は絶望したの?

。。。弟は兄に答える。
(弟)ありがとう。わたしはあなたに殺されたかったのです。

(静信)彼は弟を見詰め。そして弟は消えた。まだ屍鬼が墓に戻る刻限ではない。
にもかかわらず。彼の弟は姿を消してしまった。彼は弟を呼んだ。
初めて声にして。
彼は思い出した。この名は自分の名。彼には弟がなかった。
殺したのは彼。
殺されたのも、また彼自身だった。
弟は絶望の中から生まれ。
そして、彼は
その絶望によって弟と自身を殺傷したのだ。
。。。寝てしまっている沙子。

(静信)父も  住職を演じることに絶望していたのか。




。。。さがしている村人達。川沿いを逃げる正雄
(正雄)ここも駄目か。

ヤバいよ。このまま眠っちまったら。
あぁ。
。。。寝てしまう。
駄目だ。 眠っちゃ。
駄目なんだ。
殺されちゃう。みんなみたいに。
。。。その場を見てきたような映像。

冗談じゃないよ。
清水。お前も殺されちゃったんだろうなぁ。
俺といりゃ。助けてやったのに。

あ。うぐぐぐぐ!
何でだよ!
何で俺がこんな目に。ぶはっ!!

俺だけがこんな目に。
あっ。そうだ!



。。。正雄。自分の家に戻る。村迫米穀店。智寿子のもとへ行く

着替えている智寿子。

(物音)

(智寿子)ハッ。誰?

(正雄)姉さん。俺だよ。正雄だよ。
助けてよ。俺、殺されちゃう。
。。。外の正雄をうかがっている姉。
中へ入れて。姉さんしか助けてくれる人いないんだ。
お願いだよ。
俺、おとなしくしてるからさ。
俺、いつだってそうしてたろ?
もちろん誰も襲ったりしないよ。
そう!智香だって襲わない。
約束すると。絶対。
俺、言ったとおりにするだろ?
だから、姉さん。お願い。

(鍵の開く音)

(智寿子)いいわ。

(正雄)姉さん!

(智寿子)正雄君。入ってらっしゃい。
。。。叩くものをもって待ち受けている智寿子




。。。村を見回る村人
(男性)そろそろ夜明けだな。
(男性)ああ。もうどっかに隠れちまったのかな。
。。。襲われる三人。
こいつ!?あ…。


(佳枝)わたしたちを狩ろうとしてる連中を襲いなさい。
(老婆)ジジイもババアもやっちまうんだ。
(少女)わたしたちのためにやってね。

。。。一人残った松村。逃げる。
(松村)あっ。ヒィ…!
。。。追われる松村。やっぱ、噛まれます。


(佳枝)あんたたちはもう戻りなさい。
村のやつらが山入に気付くのは時間の問題だから。
厳重にふさいで。簡単に破られないようにするの。
(少女)佳枝さんは?
(佳枝)わたしは人狼だから大丈夫。
1人でも多く片付けるわ。
昼の方がやつら油断するから逆にやりやすいかも。
さっ。早く!日が出ちゃうよ。
。。。いってしまう屍鬼。


。。。松村を襲って、佳枝、指示を出す。
(佳枝)あんたは神社へ行って若先生をやりなさい。
。。。懐から銃を取り出す佳枝。
(佳枝)いい?
若先生に向けて撃てばいいの。
できるだけ近づいて。


。。。その場を去る佳枝。待ち受けている正志郎。

(佳枝)ハッ。
正志郎。何をしてる?

(正志郎)待っていた。

(佳枝)何?

。。。銃を向ける正志郎。
(正志郎)人狼が通るのを。
(佳枝)あ。

(正志郎)フッ。
(銃声)
。。。獣は撃たれて死にましたとさ。
   銃をもって、敏夫の方へいく松村。
♪~



。。。木に登っているやすよ。村に戻ろう。
(やすよ)《村に帰れる。でも》。。。気になる二人のこと。



。。。村人、屍鬼を処分している。もう埋めきれない
どうする?
もう埋める場所がないぞ。
若先生が何か考えてくれるはずだよ。村の外に出すわけにいかねえしな。



(女性)先生は?
(女性)地獄穴見に行ってるって。
(女性)地獄穴?
(女性)本殿の裏の方にあるんだって。
(女性)へぇー。聞いたことない。
(女性)あるんだってよ。



。。。地獄穴にて
(宗秀)ここに死体を落として上を崩してしまったらどうじゃろ?
(敏夫)ああ。
死体の処理が格段に楽になるな。
墓地へ行ってる連中に伝えてくれ。

(田代)敏夫!
やすよさんが会いに来た。

(敏夫)やすよさんが…?


。。。やすよは、敏夫達と再会する。
(敏夫)やすよさん!そのケガは…!?
(やすよ)野犬ですよ。あとは転んだりとか。
わたしにもまだまだ運が残ってたみたいですね。
(敏夫)しかし、何だって…。
(やすよ)山入から逃げてきました。
(敏夫)山入?
(やすよ)あそこは  起き上がりが。
起き上がりたちが大勢います。
(敏夫)何だって!?
(やすよ)すみかにしてるんです!
それで、あの。
(敏夫)分かった。やすよさん。
(やすよ)あ。
(敏夫)ありがとう。みんなを集めて!
(やすよ)あの 先生。
。。。言えなかった徹と律子のこと。



。。。山入へ。道がふさがっている。
(男性)ふさがってるぞ!

(敏夫)なるほど。
山入の住人を全滅させ
最初から孤立させる計画だったのか。

(富雄)行くぞ!
(村人たち)おう!!
(富雄)安森んとこにユンボがあるはずだ。
誰か持ってきてくれ!


。。。家に押し入る村人。
チェーンソーの音)
。。。家の閉戸を切り裂く。
   光を浴びて屍鬼。
あぁ。 あうぅぅ!

。。。引っ張り出される屍鬼。
(男性)こいつめ!!
(屍鬼)うあー!!

あっ!

。。。大勢の起きあがりがが眠っている。

。。。押し入る富雄。
(富雄)おっ!?

。。。富雄、寺の御院を見つける。
(富雄)御院! こんな所に。

(信明)大川さん。

(信明)し 死ねる。
これで死ねる。 ありがたい。おりがとう。大川さん。
ぐぅぅ。
。。。富雄。御院に杭を打つ。
♪~

。。。そこら中で駆逐される起きあがり達。
♪~


。。。山入への道は土砂がどけられて、入っていく車。


。。。山入の屍鬼を全てを田んぼに引き出し
(宗貴)若先生。
(笈太郎)こりゃあ。武藤んとこのせがれと先生んとこの律ちゃんじゃよ。

(武藤)《息子にくいを打って殺すなんてことできません!》

(律子)《もう病院も辞めます。ほっといてください》

(富雄)《てめえの息子がやらかしたこと…》

(田代)ううっ…。
(嘔吐する音)
(田代)もう駄目だ。俺は! こんなこともうやめよう。
(敏夫)正さん。
まだ桐敷の2人が残ってる。
やつらを片付けないかぎり終わるわけにはいかないんだ。
(田代)もう村を出てしまったかもしれないだろ。
(笈太郎)村から出る林道には見張りがおるし。国道も封鎖しとる。
逃げ出すのは難しいんじゃないだろうか。
(宗貴)だけど、もう山入の家は全部開けてしまった。あとはもう。
(田代)だから、もうどこもないんだろ!?
(広沢)もしかしたら。
ううん?

(敏夫)広沢さん。
(広沢)屋敷です。桐敷の。
(敏夫)えっ?あそこはもう。
(広沢)思い出しました。
あの屋敷が基礎工事のとき、
何台ものトラックで大量の土砂が運び出されてたんです。
間違いない。あそこには地下室がありますよ。隠れるための。


。。。車が桐敷の屋敷へ。


。。。村人の動きに気づいた辰巳。
(辰巳)バレたか。


。。。地下に行く辰巳
(辰巳)室井さん。ここはもう駄目です。
脱出しましょう。
(静信)脱出?
(辰巳)村の連中が突入してきます。
(静信)でも、道路は封鎖されているんだろう?

。。。沙子はアッタシュケースに入れて。辰巳。

(辰巳)抜け道があるんです。遮光が完全とはいえません。
なるべく暗い所に置いてやってください。
(静信)えっ?
(辰巳)室井さん。
この期に及んで頼み事ばかりで申し訳ありませんが。沙子を頼みます。
(静信)君は?
(辰巳)おとりになります。
(静信)あ…。聞いてもいいだろうか。
(辰巳)何でしょう?
(静信)なぜそこまでして沙子に仕えるんだい?
    僕には屍鬼よりも人狼の方が優れて見える。
(辰巳)屍鬼は不完全な人狼だと?
フフッ。千鶴が生きていたらさぞかし怒っただろうな。
沙子も今のを聞いたらどう思うでしょうね。

(辰巳)生き物としての優劣は関係ないですよ。むしろ個人的な感情の問題です。
僕にとって沙子はね。
滅びの象徴なんです。
いずれ滅びるんです。
全てのものは消えていく。
だけど沙子はそれに抵抗してあがく。
その姿が引き付けるんです。
僕は奇麗だと思う。

(静信)それだけ?
(辰巳)フフ…。

(静信)それだけで十分なんだね。
(辰巳)やっ!


。。。見張っている村人。桐敷の屋敷から
(車のエンジン音)

(村人たち)何だ?何だ?

。。。辰巳が引きつける。突然車を出す。

(村人たち)うわー!!

逃げた!追うぞー!!

国道の連中に伝えろ!

急げ!
見失うな!追え!追え!


。。。もう一台隠れていて。
   いってしまったころに車をだす静信。沙子はアッタシュケース。

(エンジンの始動音)

。。。軽快に進むが。やっぱりその先にも村人達が。

(静信)うっ。

。。。離れてうかがう静信。後戻りする。
《抜け道は駄目か…》


。。。山の中を無理して走って、道に出る静信。
   敏夫達とぶつかって、畦に落としていってしまう。
(宗貴)ああー!!
(富雄)おお!!
(敏夫)あっ…!
。。。見てしまう敏夫。静信を。


(村人たち)わあー!!
。。。車が敏夫の乗っていた車が横倒しに

(富雄)若先生。見ましたか!
(敏夫)ああ。
(富雄)わしらが後を追います。
若先生はケガ人を。
(敏夫)ああ。

(富雄)動けるやつ。行くぞ!!

。。。寺に行き着いた車。静信は、沙子を。。。


(富雄)寺か!
(武雄)間違いない!
(富雄)何人か先を捜せ!


。。。静信の沙子を寺の中に隠す。

   
。。。寺に上がってくる富雄達。


。。。寺に行ってさっきの車を見つける。
(武雄)あったぞ!さっきの車だ!


(武雄)誰も乗ってない。 
(光男)大川さん!
(富雄)寺にやつら入れねえもんだと思ってたからな。


。。。静信、沙子と共に本尊の下に隠れる?



。。。寺の人達に尋ねていく富雄。
(美和子)それが戻らないんです。
いったいどうしたのか。
(富雄)それはおかしいな。たった今、戻ってきたはずですがね。
(美和子)何をおっしゃって。
(光男)ちょっと待ってくれ。
(武雄)とぼけるな!
ここまで追ってきたんだよ!!
(富雄)奥さん。捜さしてもらいますよ。
(美和子)捜すって。
(富雄)あいつらをかくまってるな!?

(男性)寺のくせに俺たちを裏切りやがった!!
(武雄)いいかげんにしろ!

(男性)やっちまえ!

。。。それを聞いている静信。

(村人たちの怒号)

(美和子)やめてください!

(美和子の悲鳴)

(光男)美和子さーん!!

(破壊音)

。。。出てくる静信。
   荒らされる家。
   自分の母の無惨な姿を見る静信。それと寺のものと。
(静信)あっ…!

母さん…。
♪~

。。。さがしている富雄と武雄。
   静信は、母と寺の人をともらって
♪~

。。。寺を家捜しする間に
   静信。アタッシュケースを引っ張って逃げ出す。

いたぞー!

(静信)ハッ。
♪~

。。。村人と小競り合いをして殺してしまう静信。
   そして、山の中へ。
♪~



。。。村人達、後から来たものに伝える。
(宗貴)若御院は山中へ逃げ込んだらしい。大川の大将たちが後を追ってる。
(敏夫)分かった。
♪~

。。。山に逃げ込む静信。その静信も傷を負って、血を流している。

(富雄)やつは手負いだ!
血の跡を追え!

。。。血が落ちている後を追われしまう。
♪~


。。。静信、くぼみにアタッシュケースを隠して。ちょっとだけ開けて確認する。
(静信)沙子…。
♪~

。。。その場を去る静信。

♪~
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屍鬼 第20話  第腐汰悼話 の感想 [屍鬼]

敏夫達、屍鬼を追い詰める。
追い詰めれる屍鬼。所詮は人ならざるもの。昼には行動できない。

沙子、自分たちが悪いの?人殺しなので、それで神に見捨てられたから?
血を吸わないと生きていないのに、飢えないといけないの?
なんか助けを求める。。。。王子様のようなものがいるわけもなく。

律子は、自分の存在をいやがって、死を望む。

出てくる屍鬼の側につく村人。操られているのか自発的でないのかわからないが
やっぱり始末しないといけない?。。。なにがいいか悪いかは、視線と利害関係
。。。
人とブタ、屍鬼と人。。。同じなのかな?
そっかかいに引き込まれるのものも同じかな?吸われるのは理性。麻痺する。

----------------------------------------------------------------------------
静信、沙子と一緒に居る


(武雄)こいつがうちの娘を殺したんだ!うちの娘を殺したんだ!!

。。。断言する敏夫。
(敏夫)俺は 屍鬼を狩ろうと思う。

。。。屋敷に討ち入る。
(村人たち)うおー!

(富雄)おらぁ!


(広沢)いないですね。
(敏夫)連中の隠れ家として使われてたことは間違いないようだが。
(田代)敏夫!これ…。
。。。畳の下の棺桶。
(広沢)いた…。
(富雄)開けていいかね?

(富雄)大塚製材の息子さんだ。
。。。ひっぱりされて、日でだめになる皮膚

♪~

。。。日から逃れようとする屍鬼
(康幸)うぅぅ! やめて!やめて。もう! あぁぁぁ!
(富雄)田代さん。くい!

(広沢)どうするんです?
(富雄)どうするも こうするも片付けないことには始まらんだろうが。
とっととやってかないと日が暮れちまう。
(広沢)あぁ…。それはそうですね。
(富雄)怖いんだったらどっかその辺を捜してきたらどうかね?
ほかにももっと隠れているかもしれない。
(広沢)ああ… そうだね。

(康幸)うわぁぁ! ぐぅぅぅぅ!
(田代)敏夫。こいつらがやったんだな?
    こいつらが息子を…。
(敏夫)そうだ。

。。。杭をさだめる。
(田代)ここか?
(敏夫)もう少し…。ここだ。
(康幸)うわぁぁ!
(田代)動くんじゃねえ!!
。。。杭を打ち込む
(康幸)ぐわぁぁぁぁ!

(田代)首はどうしますか?
(敏夫)えっ?
(田代)一思いに落とそう。なたを使えばいいのか?
(敏夫)大丈夫だ。間違いなく急所に入ってる。首はいい。

(広沢)いたぞ こっちにも!

(富雄)どこだ!?

(敏夫)《こんなものか…》

。。。村の人で狩り出す屍鬼。。。。死んだもの。杭を打ち込む
♪~

(厚子)先生! 若先生!
    病院が…。 大奥さんが…。
(田代)敏夫。

。。。病院で敏夫の母が殺されている
(敏夫)あんたらも家族には 注意させた方がいい。
(武雄)じゃあ…。
(敏夫)俺に対する報復だろう。これ以上余計なことをするなというね。
(広沢)あ… あの窓の文字はどういう…。

この女が生き返ることはない。

(敏夫)言葉どおりさ。
    母は起き上がらない。
    襲われたのではなく殺されたからだ。
(女性)えっ!
(女性)どうして?
(厚子)逆らったから仕返しされたのよ。
(広沢)ちょっと…。
(厚子)奥さんはただ死んじゃったんだわ。殺されたら起き上がって生き返ること
    もできない。
(富雄)おい!それはどういう意味だ?
    殺されるのに比べたら起き上がって鬼になって人殺しをした方がまし
    だって意味か!?
(厚子)そういうわけじゃ…。
(敏夫)大川さん。
    とにかく死体を運び出すんだ。
    それから誰か落書きを消してくれ。

。。。足跡を見る敏夫
(田代)敏夫。どうした?

(敏夫)上にいる。


。。。足跡をたどっていくと。クロゼット
(敏夫)あっ!
。。。篤が寝ている。
(富雄)あっ!
    篤ぃぃぃ!!
(篤)うぅ…。あっ…。
(富雄)このくそガキが!
(武雄)大川さん…。
(富雄)くい!
(武雄)篤君…。

(富雄)このガキ大奥さんを殺しやがったんだ。
    ろくでもねえガキだとは思っていたが
    ここまで性根が腐ってるとは思わなかった!
(広沢)でも…。
(富雄)同情なんかしてもらう必要はねえ!
・・・・・・杭をばらばらと落として。
    てめえの息子がやらかしたこと。
    てめえで片付けるのが親の責任ってもんだ!!
    他人に仕置きしてもらうのはそれこそ筋違いだろう。
    ここで間違いないかね?
    できたらあんまり苦しめたくないんでね。
(敏夫)間違いない。

(篤)親父ぃぃ!
   勘弁! 勘弁してくれよー!勘弁!! あぁ!あぁぁ…。
。。。逃げる死人。。。死体だからどうでもいいや。
(富雄)篤ぃぃぃ!!
    ぬぉぉぉ!!
(篤)あぁぁぁ!!
。。。死人を殺す父。虫けらコロリ。
血の涙をながす富雄。


。。。日が暮れる。
(男性)よし!
(男性)よいしょ! よっ!
(富雄)こんなにいやがったのか!
(敏夫)《少ないな…》
(富雄)先生。この死体どうします?
(敏夫)うん?
(富雄)いっそ火葬にでもしちまった方が 早くないですか?
(敏夫)いや 人一人 荼毘にするのには相当な火力が必要なんだ。
    土葬の外場村でそんな盛大なたき火をしたら右から左に消防車が
    駆け付けてくる。
    それにこんなもんじゃないんだ。
(富雄)えっ?
(敏夫)最低でもこの数倍。
    たかが20ということは絶対にない。
(富雄)でも…。
(敏夫)どこかにまだ隠れ家があるんだ。それもかなりの規模のものが。
(富雄)村中 捜したんだが…。
(敏夫)どこかに見落としがあるんだ。
(富雄)うーん…。
    あとは地面の下ぐらいですよ。
(敏夫)うん?
(富雄)見てねえのは。
(敏夫)それだ!
(富雄)はっ?
(敏夫)地下だよ。地下トンネルだ。田茂さん!あんた、水利組合に顔出してたよな


(田茂)はあ…。
(敏夫)この時季、地下トンネルはどうなってるんだ?
(田茂)パイプラインですか?今は農閑期なんで、水は入ってませんね。
(敏夫)人は出入りできる?
(田茂)ええ。できるはずですよ。
    取り入れ口は閉まってるけど。ポンプ小屋からは出入りできます。
(富雄)それだ!連中 そこに逃げやがったんだ!
(田茂)案内します。
。。。銃で撃たれた田茂

(富雄)先生!!
(敏夫)銃だ!
えっ!? な…?
(着弾音)

(どよめき)

(敏夫)あそこだ!



。。。ねらっている正志郎。邪魔する夏野。

(正志郎)なぜ邪魔をするんですか?
     人狼になれたお前が、なぜ邪魔をするのか。
     失礼だが、この桐敷 正志郎理解に苦しむ。
。。。銃を向けて撃つ。
(銃声)

(夏野)俺は起き上がりを許すつもりはない。
    自分が人狼になってもだ。
(正志郎)フッ。
。。。銃を構えなおす。
(正志郎)屍鬼の存在は世間一般の価値基準で言うなら悪なのでしょう。
    人を殺して生きているわけですから。文字どおりの人でなしです。
    でも 屍鬼が人を狩ってなぜいけないんです?
    人だって人を狩るではありませんか。わたしの父親もそういう人間でした。
    自分の欲望を満たすため優越感を満たすために人を狩って、
    そして 引き裂く。
    わたしは、ずっとわたしを虐げたものに復讐したいと思っていました。
    わたしはね加害者になりたかったんですよ。
(夏野)屍鬼になりたかったのか?
(正志郎)そうですね…。そうです。


(男性)いたぞ!

(男性)こっちだ!


(正志郎)屍鬼になりたいんですよわたしは。
。。。銃を撃つ正志郎
(銃声)


♪~
。。。城の上では村人が見張っている。


。。。その地下深くに。
♪~
。。。目が醒め得る沙子。
(沙子)室井さん?

(物音)
。。。室井は顔が青い。

(沙子)室井さん!

(物音)
(扉の開く音)

(辰巳)どうやらここは見つからずに済んだようですね。
(沙子)村は?
(辰巳)ひどいことになってる。3割以上の連中がやられただろう。
(沙子)正志郎は?
(辰巳)戻ってきてない。もう駄目だ。逃げた方がいい。
   と言いたいところだけど、今はまだ動けないんだ。
   屋敷の周辺にハンターがたむろしてる。
   何とか闇に乗じて忍び込んでこられたけど…。沙子?

(沙子)捜しに行かなきゃ。
    千鶴が死んで。正志郎は冷静な判断ができなくなってるんだわ。
(辰巳)正志郎なら大丈夫です。
(沙子)でも…!
(辰巳)しっかりしなさい!何とか退路を見つけてくるから。
    迎えに来るまで動かないように。
    室井さんがいるでしょう。
(沙子)う
(辰巳)ここにいるんだ。いいね?



。。。辰巳、室井をに上に出す。
(辰巳)食事をさせてください。
(静信)どうぞ。いや…。こちらにしますか?
(辰巳)どちらでも。
。。。血を吸う辰巳
(精神)不思議だね。千鶴さんの死を聞いたとき悲しさを隠し、
    毅然と振る舞っていた沙子が正志郎氏が戻らないことで取り乱している。
(辰巳)不思議ではありませんよ。
(静信)正志郎氏が父親のようなものだから?
(辰巳)屍鬼である自分を許してくれた人間だからですよ。
・・・意味深の言葉。



。。。山入り

(律子)うぅぅぅ…。
    うっ…
    あっ! うぅぅぅ!

。。。うずくまっている徹。
(徹)あぁぁぁ!

(律子)ハァ… うっ…!
    ハァ ハァ… うぅぅ! うっ!

(徹)襲いたいんだろ!?腹が減ってるんだろ!?だったら襲ってくれよ!
(律子)嫌…。
(徹)連中が踏み込んできたらあんただって殺されるんだ!
   そうやって我慢したって 誰もあんたを褒めたりしないんだよ!

。。。律子、徹に顔を向ける

(やすよ)あっ!
(律子)嫌なの…。
    お願い。わたしかやすよさんかどちらかを出して。
(徹)駄目だ…。
(律子)襲いたくないの。それをしたら、わたし自分を嫌いになる。
    あなたみたいに自分を憎んでしまわないといけなくなるの。
    お願いだから、やすよさんをどこかにやって。
(徹)そういうことをすると俺がしかられるんだ。
(律子)分かってる。
(徹)俺の家族が襲われる。報復されるんだ。
(律子)分かってるわ…。
。。。懇願する律子

(律子)お願い。

。。。徹。開ける。
(徹)出ろ。あんたの方が出るんだ。
。。。律子を出そうとするが、律子は徹にぶつかって。

(律子)やすよさん。逃げて!
(徹)くっ!

。。。中にはじく徹。
(徹)何やってんだよ!こいつを逃がしたら終わりだろ!
   こいつが仲間を呼んで俺たちは殺されてしまう!
(律子)うぅ…。
    わたしだって 死にたくない…。
    でも、やすよさんにもあなたにも死んでほしくない!
    人が死ぬのは嫌なの。それを平気でいられるぐらいなら看護師なんかに
    なったりしないわ。ずっと人を助けるために働いてきたの。
    それが わたしの誇りだった。
    でも、並び立たないのよ。分かるでしょう?
    自分が生きるということは自分以外の誰かが死ぬことになるの。
・・・死んでるのにそれはないじゃない、別の禁忌の存在でしょ。

。。。自分を傷つける律子。
(律子)何で起き上がっちゃったんだろう?せっかく一度 死んでいたのに。
♪~


。。。徹、やすよを出す。
(徹)これを持っていって。

(やすよ)ありがとう。

(徹)礼なら言わないでください。仲間を危険な目に遭わせるんだから
   これは全然感謝されるようなことじゃない。
(やすよ)そう… そうね。でもやっぱり一つだけお礼を言わせてもらうわ。
     律ちゃんに親切にしてくれてありがとうね。


。。。。神社。
(富雄)先生。
    すいません。
    今日は月曜なんですがどうしたもんでしょうね?
(敏夫)えっ?
(富雄)郵便だ何だで外から人が来ると思うんですが…。
(敏夫)ああ。そうか。
    昨日はどうしてたんだ?
(富雄)村道を止めといた連中が大事な神事の最中だとか適当なことを言って
    追っ払ったようだけど。
(敏夫)ああ、それでいくしかないだろうな。
    100年に一度の大祭だとでも言ってやるか。
(富雄)変に思いませんかね。
(敏夫)思うだろうさ。だからって村の中でこんなことが起こってるとは想像も
    できんだろう。
(富雄)そりゃ。まあ…。


(敏夫)兼正の連中は見つかったか?
(富雄)駄目ですね。まだ出てきませんや。
ただ、駐在の佐々木と江渕って医者はパイプラインの中から見つかりました。
(笈太郎)あの言いづらいんじゃが…。
(富雄)うん?
(敏夫)どうした?笈太郎さん。
(笈太郎)実はあちこちの世話役たちに襲い掛かってきた連中がいたんじゃが
     それが…。
(敏夫)うん?
(笈太郎)みゃ… 脈があるんじゃよ。息もしとって…。
     ありゃ。起き上がりじゃない。
(敏夫)暗示にかけられたんだろう。
(笈太郎)えっ?
(敏夫)連中は血を吸った人間を操ることができるんだ。
    取りあえず神社に引っ立ててくるしかないな。
    襲撃が遠のきさえすれば正気に戻る。
(富雄)いや。屍鬼に寝返った裏切り者がいるってことじゃないんですかい?
    桐敷のだんなみたいな。
(富雄)協力者ですよ。

(敏夫)あ。だとしても殺すわけにはいかんだろ。
(富雄)そうですかね。
(敏夫)そりゃあ。殺人だ。
。。。そりゃあ一度死んだ化け物を殺しても。。。



。。。桐敷の屋敷
(沙子)山入は?
(辰巳)時間の問題だろう。そのうち誰かが山入のことを思い出す。
(沙子)そうね。
(辰巳)パイプラインも見つかった。ハンターは中にいた連中を引きずり出して
    くいを打ってるよ。

。。。胸に当てて沙子
(沙子)《痛かった?千鶴》
(沙子)室井さん。
    くいって一撃で 胸を貫くと思う?
(静信)沙子…。
(沙子)わたしの体は子供だわ。骨だって細いし、胸だって薄い。
    渾身の力で打ち込んだら、一撃で背中まで突き抜けると思うの。

(沙子)怖いの…。
    笑うでしょ?たくさんの人を殺してきたのに。
    どんな残忍な人殺しだって、わたしほどたくさんの人を殺したりしてないと
    思うわ。
    わたしが殺されるのはその報いなの。なのに怖い…。

(柱時計の時報)

(沙子)もうじき夜が明ける。
    外には狩人がいて。今にも踏み込んでくるかもしれないのに
    わたしは眠ってしまう。
    どうして?お話の中の主人公ならきっと助けが来るわ。
    奇跡だって起こるかもしれない。
    でも、わたしを助けてくれる人はいない。
    どんな神様もわたしのために奇跡を施してくれたりしない。
    なぜならわたしは人殺しだからよ。
    でも、悪いことなんかしてないわ。食事をしただけ。
    食べないと飢えて死んでしまうんだもの。
    そうしなかったからいけないの?
    飢えて死ななかったからわたしが悪者なの?
    答えてよ 室井さん!!
(静信)それは…。
(沙子)わたしだって好きでこんな生き物になったわけじゃない。
    でも、命があればそれが惜しいわ。
    それはわたしの罪なの?室井さん!これが神様に見放されるということよ。



。。。山入
(律子)うっ… うぅ…。
(徹)律ちゃん。

(律子)そばに行っちゃ駄目?
(徹)あ


。。。一緒にいることに
(徹)ありがとう。




。。。神社。
(富雄)うん? 松。お前、逃げ出したんじゃなかったのか?
    うん?お前、松だよな?
。。。虚ろな目で見ている敏夫
(松村)はあ…。
。。。目がおかしい松。


(敏夫)大川さん。気を付けろ!
(富雄)あん?
(敏夫)伏せろ!!
。。。銃を撃つ松
(銃声)

(かず子)厚子さん!!
(富雄)松ぅぅぅ!!

。。。松を押さえる村人。
(かず子)先生!!
(男性)こいつ脈がある!
(富雄)押さえてろ!
(敏夫)大川さん!
(富雄)桐敷のだんなと同じだよ。
    協力者だ。

。。。杭で松を撃ち殺す富雄
♪~
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屍鬼 第19話  第悼と柩話 の感想 [屍鬼]

ついにばれて、屍鬼を説明する敏夫、今後のことを話す。始まる「虫送りをする」
・・・害虫駆除。とくしゅほうじん。せいじや。そうじしゃ。ほけんかいしゃ。

村人が千鶴を知って殺したことを知る辰巳、沙子に知らせに。指示をだす沙子。
。。。時遅し。
静信は、沙子についている。辰巳にお願いされる静信。
。。。夜になると寝てしまう沙子を守って欲しいことを。

夜はみんなで見回りをして対策をしらせる。
朝になると虫出しをして、屍鬼をすみかから出していぶし焼き。
。。。地震もいまわしいもののたたきだし?でもいたよね。あぶない子供
   あれもひょっとして人狼でなかったのか。あのなんとか中央あたりのこと。

----------------------------------------------------------------------------

(かおり)わたしに戒名をもらえませんか?

(敏夫)静信が いなくなった?

(律子)あなたたちも…起き上がったのね?

(敏夫)あんたの娘を殺した犯人だよ。
うわあああ。
。。。石がなげつけられる。


。。。千鶴の回想
(千鶴)《♪「かもめの水兵さん」》
(千鶴)《あっ 痛っ!!痛い! 痛い痛い!》
(夫)《どうした!?》
(千鶴)《あなた! 手を切ったわ》
《こんなに血が!》
(夫)《うん? 大丈夫だよ。フフッ。大げさだなぁ》
《だって…》
。。。石が頭にあたる千鶴。

。。。倒れる千鶴。

♪~

(男性)殺しちまったんじゃないのか?
(敏夫)まだだ。こいつらはこの程度では死なない。

。。。持ってきている杭。
(田茂)若先生!何を!?
(敏夫)これは俺があらかじめ用意しておいた。
こいつらの息の根を止めるためにはどうしても…!!

。。。起き上がって敏夫に襲いかかる千鶴、
(千鶴)ハァァァァ!!

。。。とめる富雄
(敏夫)大川さん…!
(富雄)間違いねえんだな?こいつらが篤を殺してあんなふうにしちまった。
(敏夫)ああ。間違いない。
(富雄)分かった。
(千鶴)ああー!

(敏夫)清水さん。
(千鶴)あー お願い! 嫌ーっ!
    嫌ーっ!!
。。。杭に木槌を。。。
(武雄)はああああ!!
(悲鳴)


(千鶴)《不思議ね。わたし人間に戻りたいのかしら》
《そんなこともうとっくにどうでもよくなったと…》



。。。お機嫌の速見
(速見)♪「ハ~ンハハッハ」あっ。

。。。菓子が立つ。
(速見)おー すごい!!こんなことは初めてだ!
あら?祭りばやしが やんでるぞ?




(敏夫)こいつらは 自分たちを屍鬼と呼ぶ。「屍」の「鬼」だ。
屍鬼…。
(敏夫)この屍鬼こそが夏から続く死の原因だ。

(田代)俺の息子はあいつらに…。

(宗秀)うちの孫も…。

(敏夫)みんな。聞いてくれ。俺は屍鬼を狩ろうと思う。

な… 何を言いだすんだ!?そんなこと。

(敏夫)別に全員の賛同を得ようとは思わない。
やれるやつだけついてくればいい。
(広沢)敏夫君。警察を呼ぼう!
(敏夫)で、警察に「吸血鬼が増えて困ってます」とでも言うのか?
自分たちは今の今まで信じなかったくせに都合のいい話だな。
何も難しく考えることはない。
死体を墓に戻してやるだけのことだ。



。。。なにがおこっているかしらない沙子
(沙子)冷めてしまうわね。
(静信)あぁ…。

(辰巳)沙子。
(沙子)なあに? 辰巳。
(辰巳)千鶴がやられた。

(沙子)あ。詳しく教えて。
(辰巳)尾崎の医者だ。彼が千鶴を神社に連れていき、
    村の連中の前で殺したようだ。
    おそらく僕たちの存在を 村人たちにはっきり認識させるために。
    どうする?僕は村を脱出することを勧めるが。
(沙子)それはできないわ。
    これだけの仲間が逃げ出すなんてできると思う?
    村の外に みんなが隠れられる場所なんてないわ。
(辰巳)そうだな。
(静信)《そうか…》
    《敏夫は村の人たちに伝えることができたのか》
(沙子)とにかく尾崎ね。彼を排除して。
    中心を失えば集団なんて勝手に瓦解するわ。
    それから村人を襲って数を減らすの。
    襲った者には殺し合いをする    よう言い聞かせをして。
(辰巳)分かった。
(沙子)村から外部への連絡も遮断して。
(辰巳)了解。
。。。作戦を始める辰巳。


(沙子)《千鶴…。さぞ痛かったでしょう》
    《嫌われ 否定され》
(静信)沙子。
(沙子)う。こんなことなら殺しておけばよかったわ。
    あなたのお友達。
(静信)君は逃げるべきだ。
    敏夫は…。
(沙子)嫌よ!!
    だって、あともう少しなのよ。村はもう死にかけてる。



(敏夫)そもそも連中の本体というべきものは血なんだ。おそらく連中の血液は
    それ自体が生きている。つまり血管系の破壊に意味がある。心臓の破壊。
    大動脈の破壊。切断。脳みそをたたきつぶす。首を切断するってのも有効
    かもな。

    今にも吐きそうな顔をしてるな。だがそれしか手はない。
薬物とかで何とかならんのかね?
(敏夫)効きません。
しかし試してみんと。
(敏夫)試したんです。妻の恭子が起き上がったときに。
(ざわめき)
(宗秀)えっ!
(敏夫)食道や気管に塩酸を流し込んでも効かない。塩酸から農薬何を注射しても
    まったく効果がない。メスで切ったくらいでは傷はすぐ ふさがる。
    お望みならそれを撮影したビデオがあるが…。 見ますか?
い… いや。遠慮しておこう。
(敏夫)つまりくいを使うのが最も有効な…。
(武藤)無理です!
(敏夫)武藤さん…。
(武藤)わたしにはできません。くいを打って人を殺すなんて。
(武雄)連中は人間じゃない!
(武藤)分かってるんですか?清水さん。
     恵ちゃんだって起き上がっている可能性があるんですよ!
(武雄)うっ…。
(武藤)徹だって…。
    わたしは息子にくいを打って殺すなんてことできません!
(敏夫)武藤さん。あんたはこのまま放置しろと言うのか?
    共存はあり得ないんだぞ。
(武藤)それも分かります。
    ののしってください。わたしは逃げます。

(男性)あの… わたしも。
(男性)自分も…。

(富雄)あいつら…。
(敏夫)彼らは事態を甘く見ている。
    全然分かってないんだ。
(富雄)で、どうします?
    本格的な狩りは夜が明けてからにしよう。
    それまでにやつらの拠点の把握と逃がさないために村道の封鎖をしたい。
(武雄)村道の封鎖は わたしが何人か連れていってきます。
(富雄)かず子。お前。女衆を集めて怪しい場所はないかあちこち聞いて回って
    こい。絶対1人でうろうろするな。何人かで集まっていくんだ。

(敏夫)ついでに一騒動あることを説明してくれ。
    別に細かいことを言う必要はない。
    夏からこっち 続いていた災厄をはらう。
    そう「虫送りをする」と言うんだ。
    それで分かるやつはピンとくるだろう。手を貸してくれる気があったら
    神社に来るよう。そうでなかったら家に閉じこもっているように言うんだ。

(富雄)何だ!?
(男性)停電だ!!村の明かりが 全部 消えている!
。。。先に手を打つ屍鬼(ばんたん)


(佳枝)人が集まっているようだから気を付けなさい。
    江渕と葬儀社はマークされると思うから明け方に頼っては駄目。
    とにかくここまで戻ってくるか隠れなさい。
    それから戻ってくるときの抜け道に入るときは気を付けて。
    人に見られないように。山で仲間に会ったらそう伝えてちょうだい。

(ドアをたたく音)

(かず子)加奈美さん!夜遅くごめんね。加奈美さん!

(加奈美)何ですか?

(かず子)少し話があるの。
(加奈美)ごめんなさい。今ちょっと開けられないの。

(かず子)じゃあそのままでいいから聞いて。この辺で急に人が戻ってきたりし  

   てる家ってあるかしら?無人なはずなのに物音がする家とか。
(加奈美)いいえ。何かあったの?
(かず子)これからやるの。
     ことしは死人が多かったり妙なことが続いたから
     それを何とかしようってことになったの。虫送りをするの。
(加奈美)虫送り…!?鬼をはらうの?
(かず子)そうよ。分かるの?じゃあ手伝う気があったら神社に行って。
     でなかったらうちにこもっていて。
(加奈美)分かったわ。

。。。屍鬼がいる
(妙の泣き声)
(加奈美)お母さん。ひもじくても我慢して。
     わたし以外の人間を決して襲わないで。
(妙)うん…。


...ひさんな家の中。
(かず子)ごめんなさい!元子さん!
(かず子)夜にごめんね!元子さん。ちょっと話があるの!



。。。村に行く正雄と恵み
(正雄)嫌だ!!冗談じゃないよ!村なんかに行ったらみんなくいを持って
    待ち構えてるんだ! うわっ!!
(恵)ちょっと!大声上げながらついてこないで!
(正雄)だって。そうだろ。こういうことが起こらないようにするのが
    兼正の役目じゃないのか!?
(恵み)とにかくついてこないで。
(正雄)し… 清水ぅ!
(正雄)なぁ。清水。2人で逃げようぜ。
(恵)うぇー ゲホッ!
(正雄)な…!?
(恵)逃げる?2人で?
   夜が明けて寝る場所はあるの?お金は持ってるの?
   車の運転でもできるの?誰か襲ってきたら殴れる?
   あいさつできるの?英語は?掛け算は?分数分かる?お箸の持ち方は?
   サイテー。

。。。先に進む恵
(正雄)ま… 待てよ!

(恵み)だから邪魔しないでって言ってるの!
(正雄)お… 俺…。
(恵)いい?
   ここでちゃんと働かなかったらわたしたちここに置き捨てられるのよ。
   分かんないわけ?
(正雄)置き捨て…。
(恵)フン!
(正雄)嫌だ。俺も行く!

(恵)あんたみたいな本当に口先だけでふ抜けなやつは邪魔なの。ついてこないで。
《ホントに… わたしたち…》

。。。高台から見る結城の家。
(恵み)結城君…。



。。。徹、律子の世話を。
(律子)ハァ… ハァ…。
(徹)《律ちゃん…》

(徹)襲うんだ!!起きて。そいつを襲え!!腹が減って苦しいんだろう!襲え!!
   あんたが襲わないなら、俺が襲う!目の前で絞め殺してやるぞ!!
   そいつが…
   その女が「一思いに殺してくれ」と泣いて頼むようにしてやるぞ!!
(徹の泣き声)
。。。泣いている徹



。。。銃の標的で監視している。
(正志郎)あっ!
(辰巳)千鶴だ。
    沙子は千鶴に甘かった。
    千鶴がほころびになるんじゃないかと思っていた。
(正志郎)尾崎は狡猾なんだ。千鶴には荷が重過ぎた。
(辰巳)あの男を排除してくれ。千鶴の敵を討て。
。。。うなずく正志郎



。。。かおり、家に籠もっている。
(かおり)恵ちゃんがわたしを殺しに来る。恵ちゃんがわたしを殺しに来る。
     恵ちゃんがわたしを殺しに来る。
     恵ちゃんがわたしを殺しに来る…!
     恵ちゃんがわたしを殺しに来る…!!

《ざまあみろ!》

     恵ちゃん…。

《恵ちゃん。わたしはあなたに復讐する権利がある!》

(物音)

(ラブのうなり声)


。。。階下にいく。
   影が。

(かおり)シッ。

(ラブの うなり声)

《恵ちゃん…》

《わたしには…!》

(かおり)待ってたよ! 恵ちゃ…。

(田中)おお。かお…。
。。。父をバットでたたくめぐみ


(クラクション)
(篤)チクショー!
   千鶴は俺の女なのに!千鶴をやったからっていい気になんなよ。
   やぶ医者!お前にルールってもんを教えてやる。
   俺はまだ俺の取り分ももらってねえ!

。。。病院に行く篤

(辰巳)まずいなぁ。やはり若先生を排除する前に夜明けが来るか。


。。。沙子の家に
(辰巳)食べてませんね。
(静信)辰巳さん…。敏夫は?
(辰巳)フン。気になりますか。まだどうにかしたという報告はありません。
    あとしばらくで夜が明けます。
    沙子をお願いしてもいいですか?
(静信)僕に…?
(辰巳)沙子は夜が明けると深い眠りについてしまう。そして、また夜になるまで 

   目覚めることはできない。屋敷はもう村人たちに包囲されています。
    夜が明ければ中に踏み込んでくるでしょう。
    あなたには沙子と一緒に地下室に隠れてもらいたい。
    僕は出ていかねばなりません。
(静信)僕は…。
(辰巳)村人をどうこうしろとは言いません。
    ただ、沙子に不利になることをしないでもらいたい。
    できれば、危険から遠ざける手伝いをしてもらいたいんですよ。
(静信)それなら、約束できると思うよ。体力的におぼつかないけどね。
(辰巳)注射をして点滴の処置をしていきます。それでかなり改善されるはずです。
(静信)ありがとう。

(辰巳)あ。あなたは変わった人だ。
(静信)そうかな。
(辰巳)それともう1つお願いがあるんですが。
(静信)何だい?
(辰巳)人狼は血を吸わないと本来の力を出せないんです。
(静信)う。どうぞ。
。。。腕を出す。静信



。。。神社。
(富雄)若先生。そろそろ夜が明ける。
(敏夫)よし。
    始めよう。



。。。屋敷。寝こんでいる静信
(沙子)気分ひどい?
(静信)いや。こんなもんじゃないかな。
(沙子)ねえ。教えてもらえるかしら。どうして彼は弟を殺したの?
(静信)彼?
(沙子)室井さんの書いている小説。
(静信)ああ…。どうしてだったんだろう。
(沙子)じゃあ。室井さんは?
(静信)えっ?
(沙子)室井さんはどうして自分を殺そうと思ったの?
(静信)あぁ…。
    分からない。
(沙子)えっ?変なの。
(静信)そうだね。
(沙子)わたしは分かるわ。
(静信)うん?
(沙子)彼は弟を殺さないと生きていけなかったのよ。
(静信)そうか。君たちのように?
(沙子)そうよ。自分が生きていけないから殺す。
    いつだって理由はそれだけ。

。。。集まる村人。

(沙子)理由のない殺意なんてないわ。
(静信)やっぱり原稿の書き込みは君だったんだね。



。。。江渕クリニックへ押し入る村人
(ガラスの割れる音)

(田茂)な… 何なんだ。これは!?
(田代)クリニックじゃない!屍鬼の隠れ家だったんだ。



。。。屋敷
(沙子)お寺に行った人にお願いしてちょっとだけ持ち出してもらったの。
    どうしても読みたかったから。
(静信)そうだね。あれが世に出ることはないだろうから。
    それまで村も僕も…。


。。。死体を見つける村人。
(宗秀)これが屍鬼なのか?
(宗貴)いや・たぶん違う。まだ起き上がってない死体だ。
    棺がすり替えられていたんだ!



。。。屋敷
(沙子)わたしひどいことをしてるわ。
(静信)ここへ来たのは僕の意思だよ。
(沙子)最後まで読みたい…。
    ...寝てしまう沙子。


(村人たちの怒号)

。。。寺のほう。
(光男)ちょっと様子を見てきます。


。。。壊して、屍鬼を外に出す。
うおー!

鶴見)うぅ…。
(光男)ハッ。 鶴見君!

(鶴見)やめてくれ! 頼む。お願い!
(男性)てやー!!
(光男)あっ…。
。。。始末されます。



。。。屋敷の地下で
(静信)《僕は…》



。。。屋敷に攻め入る村人
(村人たち)うおー!!

(武雄)誰もいない。ゆうべのうちに逃げ出したのか!?

(富雄)うーっ! ここも空か。
(敏夫)《ここにいたのか。静信》

。。。窓を壊す富雄
(敏夫)大川さん!
(富雄)こうしときゃ。万が一連中がここに逃げ込もうと戻ってきても
    もう使えねえだろ。
(敏夫)確かにそうだ。

(敏夫)よし!そうしよう。
    窓は全部壊そう。隠れられるような戸棚もだ。
    敵の拠点をつぶしていくんだ!

。。。ようしゃない敏夫。



。。。屋敷の地下
(静信)《沙子の言うとおりだとしたら僕は村に対してなにがしかの殺意を
     抱いていることになるのか》

♪~
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屍鬼 第18話  第悼と夜話 の感想 [屍鬼]

夏野、辰巳に忠告されるが。。。。仲間になれと。人狼。それで昼間も動けるし
                呼吸もできる。

ついに計画を実行に入る敏夫。千鶴を祭りに誘っていく。
そして、さらに奥に進む。いやがる千鶴をむりに、そして住民にしらせしめる
起きあがり(いるのかな。ながたにも)。
知ってしまう村人。
。。。敏夫はすでに千鶴の支配から解けていた。夏野に噛んでもらって。
助けにいく千鶴の旦那正志郎と篤、篤のおやじに阻まれる。
追い詰められる千鶴。

----------------------------------------------------------------------------


(夏野)この状況から逆転するチャンスはおそらく一度。

(小池)《皆 起き上がりだったのか…》

(律子)もう病院も辞めます。

(敏夫)俺は村が滅びるところを見たい。


(高俊)でも、死体の管理って葬儀屋の速見さんとこでやってんじゃなかったっけ?
(康幸)あそこがいっぱいになったから置ききれなくなった分を山小屋に持って
    きてるんだ。
(高俊)大変そうだな。
(康幸)そうでもないよ。俺が管理してる小屋は5カ所だけど様子を見て回るだけ
    だし。で、数日たって 起き上がったら山入に送って
    腐ったら こうやって土に埋めればいいだけだから。
(高俊)ふうん。
(康幸)仕事があるっていうのはいいよ。それなりに張りも出るし。
♪~


♪~
。。。辰巳、結城家に行く。

(チャイム)

♪~
。。出てくるおかしくなった父。
(結城)キエエエエエ!!

(結城)ヒャハハハハ!アハハハハ!アッハハハハ!
やったぞ。夏野。起き上がりを退治してやった。
アハッ!どうだ!父さんは頼りになるだろう?
小出工房 新装開店。起き上がりデスクには細かいアイデアがいっぱいだ!
(辰巳)やっ!
(結城)あっ!くたびれたらゆで卵の黄身になろう…。
(辰巳)お父上。上がってもいいだろうか?

(結城)ショールームは朝から営業中。
    どうぞ。

。。。辰巳、結城夏野と出会う。
(夏野)それで?何の用だ?
(辰巳)起き上がっていたなら教えてほしかったな。
(夏野)そんな義務があったんだ。
(辰巳)やっ!確かに義務じゃないかも。

(辰巳)君は人狼というのはご存じか?
(夏野)あんたや俺のことだろ?
(辰巳)やはり賢い少年だ。人狼とは屍鬼の亜種だ。
これまでに君を入れて4人しか見たことがない。
けうと言っていいだろう。人狼という名は沙子が付けたんだ。
映画なんかじゃ吸血鬼にたいがいおおかみ男が付き従っているものだろう?
(夏の)さあ?見たことがないな。

。。。コーヒーカップを潰す辰巳。
(辰巳)ところで君の少ない友人の1人田中 昭君。
最近あまり見掛けないがどうしたんだろうね?
(夏野)知らないな。

。。。手をかける辰巳。
(辰巳)やはり血を吸っていないな。
(夏野)うぐっ!
(辰巳)人狼は呼吸も脈拍もあり、昼間も出歩け。
ごく普通の食事でも持ちこたえられる。
身体能力も強化され、五感に至っては人の倍以上だ。
だが血を吸っていなければ本来の力は出せない。
どうする?このまま殺すこともできるぞ。

。。。閉めらて、離される夏野。
(せき)

(辰巳)僕個人としては君は殺しといた方がいいと思っている。
    だが、沙子は仲間が増えることを望んでいる。
    あと少しだけ考える時間をやる。俺たちの側へ来い。
    妙な態度を続けるなら、またあらためて殺しに来る。



。。。夜中。

(車の走行音)

(正雄)うん?
(クラクション)
(正雄)えーっ!! ダァ~!!

。。。篤が千鶴を乗せて車をとばしている。
(篤)ひゃっほ~!


(正雄)な…!? 何だ ありゃ!
(恵)酒屋の息子よ。
(正雄)えっ?
(恵)親父さんから解放されてはじけちゃったみたいね。
殺人の特権手に入れたって、喜々として人殺して回ってるみたい。
(正雄)何だよ。それ!新入りのくせに調子に乗り過ぎじゃないのか?
佳枝さんに言った方がいいんじゃねーの?
(恵)はぁ…。
あんたってホント。何もかも ちっちゃいわね。
(正雄)な…!!って、お前、年下のくせして「あんた」とか言ってんじゃねえ!!


(篤)最高だぜぇ!! アハハハ!
(クラクション)


。。。佳枝、徹と一緒に居る、
(佳枝)もう…。千鶴さん大川 篤に好き勝手させて。調子に乗り過ぎだわ。
(徹)沙子は何も言ってないの?
(佳枝)沙子は千鶴さんに甘いの。
(徹)甘い?
(佳枝)特別なの。
まるで母子のよう。
千鶴さんが子供の方よ。


こんばんは佳枝さん。
(佳枝)それから沙子はあなたのことを買ってるわ。幹部候補ね。
だからというんじゃないけど東山の起き上がり小屋の巡回に付き合ってちょうだい。



。。。めかされている律子
♪~
。。。起き上がる律子。
(律子)《やっぱり脈がない…》

(ドアの開く音)

(佳枝)おはよう!物音がしたからもしやと思ったけど。
(徹)律ちゃん!

(律子)《そうか。わたし呼吸してないから…》
(律子)はー!
あ… あなた… たちも起き上がったのね?
おんや?まだ説明していないのに分かってるんだ。
(律子)《やっぱり…》
(律子)自分がどうなったかぐらい覚えてる。ひどい過呼吸だったの。
自分で処置しようとして袋、探したんだけど近くには見つからなかったわ。
ほかに探しに行こうとして意識を失ったの。
わたしはあれで死んだのね?
(佳枝)まっ。そうでしょうね。
何が起こったか分かってるなら話が早いわ。
徹君。最低限のことを教えて食事させて。
(徹)俺が?
(佳枝)今夜はほかにも起き上がりそうなの。ここは任せるわ。
着替えのぞいたら、駄目よ!
頼んだわよ!

(徹)と… とにかくこれに着替えてくれ。俺は外に出てるから。
(律子)いらないわ。わたしは死んだんだから経かたびらで十分。
それに食事もしたくないの。誰も殺したくないから。

(徹)みんな最初はそう言うんだ。
でも、結局飢えに負けて襲ってしまう。本当に苦しい飢えなんだよ。
(律子)家族もきっともう死んでるわね。最後に見たとき お母さんも緑もそんな顔

してたもの。取りあえずできるかどうかやってみるわ。
自分を嫌いになりたくないから。

そういう選択の自由はないのかしら?


。。。朝
(笈太郎)タツさん!タツさん!
武子さんが ゆうべ…。

。。。バスで行ってしまうタツ。

死んだって…。

。。。サニーハウスにいく?
♪~


。。。病院。自分に輸血をする敏夫。
血を千鶴に吸われた敏夫
(千鶴)《わたしに絶対に従うこと》
《この村では誰も死んでいないの》
うっ… ぐっ… うっ…。

うぅ…!

あっ! うっ うぅぅ!

。。。苦しむ敏夫。



。。。夜。祭り。
♪(神楽)
♪~

♪~
。。。病院で敏夫の仕事を確認する千鶴。
(千鶴)完ぺき!ご苦労さま。
    これだけの数を書き直すの大変だったでしょ?
(敏夫)そうでもない。君の指示どおりに何かをしようとするとき
    取りつかれたように進めることができた。
(千鶴)沙子もこれを見たら喜ぶわ。沙子は役に立つ者には寛容なの。
(敏夫)せいぜい役に立って、生かしておいてもらわないとな。
(千鶴)お祭りなの?
(敏夫)ああ。霜月神楽だ。
(千鶴)早く村が屍鬼だけになればいいのに。そしたらホントに自由に歩けるわ。
    買い物をして立ち話をして…。ウフフフ。
    おままごとみたいね。
(敏夫)それがあんたらの望みか?
(千鶴)そうね。安全な拠点が欲しいの。隠れなくていい安全な場所。
    もう少しだわ。もうじきそれが手に入る。
(敏夫)そう簡単にいくかね?
(千鶴)沙子は最後の詰めが難しいと言うけどね。ここまできたら成功したも同然
    でしょう?
    一番の脅威だったあなたももう敵ではないわけだし。
(敏夫)フッ。「敵ではない」か…。
(千鶴)ウフフフ。
(敏夫)千鶴…。
(千鶴)うん?
(敏夫)デートしよう。
(千鶴)えっ?
    ブッ!どうしたの?先生。
(敏夫)俺はもうじき死ぬんだ。
    最後ぐらいいい目に合わせてくれよ。
    それにあんた神楽に興味津々じゃないか。
(千鶴)そうだけど…。
    駄目よ。神事は。
(敏夫)肝心の場所に近寄らなきゃいい。

(敏夫)それに表に出た方が村の連中の不信感もなくせるぞ。
(千鶴)そういうもの?
(敏夫)ああ。

。。。祭りの方を見る千鶴
(千鶴)そうよね。せっかくのお祭りなのにこそこそしてるのもつまらないわね。
(敏夫)よし!そうと決まれば…。
(千鶴)あっ…。 えっ?


(敏夫)俺とあんたが一緒に歩いてたら不自然だろう?
あんたは子芋の皮をむこうとして包丁が滑ったんだ。
(千鶴)子芋?
(敏夫)ああ。親指の付け根を切った。そういう処置をしてある。
(千鶴)い… 意外と細かいのね。
(敏夫)それがリアリティーってもんさ。
(千鶴)ウフフフ。
    そうよね。子芋は滑るのよね。
    わたしも昔よく切ったわ。ウフフフ。
(敏夫)昔?どのくらい昔だ?
(千鶴)そうやって女性の年を探らないで。
(敏夫)アハハハハ!結婚はしてたのか?子供は?
(千鶴)夫は子供を与えてくれるほど長い間そばにいなかったわ。
    そして、南方で戦死した。
(敏夫)うれしそうだな。まるで特大の宝石が付いた指輪でも眺めてるふうだ。
(千鶴)そうね。気分的には近いわ。
    不思議ね…。わたし人間に戻りたいのかしら。そんなこともうとっくに
    どうでもよくなったと思ってたのに。
    ウフフフ。
    ねえ。行きましょ。
(敏夫)包帯を見せびらかしに?
(千鶴)ええ。そう!
    とても自慢でうれしいの!おかしいかしら?ウフフフ!
・・・罠にはまった千鶴。


♪(神楽)
(かず子)あら?
(敏夫)かず子さん。こんばんは。
(千鶴)こんばんは。
(和子)あっ。えっ…。こ… こんばんは。
(敏夫)こちらは兼正の奥さんの桐敷 千鶴さんだ。
(かず子)まあ。それはどうも。
(敏夫)奥さんが この にぎやかな音は何だって言うんでね。
(かず子)ああ。今日は お祭りなんですよ。
     別に外から見物客が来るわけでもないけど…。
(千鶴)わたし、お神楽ってそばで見たことないんです。
    都会育ちだったものですからお祭りや年中行事に 縁がなくて。

    あっ。やっだー!気付いちゃいましたぁ?
    子芋が手の中から逃げちゃったんですよぉ。
(かず子)ああ。わたしもよくやります。
(千鶴)根がおっちょこちょいなのかケガが絶えなくて。
    娘なんか料理してるんだかされてるんだか分からないって言うんですよ。
(かず子)まあ!アハハハハ!


。。。別の住民
(男性)お体が悪いって聞いたけど?
(千鶴)このところ調子がいいんです。夏の間はお天気が良くて体にこたえました
    けど。(男性)へぇー。
(敏夫)光線過敏症ってのがあるんだよ。大変なんだ。
(女性)まあ 大変!
(千鶴)家の中でおとなしくしていればいいことなんですけど
    お天気がいいとシーツなんかを洗って
    お庭にパーッと干したくなっちゃって!
(敏夫)こら!そういうことをするから寝込む羽目になる!
(千鶴)はーい。
(男性)まあ。楽しんでってください。


。。。犬を連れている屍鬼。
(康幸)さすがに今日は夜だってのに人がいっぱいだよ。
(高俊)だろうな。俺も祭り行きてーな。
(康幸)ああ 千鶴さんいたよ。
(高俊)えっ?
(康幸)何だか尾崎先生とカップルみたいに歩いてたな。
    めちゃくちゃ機嫌良さそうに話してたなぁ。


(千鶴)何て簡単なのかしら!
みんな 「何だ」って顔に書いてあるみたいだったわ。あっ!
。。。神社の鳥居。ああ。
(敏夫)行ってみるか?
(千鶴)行ってみたい。でも駄目。ホントに怖いの。もう     足がすくんでる


(敏夫)何か実害があるのか?
(千鶴)ないとは思うけど…。
(敏夫)怖ければつかまってればいい。
。。。手を引いていく敏夫。
(千鶴)ああ。これは何だかスキャンダラスじゃない?
(敏夫)構うもんか。
(千鶴)じゃあ。行ける所まで。でも、無理強いはしないで。
(敏夫)分かってる。だいたい俺はあんたの命令に逆らえない。
(千鶴)そういえばそうね。


。。。橋を渡る。
(宗秀)おや。若先生!
    そちらは桐敷さんの奥さんですかね?
(敏夫)そう。お神楽を見たことがないって言うもんでね。
    でもあまり体調が良くないらしい。引き返しますか?
。。。????
(千鶴)だ… 大丈夫。 もう少しだけ…。
(敏夫)分かった。宗秀さん。人込みがすごいから、よかったら一緒に歩いて
    そっちから盾になってくれないか。
(宗秀)ああ。いいよ。

(宗貴)あっ。若先生!
(武雄)一緒なのは兼正の…。
ああ。若先生!ことしの霜月神楽はいつもとひと味 違いますぞ!
ぜひ見てってくださいよ!

(男性)みんな!若先生が来たぞ!

(男性)先生。どうも!
♪~

(千鶴)あ。ああ。。。。拒否????断崖の崖のイメージ。別の世界。

(敏夫)どうした?
(千鶴)か… 帰ります!
(敏夫)待って!
(千鶴)気分が悪いの。
(敏夫)戻るんじゃかえって大変でしょう。すごい汗だ。
    少し社務所でお休みなさい。
(千鶴)いいえ。帰ります!!これは命令よ!
(敏夫)そう…。 じゃあ清水さん。手伝ってくれ!
(武雄)どうしたんですか?
(敏夫)彼女が具合悪いらしくて。社務所まで運びたいんだよ。
(千鶴)えっ!?
(武雄)いいですよ。さあ。奥さん。
(千鶴)何を…!

。。。さわる恵の父。
(武雄)《何だ!?すごく冷たいぞ!》

(千鶴)先生!わたしは帰ると言ってるの!!
(敏夫)体温が下がって徐脈が出てるんだ。急いでくれ。
(武雄)ええ!
(千鶴)ちょっとどうしたのよ!
    聞こえてないの!?私が言ってるの!

。。。敏夫に自分が噛んだのと違う痕
    あっ…!

。。。自分が噛んだのは首筋。
   それを見せて、にやっとする敏夫

    あ。ああ。。嫌ぁぁ!

(武雄)わ… 若先生。彼女はいったいどうしたので?

(千鶴)あぁぁぁ!あっ…!

(武雄)何だか神社を怖がってるみたいだな。
(武雄)《この女のにおい…》
    《恵が倒れてから死ぬまでの数日間。
     部屋にはなぜか 大人の香水のような残り香があった》
    《そのにおい…》

(千鶴)あぁぁぁ!

(敏夫)逃がすな。起き上がりだ。
(武雄)え?
(敏夫)あんたの娘を殺した犯人だよ。
(武雄)ええ!?

(千鶴)あぁ…!!
。。。武雄をひきずる。
(千鶴)ヒィー!
(敏夫)清水さん。首。脈を診てくれ。救急車を呼ぶかどうか考えないと。
(千鶴)嫌ぁぁぁ!

(武雄)《ない…》
(武雄)こいつ起き上がりだ!
(宗貴)はあ?
(武雄)こいつがうちの娘を殺したんだ!
    うちの娘を殺したんだ!!
(富雄)あんた何をバカな…。
(武雄)バカなもんか!こいつには脈がない!
(千鶴)あぁ…。
(富雄)確かに脈がない。それに異様に冷たい。
(千鶴)あぁぁぁ!
(寛子)そんな…!

(寛子)ホントだわ!心臓の音がしない!

(ざわめき)

(千鶴)あぁぁぁぁ!

(男性)こいつ呼吸もしてないぞ。
(男性)嘘だろ?
(男性)何なんだ。こいつは!


。。。千鶴の旦那が銃で撃ってくる
(銃声)

。。。篤が車で乱入する。
(篤)うぉぉぉら!
   おらおらおらおらぁ!

(村人たちの悲鳴)
(衝突音)

(篤)えっ!

(富雄)ぬぁぁぁ!
    篤…。
(篤)お… 親父…。
(富雄)ぬぁぁぁ!!


。。。銃を富雄にむける
(正志郎)道を開けてもらえますか?

(富雄)篤ぃぃぃ!!
(篤)うわーっ!
。。。逃げ出す。やっぱ。オヤジはいやだ。

(正志郎)篤君!何をしている!
(篤)無理だ!親父に勝てるはずがねえ!!


(男性)ありゃあ…。
(男性)この間死んだ大川の息子だよ。
(宗貴)起き上がりだ。起き上がりが仲間を助けに来たんだ。

(千鶴)ヒッ!
。。。逃げ出す千鶴。

(武雄)あっ!おい。逃がすな!!
(男性)起き上がりだ!
(女性)起き上がり!

(村人たち)起き上がり!起き上がり!起き上がり! 起き上がり!
。。。石をがなげる村人。おきあがり(ひびと、そっか)に

(千鶴)あぁ…。 あぁぁぁ。
♪~
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屍鬼 第17話  第悼と弑魑話 の感想 [屍鬼]

・・・静信、もういやだと屍鬼の沙子の方に行ってしまう。裏切り。
   敏夫は千鶴に襲われて、いいように操られる。
   夏野、暗躍するが、見張られている辰巳(狼男)に。
   正志郎、人間だが、一体いくつ?

---------------------------------------------------------------------------

(信明)あれが村にまん延している。
(静信)《「理由のない殺意はない」》

(徹)俺は また 人を殺したよ。

(沙子)あなたなら分かってくれそうな気がしたからかしら。

(敏夫)やつらが勝利を確信する寸前か。

♪~


。。。荒れ野
(静信)あぁ…。

(物音)

(敏夫)《どうすればお気に召す?》

ああ。

《俺は選択し、決断した》
《じゃあ お前はどうなんだ?》
♪~

削っている敏夫。杭を。
♪~


♪~
。。。夜道を静信。
《僕は… どうすれば…》

(物音)
。。。隠れている徹。

(静信)どなたです?道に迷われたんですか?

(静信)それとも…。

(徹)行ってください。若御院!来ては駄目です。俺を見ないでください。
(静信)君は…。まさか。武藤さんの…。
(徹)それ以上は言わないで!

(静信)出てきてくれませんか?
(徹)駄目です…。とても顔を合わせられない。俺は… 夏野を…。
   親友を殺しました。

   殺したくなんてなかった。だけどあいつらが…。
   夏野を襲わないと家族を襲うって。
(静信)強要されたのですね。
(徹)でも、襲ったのは俺です。あいつは「逃げよう」って言ってくれたのに。
(徹)いや!!全ては言い訳です!今だって人を襲った帰りなんだ!!

(徹)殺したくなかった。でも、腹がすくんです。何か食わないと死んでしまうって
   思ったら 我慢できなくて自分から殺しに行きました。
   腹がすくと人殺しが何だ!って気になるんです。
   だって、もう夏野さえも殺したんだしって。
   殺したくなかったはずなのに…!
(静信)あなたは…。
(徹)行ってください。若御院!そして俺を忘れてください。
   じゃないと俺は、あなたまで…。

(静信)あなたのしたことを人は罪と呼ぶのかもしれない。
    ですがあなたが生きたいと願う本能を責められる人がいるでしょうか。
    誰にとっても 死は等しく…。

(沙子)《ひどいことなのよ》
《若くても老いても善人も悪人も同じ》

(徹)うっ。 くぅぅ…。


(沙子)《死は平等なの特別にひどい死はない》
(静信)《特別にひどい死はない》


。。。朝。
(光男)若御院!
(静信)どうしました?
(光男)鶴見君が亡くなったそうです。
(静信)鶴見さんが!?
(光男)今、奥さんから電話があって。
(光男)実は肝臓を壊していたと。
(静信)そうだったんですか。
    では すぐ鶴見さんのお宅に…。
(光男)それが…。うう。

(鶴見)《いいか。寺は、今 大変だから共済病院に入院してることは言うな》
(鶴見)《あと、俺が死んだら葬儀社に頼んでくれ》

(光男)水くさいですよ。最後くらい手伝わせてくれりゃいいのに。
(静信)そうですね。

。。。(美和子)静信!!

(静信)お母さん!?
(美和子)あぁ…。
(静信)どうしました!? お母さん。

(光男・静信)あっ!
(美和子)信明さんが…。
(光男)俺 辺りを見てきます!
(静信)いえ 待ってください。体の悪い父が遠くに行けるとは思えません。
    警察に連絡してください。
(光男)は… はい!


。。。静信、ワープロをつける。
(信明)「面識も得ませんうちに突然のお便り失礼します」
「お手紙を差し上げたのは一度拙宅にお招きいたしたく思ったからです」
「妻の部屋も息子の部屋もご勘弁ください」
「どうぞ愚僧の部屋においでください」
「いつなりともご遠慮なく。お待ちしております」

(静信)これは…。
。。。封筒

(信明)《単なる あいさつ状だ》
(静信)《招待状だ!》

(美和子)静信。そこに何か?
(静信)いえ、別に。


。。。夜。
(清美)ねえ。昨日、聞いたんだけど安森本家の淳子さん亡くなったらしいわよ。
(律子)えっ? でも、淳子さんうちの病院には来てませんでしたよね。
(清美)うん。最近は国道の江渕クリニックに行く人の方が多いみたいよ。
    患者さんがそれを希望するらしくって。
(律子)そうなんですか。

(やすよ)大丈夫。いつまでもこのままじゃないわよ。若先生も頑張ってるんだ
     し。 ねっ。

。。。妙
この症状はいつから?
(加奈美)けさ、起きたら…。

(加奈美)先生。あの… 噂で聞いたんですけど。伝染病ってことは…。
(敏夫)それは ない。
(律子)《えっ?伝染病じゃないって。じゃあ…》

(加奈美)先生。母は…。
(敏夫)《あと何人だ?あと何人犠牲者が出る?》
《いつまで待てばいい!》


。。。中庭で敏夫。
(律子)先生…。
(敏夫)どうした?
(律子)妙さんが伝染病じゃないって。どういう意味なんですか?
(敏夫)あ。いや…。 意味?

(敏夫)特に何もない。
(律子)先生。もしかして妙さんは…。
(敏夫)うん?
(律子)うっ。
。。。思い出す奈緒さんのこと。

(敏夫)律ちゃん?
(律子)いえ。何でもありません。失礼します。



。。。お寺
(静信)《おそらく 父は 桐敷家が何者かを察知していたのだ》
《あのとき事が起き上がりによるものなのかを確認して…》

(かおり)あの… すみません。

。。。したにいるかおる。泥まみれ。
(静信)君は確か。清水 恵さんのお友達の…。
(かおり)そうです。田中かおりといいます。あの若御院にお願いがあって
     来ました。
(静信)僕に?何でしょうか?

(かおる)わたしに戒名をもらえませんか?


(静信)どういうことです?

。。。悲惨な目をしているかおる。
(かおる)母が死にました。その前に父が。弟ももう帰ってきません。

(かおり)きっと 次はわたしです。
(静信)あ。
(かおる)だから自分の戒名が必要なんです。
いつ死んでもいいようにしないといけないんです。
そういうのって無理ですか?
(静信)いえ。生前に戒名を受ける方もおられますが。
(かおり)じゃあ。下さい!!
(静信)あ。
(かおり)恵ちゃんは何か分からないけど怒ってるの!
     だから 絶対に次はわたしなの!
(静信)恵ちゃんが…!?
(かおる)はい。

(かおり)自分のお墓は掘ってきました。でもお墓には戒名を書かなくちゃいけ
   なくて…。
   自分じゃ戒名の付け方が分からなくて。
   それで… それで…。

(静信)人はいつ死ぬか分からぬものです。
    僕もあなたももういくらも生きられないかもしれない。
(かおり)はい…。
(静信)けれどいつ死んでもいいと投げ出して構わないほど安い命など
    ないのですよ。
(かおり)はい…。
(かおりの泣き声)

(静信)《こんなの僕が言っていい せりふではない》

回想
(敏夫)《お前は村が死に絶えてもいいのか!?》

《このまま 汚染の拡大を放置することはできない》

(静信)《沙子。君が ひどく孤独に見える》

(静信)《僕が…》


。。。寺からどこかへ向かう静信。

(沙子)《本当に 室井さんはロマンチストだわ》
♪~


。。。病院
♪~
。。。静信、敏夫を見ている。

なにかに気づいて、敏夫、外をみるが、いなくなっている静信、

(清美)先生。お電話です。
    お寺の奥さまから。
(敏夫)ああ。
お待たせしました。
℡(美和子)あっ。敏夫さん?
℡(美和子)あの… 静信はそちらに伺っておりません?
(敏夫)静信が?
℡(敏夫)いえ。こっちには。どうしました?
(美和子)それが…。

(敏夫)静信がいなくなった?いえ俺の所には…。いえ。では。

(敏夫)静信…。
。。。あの場所に向かう。
(敏夫)それが… お前の出した答えか。


。。。森を走る夏野。


(小池)いやぁ。疲れた 疲れた。霜月神楽の練習もほどほどにせんといかんなぁ。
こんな遅いと 人っこ一人おらん。

(笑い声)

(康幸)こっちがびっくりしたよ。
(高俊)俺も あのときは焦った。
(小池)おお…。
(高俊・康幸)こんばんは!
(小池)ああ こんばんは。

《快活な若者たちだ》
《誰だっけ?》


(律子)はい 国広です。
℡(清美)律ちゃん。助けて!
(律子)清美さん?
℡(清美)家で誰かに捕まってるの!!
(律子)えっ!? 捕まってるって…。
℡(通話の切れる音)
(律子)清美さん!? 清美さん!!


《あれは わしが葬式の采配をした広沢の…》
。。。後ろを振り返ると。いる二人。
あいやー!!

。。。走る夏野。後ろを伺う、



℡(敏夫)はい 尾崎医院
℡(律子)先生!律子です!
(敏夫)ああ。 どうした?
℡(律子)清美さんから「助けて」って電話が!
℡(律子)わたし。行ってきます!!
(敏夫)な…!? 待つんだ 律ちゃん!くっ…!
。。。病院を出て行く敏夫


。。。犬をひく律子
(律子)お願い 一緒に来て!太郎!! 清美さんを助けたいの!
(太郎の吠え声)
(律子)ちょっ… ちょっと!


だ… 誰か…! 助けてくれ!
。。。逃げる老人
♪~

。。。犬と走るある律子、

   その後で出てくる夏野。それを伺っている誰か?


♪~
誰か… 誰か~!

もう 何の騒ぎ?

(小池)あぁ!た… 助けてくれ!あいつらは…。
あ~ら 高俊ちゃんじゃないの。
(小池)へっ?
(高俊)あっ おばさん
(小池)えっ?


。。。律子、車が前に出て来て。


村に住み始めたの?
(高俊)ええ。 やっぱり山の中より住みやすいっす!おばさんも?
そうなのよ。幸い 亭主も起き上がってくれて。
そりゃあ。運が良かったですね!
(康幸)じゃあ。
今後は 夜歩きに気を付けるのよ。
(小池)《皆 起き上がりだったのか》
。。。泣いている小池。


。。。律子とすれちがう車
(クラクション)
。。。乗っている清美。口を縛られて。
(律子)清美さん…。

。。。ちかづく。起きあがり。
(吠え声)
。。。逃げる犬。
(律子)太郎…。

。。さっていく夏野。
  それを見ている辰巳。


(太郎の鳴き声)
。。。うなだれている律子。吸われている、
(敏夫)律ちゃん!!

(敏夫)律ちゃん。入院するんだ。
(律子)嫌です。 家に帰ります。

(律子)もう病院も辞めます。ほっといてください。

(敏夫)くっ!くぅぅ…!

。。。静信はあの館へ。沙子がお茶を入れている。


。。。病院に帰る敏夫

(物音)

(千鶴)約束どおりお邪魔してるわ。若先生。
(敏夫)俺には約束した覚えはないがね。
(千鶴)ンフフ。怖いこと考えてたのね。

。。。落ちるナイフ。
(敏夫)あっ。
(千鶴)お医者さまは廃業ってことかしら?
(敏夫)うおおおおお!!
。。。杭をうちにいくが。
(銃声)


(正志郎)妻の浮気を手伝うとは…。フッ。


(千鶴)正志郎よ。いい腕でしょ。
(敏夫)のようだな。だが、人間のあいつがなぜお前たちといる?
(千鶴)あら、気になるの?
(敏夫)いや、聞いただけだ。
(千鶴)ンフフフ。自分の意思でいるのよ。室井さんと同じ。
    驚いた?今夜 沙子を訪ねてきたわ。親友に裏切られたわね。許せない?
(敏夫)いや。そんなことだろうと思ってた。
    あいつらしいバカな選択だ。
(千鶴)強情ね。
(敏夫)静信らしい決断だ。
    よせ。
(千鶴)何よ。いまさら命ごい?
(敏夫)ああ。そうだ。まだ死にたくない。
    俺は村が滅びるところを見たい。この夏以来いったい何人死んだ?
    それに対して村の連中がしたことは何だ。
    変だ変だと言いながら誰かが答えを出すのを待つだけ。
    そして俺は答えを出した。
    だがそれをやつらは近代合理主義の洗礼がどうだとかほざきやがって
    簡単に捨てた。
    もううんざりだ。自分の頭で考えない連中には付き合いきれん。
(千鶴)それで?
(敏夫)俺は見届けたい。
    都合のいい現実しか認めない連中がどうなっていくかを。
(千鶴)ンフフフ。あなた、面白いわ。退屈させない男って好きよ。
(敏夫)で、俺は…。
。。。なんとか吸われる敏夫

(千鶴)わたしは、いい男が好き。そして、好きになった男の血はすぐに頂くこと
    にしてるの。
(千鶴)全ての資料を破棄しなさい。指示どおり患者のカルテを訂正して。
    わたしたちには絶対に従うこと。

♪~
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屍鬼 第16話  第悼と髏苦話 の感想 [屍鬼]

どんどんすすむ。屍鬼化。

徹、後悔する。沙子のもとにいかされる。聞かされる沙子の身の上、明治頃か?
かわいかった沙子。
あの吸血鬼を連れてきたことが。。。不幸の始まり。

田中良和も屍鬼に家族もとへ、妻をえじきに。警戒する昭とかおる。
自衛を始める。。。さきばしった昭、辰巳に捕まって。。。縛り付けられてえさに

敏夫と夏野は手をくんで、屍鬼を倒すことに、交渉はなしと。

---------------------------------------------------------------------------


(千鶴)誰も 好きでこんな生き物になったわけじゃないわ。

(敏夫)片付けるのを手伝ってくれ。

(長谷川)この世に化け物や魔法は存在しない。

(千鶴)せんせ…。

(夏野)清水 恵は死んだと思っているのか?

♪~

。。。墓。
(沙子)《昔。まだ土葬が一般的だったころの お話》
《その女の子のおうちはとても裕福だった》
《それはハイカラな洋館で何十人も奉公人を抱えるとてもとても大きなおうち》
(沙子)《女の子は両親に愛されながら何不自由なく育っていったわ》
(沙子)《でも、ある日》《父親の友達があの人を連れてきたの…》
。。。吸血鬼。沙子の運命。
♪~

。。。徹、夏野を見舞っている
(徹)夏野…。俺はまた人を殺したよ。

(徹)こうやって、罪を重ねていく。
(正志郎)フフッ。お墓参りかね?
(正志郎)そんなことをしたら、むしろ苦しむばかりだと思うが。
(徹)あんたに何が分かる!
(正志郎)うん? フッ。確かに。
(徹)制裁に来たのか?
(正志郎)沙子が呼んでいる。兼正に行きなさい。


。。。村を見ている奈緒。
(奈緒)《お父さんが死んだ》《わたしが殺した》

(辰巳)腐臭がするね。徳次郎さんは起き上がらない。
(奈緒)《わたしの実の父母は酒に溺れ、賭け事に溺れ、
     詐欺まがいの事件を起こしてどこかへ逃げてしまった》
《6歳のとき わたしを残して》
《両親が欲しかった》
《温かい家庭が欲しかった》
《自分の居場所となる家が欲しかった》

あ。ああ。

(奈緒)《幹康がそれを与えてくれた》
《愛する夫と息子》
《わたしはお母さんとお父さんを実の両親のように思っていた》
《だから呼び寄せたかった》

。。。鉄柱にゴンと
(奈緒)《でも、幹康も進もお母さんもお父さんも起き上がらなかった…》

。。。走る奈緒。
(奈緒)《わたしの起き上がる性質はあの実の父母から受け継いだのだろう》
《あの悪い人たちから生まれた子だから!》
《優しいみんなは死に。わたしはこんな生き物になった》
《きっとみんなは穏やかに目を閉じたまま安穏としたどこかに集い 安らかに眠るに

違いない》

(奈緒)あっ!

ハァハァハァ…。
《わたしはそこにたどり着けない》
《あのとき 桐敷 正志郎に訪ねてきてくださいと言ったのはわたし》
《でも、のとき正志郎を招いたのは淳ちゃんだって一緒なのに…》
《不公平だよ。淳ちゃんだってそう思うでしょ?》
《不公平でかわいそうだって思ってくれるよね?》
。。。ああ、怖い顔。悪霊。


(徹)《兼正の住人からの呼び出しは制裁を意味する》
《中でも沙子からの呼び出しは一番重い》
《叱責と大きなペナルティー》
《最悪 殺される》

(足音)
出てくる沙子

(沙子)座って。
う。

《屍鬼は通常の食べ物は受け付けないが水分なんかは取って取れないこともない》
(沙子)どうぞ。
(徹)《人間ごっこだ》

(沙子)あなた結城 夏野君を殺したことで苦しんでいるんですって?
(徹)当たり前だろう!
(沙子)フフフ。 わたしは人を襲うことが悪いことだと思っていないわ。
(徹)どうしてだよ?これは人殺しなんだぞ!
(沙子)自分を責めるくらいなら自分を憎んで殺せるほどでなければ駄目よ。
(徹)ああ
(沙子)そういえば、昔本当に昔土葬が一般的だったころあなたと同じように
1人で苦しむ女の子がいたわ。
その女の子はある日目覚めたら真っ暗な棺おけの中にいたの。
(悲鳴)ああ。
(沙子)女の子はたくさん泣いたし。叫んだわ。そしたら人が来て助けてくれたの。

そしてその人をわたし襲ったの。
(徹)《「わたし」?》
(沙子)だってとてもおなかがすいてたんだもの。
家に戻ると間もなくわたしは知らない町に送られて。
そこにあった蔵に押し込められた。

(沙子)日に一度人がご飯を運んでくる。だからその人を襲っていた。
次から次へと顔触れが変わったわ。今から思うと怖い話ね。
きっと両親はこんなわたしでも養ってくれていたんだわ。

(沙子)蔵の中ではたくさんのことを知ったし、学んだわ。
自分が どういう生き物なのかも理解した。それでそこを逃げ出したの。

(沙子)親切な人を犠牲にしながら家に戻ったわ。

(沙子)家には別の人が住んでいた。家族は引っ越していたの。だから捜した。

(沙子)ずっとずっと捜したの。
♪~


(沙子)そうしているうちにお母さまが生きているはずもないほど時間がたち
それでもずっとずっと捜して気付いたら、妹だって死んで当然なほど時間が
たってしまったわ。

(徹)どうして その話を俺に?
(沙子)さあ…。
あなたなら分かってくれそうな気がしたからかしら。
その女の子の気持ちが。



(佐知子)昭!! 何やってんの!早く起きなさい!朝食が冷めるでしょ!

(昭)はーい!

(かおり)いってきまーす!
(かおり)昭。 寝癖。
(昭)あーん?
。。。父の位牌。



♪(恵の鼻歌)
(恵)今日も たくさん吸ったわー!控えなきゃ太っちゃーう!あら?

。。。田中良和 かおりと昭の父。
(恵)おっじさーん!
(良和)お。恵ちゃん!何てことをしてくれたんだ!
(恵)おじさんの血を吸ったこと?
あなたにわたしを責める資格あるの?
ここにいるってことはおじさんもやったんでしょ?

わたしたちが起き上がって最初にする。あれ。

。。。えづけのための人間が
《あぁ… あぁ…。 んぐ!》

(恵)弱った人間2~3人の血を吸う儀式。
ねぇ。殺したんでしょ?じゃないと外に出してもらえないはずよ!
(良和)あ… あれは誰だったんだ?
(恵)初心者用に都会から間引いてきた人間よ。
いきなり村の知り合いは襲えないでしょ?

(恵)で、どうするの?
だーかーらー!
あしたからは自分で食事をしないといけないのよ。
(良和)えっ!?
(恵)家族がいいと思うわ!
(良和)あ
(恵)おじさんが起き上がったんだもの血縁は起き上がる確率が高いわ。
1人じゃ寂しいでしょ?
(良和)君は何てことを!
(恵)おじさんがやらなくてもほかの誰かが襲うのよ。
(良和)君は家族を…!?
(恵)冗談じゃないわ!!
あんな人たちここに来てほしくない!
(良和)あ
(恵)ともかくあしたまた声掛けるわね!
(正雄)女って怖え…。



(物音)
。。。わんわん。
良和、自分の家に?

《自分の家。家族たちの住まう場所》
《帰ってきたよ。ただいま》
《よくぞ戻ったと迎え入れておくれ》

(良和)な!これが閉ざされているということか。
もう家族の一員ではないわたしは招待されないかぎり入れないのだ。
(ラブの吠え声)
(良和)ラブ。 お前も…!
(ラブの吠え声)
(物音)
(ラブの吠え声)
(ラブの吠え声)
(佐知子)ラブ!何の騒ぎなの?
(ラブの吠え声)
(ラブの吠え声)
(佐知子)ご近所の迷惑でしょ。やめなさい!
(ラブの吠え声)
(良和)佐知子。
(ラブの吠え声)
(良和)わたしだよ。
(佐和子)ひぃー!! で… 出たっ!!
あぁぁ…。
(良和)どうした?わたしだよ。
(良和)… あんた。何 迷ってきたの!
(良和)佐知子…。
(佐知子)ここは戻ってくる場所じゃないよ!
あんた。死んだの!あっち行きなさい!!帰ってくるな!
あっ! あぁ…! あぁ…!あっ!あぁ…!
あぁ…! あぁ…!あぁぁぁぁ! あぁ…! あぁ…!
(ラブの吠え声)
(佐和子)な… 何で 帰ってきたの…!!
あぁ!!あぁぁぁ!

た…!
。。。良和、妻をかむ。

。。。見ている恵。
(ラブの遠吠え)

(恵)フフ~ン!



(かおり)昭。起きて!もう9時よ。遅刻 遅刻!
(昭)嘘? 何で母ちゃん起こしてくれなかったの?
(あくび)
(昭)何だよ。もう!いっつも起きろ。起きろ。うるさいくせに…。

(かおり)お母さん。もう9時だよ。学校、行くね。
(佐和子)そう…。
(かおり)ああ。

(かおり)昭。ゆうべ。ラブが吠えてた。
(昭)あん?
(かおり)どうしよう…。

(昭)あっ。恵だ!
あいつら。俺たちを皆殺しにするつもりなんだ。
(かおり)恵ちゃん…。どうして…。

(昭)く、俺、溝辺町に行ってくる。
(かおり)えっ。 何しに?
(昭)また、八幡さまでお守りとかを買うんだよ。
(かおり)でも 学校は?
(昭)学校なんか関係ないだろ!それに俺たちは父親に死なれた
かわいそうな子供なんだよ。大目に見てくれるさ。
かおりは物置にある角材でくいを作ってろ!
(かおり)な… 何よ!偉そうに。
(昭)兄ちゃんを殺され。父ちゃんを殺され。この上母ちゃんまで…。

(昭)こうなりゃ 徹底抗戦だ!!



。。。居炉端会議。
(武子)あれにはびっくりしたね。
(笈太郎)ああ。
(弥栄子)おや。田中さんとこの息子じゃないかい?
こんな時間にどこ行くんだい?
(昭)母ちゃんが具合悪くて出らんないからさ。用事を頼まれて。
(武子)おやまぁ。お父さんが亡くなったばかりなのに大変だね。
(笈太郎)金物屋の嫁さんだって逝っちまってなぁ。
(笑い声)

(昭)何 笑ってんだよ!

(笈太郎)あぁ?
(昭)こんなにばたばた死んでんのにさ!
どうして大人は笑って何もしないんだ!?
どうして放っておくんだ!!
(笈太郎)な… 何を…。
(弥栄子)笈太郎さん。
すまないねぇ。わたしたちも何も考えてないわけじゃないんだけどね。
尾崎の先生にもどうにもできないんだろう?
(笈太郎)ああ。わしらだってなぁ村全部が 少しずつ変になってどうしたら
いいやら…。あちこち家が空になったかと思うといつの間にか人が戻ってたり。
(武子)そうだね。どうしたらいいのか…。
(昭)もう。いいよ!

(武子)あぁ。そう!郁美さんとこも!
(弥栄子)親子でいなくなったらしいね。
(武子)それがさ最近夜になると誰かいるらしいんだよ。
(弥栄子)戻ったのかい?
(武子)いいや。それが死んだ前田の巌さんに見えたって。
(笈太郎)武さん。何、バカなことを!
(昭)それ、どこ?



(昭)かおり!くい、できた?
(かおり)な… 何よ!まだ2本しかできてないわよ。

(昭)それは?
(かおり)これで2本。
(昭)もらってく!
(かおり)昭!

。。。走っていく
《俺はやるよ。兄ちゃん!もう 大人には頼らない!》


(弥栄子)あれ、何ていうんだ? 紙切れのは。
(笈太郎)そりゃ。紙吹雪だろ。
(弥栄子)アハハ。そうだった。
(武子)困ったねぇ。


。。。祭りの準備。
♪(神楽)
♪~


(敏夫)霜月神楽の練習が始まったようだ。
(夏野)悠長なことだ。
あとしばらくでこの村の主人は人間から屍鬼に移ることになる。
この状況から逆転するチャンスはおそらく一度。
やつらが勝利を確信する寸前か。
耐えて待つ必要がある。たとえどれほど犠牲が進んでも。
・・・日の下でも大丈夫夏野。

(敏夫)言っとくが俺は屍鬼を滅ぼすつもりだ。
説得や交渉をするつもりはない。
(夏野)もちろんだ。 屍鬼は全て滅ぼす。
そして俺もだ。
。。。さっといく夏野。



(昭)大丈夫だ。やつらは夜にしか出てこない。時間はじゅうぶんにある。

《内側から 板が張られてる》
《中に光を入れないようにしているんだ》

(昭)兄ちゃん…。

うぅぅ!
くそー! あぁ! あぁ!

ハァハァハァ…。

。。。中を覗く。
(昭)《やはり空き家って感じがしない》
。。。懐中電灯で照らす。
《だけど…》

(昭)《誰もいない?》
《板や石こうの袋が置いてあるほかは変な所は…》

(昭)カーテン

。。。カーテンを取って見る
《押し入れ…》

。。。押し入れの中に横たわっているもの。
(昭)あっ!!

(昭)《前田のじいさんだ》

。。。触ってみる
(昭)冷たい。み… 見つけたぞ。

(昭)やっつけてやるからな 全員!
こいつらは人殺しだ。
兄ちゃんも 父ちゃんもこいつらが殺した。
だから 俺だって ひどいことだなんて思わないからな!
やるんだ!!

。。。杭を打つ。昭
   後ろに出てくる辰巳。



。。。捕まる昭、ヒモにくくられて、
《うん…。 あれ?》
。。。時間が、夜に向かっている

んー! んっ! んー!

んーっ!! んっ! んっ!

。。。目を覚ます前田のおっちゃん。
   恐怖の昭。
(昭の悲鳴)

♪~
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屍鬼 第15話  第悼と偽話 の感想 [屍鬼]

・・・屍鬼に占領されつつあ村、敏夫先生なんとかしようと。。。屍鬼と戦う。
   。。。屍鬼ってこうむいん?  
   でも、占領がはじまり、情報隠匿でごまかしす始末。
   村の人達も、何が起きているか無関心。知りたくない?科学かぶれ。
   でも、敏夫先生、なんとかしようと。。。出てくる夏野。
   「あんたは1人じゃない。」  ばけものは、海とか森にに隠れている
   砂かけばばあは、日中はただのばあさん。(ぴょーご県)

---------------------------------------------------------------------------

(敏夫)起き上がりの襲撃と殺人を一緒にするな!

(静信)君はアベルなのかい?

(正雄)夏野 火葬されたの?

(恭子の悲鳴)うう。ううう


徹、夏野家に。
(徹)《人はなぜ死者に切り花を捧げるのだろうか》
《夏野が死んで7日。墓の代わりにこうして夏野の部屋の窓辺に供えた花も
7本目になった》
。。。花を添える徹。
♪~


。。。妻を殺した?敏夫。
(敏夫)いいところに来た。

(敏夫)片付けるのを手伝ってくれ。

(静信)あっ…。

(敏夫)静信…。

(敏夫)何だ?なら お前はどうしたいんだ?

(敏夫)どうすれば、お気に召す?
    俺は選択し決断した。このまま汚染の拡大を放置することはできない。
    だから、屍鬼を狩る!これが俺の正義だ。
。。。なにもいわない静信、去っていく
♪~
♪~
(静信)《他者を殺害することはどんな大義名分を掲げようと正義ではない》
《僕は殺したくない。人であろうとなかろうと》
♪~
♪~
。。。静信の自分の小説を。。。書き置きが。
(静信)《「彼はなぜ 弟を殺したのか?」》
《兄は魔が差したのだ》
《そう。意味のない衝動に駆られただけ》

《「殺意のない殺人は事故であって…」》

(静信)《「殺意のない殺人は…」》

《「理由のない殺意はない」》

《だが 僕に殺意はなかった》
《誰も殺したくなどない》
《本当に理由などなかったんだ》


みんなを呼び出す敏夫。
(敏夫)すまんね。みんな。昼間から呼び出して。
(広沢)いえ。昼がいいと言いだしたのはわたしですから。
(敏夫)そうだな。だが、何で昼なんだ?こうして集まるなら夜の方が自然だろ。
(広沢)いや、別に意味はないけど。
(敏夫)俺はまた夜に外出するのが嫌なのかと思ったよ。
夜には人通りが絶えるからな。うちの病院もいつもなら時間ぎりぎりまで患者が
来ていたんだが今では日が落ちると誰も来ない。

(敏夫)村では今も死が続いている。いや続いているどころじゃない。
今ではもう毎日のように人が死んでいる。当たり前のように。
あんたら伊藤の郁美さんがやらかした騒ぎを覚えているか。
あれをただのイカレたばあさんのざれ言だと思っているのか?

(敏夫)俺は郁美さんが言っていたことを証明できる。
何なら安森の奈緒さんの墓を暴こう。中に死体はないはずだ。
(広沢)やめてくれ。バカバカしい!
(広沢)そんなわけないじゃないか!

。。。出て行く。
(ドアの開閉音)

(敏夫)頼む。手を貸してほしいんだ。俺1人ではこれを食い止められない。
(田代)疲れてるんだよ。お前。
妄想とまでは言わんが墓に死体がないとか…。
(敏夫)正さん…。

(田代)そういや、人骨ってのは肺病に効くって説があって昔はよく盗掘された
    らしいな。
(長谷川)ああ。アメリカでもありましたね。墓場から死体を掘り起こして
どうこういう映画のモデルになった事件。
(田代)そうそう!何ていう映画だっけ?
(敏夫)それがあんたらの答えか。



(長谷川)敏夫君が確信と覚悟を持っていることは分かる。
だが俺たちは近代合理主義の洗礼を受けているんだ。洗脳と言ってもいい。
この世に化け物や魔法は存在しない。
それが俺たちの世界に対する認識なんだ。
いまさらそれを覆すことはできない。
(長谷川)これは伝染病なんだろう?そのうち外の誰かが怪しむはずだ。
そうなれば全てが公になり事態も収まるだろうよ。




。。。役場に行く敏夫。誰もいない役場。。。いいねえ。金がかからん。
(敏夫)あ…。


(隆文)あらま!こりゃ。若先生。
(敏夫)隆文さん。どうして、あんたが?
(隆文)いやぁ。留守番のバイトを頼まれましてねぇ。昼間はここ誰もいないんで。
(敏夫)いない?
(隆文)何でも所長が体悪くして夜しか出られないらしいのですよ。
それでほかの職員も合わせる形で夜に開けるようになったとか。
書類とかなら俺が預かっておきますよ。

でも急ぎでしたら夕方7時くらいに来てくだされば職員がいるんで。
♪~


。。。河川敷で敏夫。

(兄)日が暮れたら母ちゃんに怒られんぞー!
(妹)待ってよー!


。。。夜になって。役場に職員がいる。白い顔の屍鬼。
(敏夫)あ…。
(敏夫)《ありふれた役場の風景だ。これが夜でなければ》
(敏夫)すまんが保険係はいるかね?
(職員)いませんよ。失踪しましてね。それきり後任がいないんですよ。
    何かご用で?
(敏夫)9月からこちらの死亡者数が知りたいんだ。
(職員)死亡者?ゼロですが。
(敏夫)えっ…。 ゼロ?
(職員)はい。

(敏夫)《こいつら、みんな…》
そんなペテンが通用するか!
村の外の国立病院で死亡した者もいるんだ。
例えば、安森 幹康は9月に息子の進と一緒に死亡が確認されている。
何だったら、国立でみとった医者を連れてこようか!?
(職員)あぁ。森工務店の人たちね。
あの人たちは死ぬ前に引っ越してますよ。8月末に転出届が出ています。
つまり9月の死亡のときには村人じゃない。
だから村の死亡者はゼロなんですよ。
。。。反論できない敏夫


(静信)《全員死ぬ直前に退職している》
《いや死亡だけじゃなくて突然の引っ越しが多いんだ》
《近所に何の連絡もなく》
《変な話じゃ》
(敏夫)《いいかげんにしろ!!》
《好きで出ていった連中なんか知ったことか!!》
《例の疫病は勢いがついてるんだ!》


(敏夫)何もかも村の死を隠ぺいするためだったのか。
(職員)納得されましたか?
(敏夫)分からんな。死亡診断書は俺も書いてる。これはその控えだ。
これを村の外に持っていきここの戸籍と合わないと大騒ぎをする。
そうすれば 公に捜査され…。


(千鶴)駄目よ。せんせ…。
(敏夫)あっ。

(千鶴)おとなしくした方が身のため。わたし、美食家ですの。
    そして、先生はわたしのえ も の。

でも、先生が困ったことをするようなら…。
今すぐそいつらの餌となり果てるでしょうよ。わたしは 桐敷 千鶴。
若くて生きのいい人間しか食さない屍鬼。近いうちにお宅へ伺いますわ。
尾崎の若先生。
。。。屍鬼に囲まれている敏夫



。。。役所を出て。
(敏夫)俺の時間も残り少ないというわけか。



。。。葬儀
(辰巳)それでどうだ?この葬儀社は問題なくやっていけそうか?
(速見)もちろんですとも。結構 繁盛してますよ!
    ほら。人がいっぱい死んでて寺だけじゃ間に合わないから
    3日前にも田中 良和さんの葬儀をパーフェクト かつ 華やかに大開催して
    やりましたよ!ホイ ホイ ホイ ホイ!
(辰巳)華やか?
(速見)ホーイ。ホホホホーイ!
(辰巳)本当に大丈夫なのか?やはり、今日の葬儀、見させてもらうぞ。
(速見)了解!では、このチョコレートバーでも食べながら見ててくださいまっせー。
(辰巳)いらん。


♪(会場のBGM)
(浪江)な… 何だろうね?これは。

(速見)篤さんは心優しく…。

(浪江)まったく夜からの葬式だなんて。しかもこんなみっともない…。
(富雄)好きで頼んだわけじゃない。寺の手が空いてなかったからここにする
    しかなかったんだろが。

(速見)さて、会場の皆さま。それではいよいよお別れでございまーす!

♪(会場のBGM)
。。。怒っている親族。


(速見)それでは皆さんサヨウナラ~!

花火の音)
(富雄)篤ぃぃぃ…。

(速見)ここは会場の裏祭壇の下になります。
  すっぽんで降りてきた棺はここで空の棺とすり替えられ親族に渡され
  この後は彼らによって棺をこしに載せて山の墓地へと運ぶことになるのです。
  そして、中の死体はしばらくここに置かれて起き上がるのを確認するというわけ
  です。
(辰巳)うん。これで仲間を掘り返す手間が省けるな。
(速見)そのための外場葬儀社ですから。

(辰巳)今日にも起き上がるな。
(速見)おお!さすがは人狼。鼻が利くなぁ。
    では。早速山入に移しましょう。
(辰巳)それから葬儀はもう少し地味にしろ。葬儀は残された者たちのためのもの。
    彼らは感傷に浸れる場所を欲しているのだ。
(速見)はい。了解! 辰巳さんがそう言うならあしたからでも。



。。。病院。敏夫の嫁の葬儀。

(律子)えっ!わたしたち通夜の手伝いしなくていいんですか?
(清美)わたしら近所の女衆でやるからさ。悪いけど帳面やら事務をお願い。
    じゃ。忙しいから。ねっ。頼んだわよ。

(律子)どうして…。
(清美)伝染病よ。わたしたち病院で働いてるから一番危ないじゃない?
そんな人間が食べ物を作って人に振る舞うなんてとんでもない!ってことよ。
(律子)そうですか…。

(孝江)まあ。あなたたち!
こんなところで何をのんきに!
あなたたちが率先して働いてくれないと!下々の者に好き勝手に家の中をいじられ

たくありませんからねぇ。
さっ。早くお勝手に行ってちょうだい!
(律子)で… でも…。

(聡子)わたしたち別に使用人じゃないわ!!

(孝江)誰がお給金を払っているか忘れているようね。
(聡子)病院から看護師として報酬は頂いているわ!

(やすよ)聡ちゃん。
(聡子)でも…。 決して使用人じゃない。

(孝江)何ですか。その言い方は!!敏夫に言って辞めさせますよ!!

(聡子)そうすれば!?看護師を欲しがってる病院なんていくらでもあるんだから!
    先生だって、雪ちゃんがいなくなったことを心配もしない。
    そんなんだったら、わたしもういいかなって。わたし…。
(聡子の泣き声)


。。。車。敏夫やってくる。
(田茂)おお。いらっしゃいましたか若御院。どうぞ こちらへ。
♪~
♪~


。。。。次の朝。
(敏夫)何だ?
(清美)病院あてに来ました。

(敏夫)井崎君が…。なぜ?
(清美)雪ちゃんのことがこたえたんですよ。
(敏夫)どういうことだ?
(清美)覚えてらっしゃらない。
雪ちゃんが…。こんな大変な状況の中、休日返上で一緒に頑張ってくれていた看護師が
行方不明になったっていうとき…。
(敏夫)あっ。

回想
(聡子)《先生!雪ちゃん行方不明なんです》

(清美)「そうか」はないんじゃないですか!?
(敏夫)そうか…。いや。すまなかった。
(清美)わたしに謝られても困ります。
そりゃあ。奥さんのことがあって大変だったのは分かってますよ。
でも、聡ちゃんにしたら、先生が少しも気にしてないふうなのが我慢できなかったん
だと思います。
もういまさら、先生を責めてもしょうがないですけど。
(敏夫)俺のせいなのか…。
(清美)そう言ったつもりですけど、そう聞こえませんでしたか?
わたしも納得はしていません!
先生には同情しますから、それで辞めるのどうのと言う気はありませんけど!

(敏夫)くっ…!



。。。年寄りの集会
(田茂)確かに村では死ぬ者が続いておる。むしろだからこそことしの霜月神楽は

盛大厳粛に執り行おうではないか!
(小池)田茂に賛成だ。こういうときこそ神事をしっかりと行って厄災をはらうべき

だ。

(宗秀)っちゅうことは五座十三番 全部やるのか?
(竹村)覚えとる者がおるか?
(小池)確かうちのばあさんが『三輪』と『式三番』を覚えとると言っていたが。
(宗秀)じゃあ。お前んとこのせがれが覚えてくれりゃあ。話が早いなぁ。
でも、小池のせがれじゃ、ぬぼっとし過ぎて見栄えが悪いのと違うか?
(小池)こら 何を言うかぁ。

(田茂)ほかはどうする?
(宗秀)確か北田のばあさんも何か知っとる言ってたぞ。
(敏夫)《この人たちは誰も気付いていない》
《いや、気付く気がないんだ》



。。。病院

(ドアの開く音)

(武藤)あぁ。おかえりなさい。
(敏夫)ああ。なあ。武藤さん。
(武藤)はい。
(敏夫)あんたはそこにいて夏以来何が起こってきたか見ていたよな?
(武藤)はあ。
(敏夫)村は鬼に侵略されてる…。ってのはどうだい?
(武藤)ご。ご冗談を。
(敏夫)フッ。そうか。


。。。病院、夜外にいる先生。

(足音)

(敏夫)俺を殺しに来たか。

。。。目の前にいる夏野。
????

(敏夫)君は確か…。

。。。夏野、うずくまって。
(敏夫)結城 夏野君だったね。
(夏野)先生。聞きたいことがある。
(敏夫)何かな?
(夏野)今でも… 清水 恵は死んだと思っているのか?


(やすよ)《工房で誰か亡くなったらしいのよ》


(敏夫)恵。ああ、死んだよ。まだ動いているがな。

(夏野)あんたは1人じゃない。
。。。去っていく夏野。復活して、敏夫に協力するつもり。
♪~

♪~
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屍鬼 第14話  第悼と死話 の感想 [屍鬼]

死者が増える村。

次の犠牲者が。。。

かおりと昭の父も犠牲者に晩に訪れる医院のもの。。。屍鬼?
恵が伝えに来る。

恵、夏野のことを気にするが。どうしようもない。
都会では火葬が一般的。

敏夫、妻の恭子で、検証を。4日放置する。生き返るがどうかを。
変化が見られる恭子の死体。
生き返って変貌を遂げる恭子。それをもとに検証する敏夫。
日に当てるとただれる皮膚。暗部に持って行くと急速に治癒する。
鈴とか仏像を嫌がることを確認する。。。音に反応蚊みたいなもの。蝙蝠?
麻酔。薬物。注入。。。注射の後はすぐに治る。
切っても、簡単に治ってしまうか。バイパスされて。
それなら、動脈が一番集まっているところをと。杭を出して木槌で。。。
無惨に打つ行為。それは検死ですよね。・・・一度死んだのだから。

・・・ネットカフェではやったら、どうなる?かんたんに広がりそうでんな。

---------------------------------------------------------------------------

(沙子)わたしたち屍鬼とは人を狩るもの。

(梓)「夏野くんが死んでいるのを見ました」

(信明)節子さんや幹康君もあんな様子だったのか?

(恵)大っ嫌いなやつを苦しめるって最高!


。。。病院にで。けがをした少年
(少年)痛っ!
(敏夫)染みるか?
(少年)ううん。
(敏夫)偉いぞ。フッフフ。

(ドアの開閉音)

♪~
。。。敏夫白昼夢を恭子の。死体!?

(少年)先生?
(敏夫)ああ…。

(敏夫)これでいい。
♪~



(篤)あーっ!

(篤)クソババアが…。

。。。家の中で。
(篤)フゥー!
(浪江)篤!!わたしがたばこが嫌いってお知りでないのかい?
(篤)うるせぇなー。
(浪江)たばこは吸ってる人より周りの人間に害をなすんだよ!
分かった!お前 わたしを殺す気だね!
(篤)あぁ?
(浪江)富雄! 富雄ってば!
(篤)と… えっ!
(富雄)どうした?おふくろ。
(浪江)何とかしておくれよー。わたしが心配して「たばこは およしよ。
体に悪いよ」って言ったら「ぶち殺すぞ」って。
(篤)ちょっ… 違…。
(富雄)篤ぃぃぃ!!
。。。殴られてしまう篤。
(篤)うぐっ!
(浪江)ウフフ~。


。。。隠れて吸っている篤
   やってくる千鶴。

(篤)うん?
。。。飢えている篤
♪~

(千鶴)こんばんは。
(篤)フガッ!フガッ!
(千鶴)この村は夜が早いのね。
(篤)おっ!
(千鶴)まだこんな時間なのに人っ子一人歩いてないの。
(篤)お… 臆病者ばっかりなんだよ。夜がおっかないんだとさ。
(千鶴)でも、あなたは平気なのね?豪胆なのね。
(篤)当ったりめえだろ!
(千鶴)あなたなら話し相手になってくれるかしら?
(篤)上がってきなよ。裏に階段があるから。
(千鶴)いいの?
(篤)いいぜ。
(千鶴)ありがと。ウフッ。
。。いただきます。



。。。病院
(律子)聡子ちゃん。おはよう。

。。。三人目をあわせて。

(聡子)あの…。雪ちゃん。来てます?
(下山)雪ちゃん?まだみたいだよ。
(やすよ)どうしたの?


(聡子)昨日の仕事の後家に戻ってこないって。
(やすよ)まさか事故?
(聡子)分かりません。とにかく心当たりを当たってみるって。
それでも見つからなかったら警察に届けを出すそうです。
あっ。先生。先生!雪ちゃんが行方不明なんです。
(敏夫)そうか。
(聡子)あ。どうしましょう?雪ちゃんに何かあったら。
(敏夫)ああ…。

(聡子)先生 冷たい。
(やすよ)まあ。先生も人の子だから。
奥さんが危篤と言ってもいいような状態だし。
(聡子)でも、雪ちゃんだってこれまでずっと勤めてきたんですよ。
その雪ちゃんが行方不明になったっていうのに「そうか」って…。
そんな受け答えって ありですか?




(ドアの開閉音)

(下山)そうですか。安森の…。

(やすよ)徳次郎さん…。
(下山)徳次郎さんが亡くなったそうです。
(やすよ)これで工務店には誰もいなくなっちゃったわね。
(下山)そうですね。
(律子)先生ももう限界なんだと思うの。疲れてるのよ。
(聡子)ええ。そうですね。



。。。お寺。
(静信)徳次郎さんがお亡くなりになりました。
(信明)そうか。
(静信)それと田茂の広也君が…。
(信明)ついに田茂からも…。
(静信)はい。世話役はどうしたらいいでしょう?
安森家に不幸があった場合、田茂家が葬儀を仕切っていたのですが。
(信明)竹村 吾平老人に相談しろ。
(静信)分かりました。

(ドアの開く音)

(信明)待て。手紙を…。

。。。手紙を信明。宛先を見る静信
(静信)桐敷家にですか?
(信明)出しておいてくれ。単なるあいさつ状だ。
(静信)《父は桐敷家が全ての元凶だと気付いているのか?》
♪~



。。。カオリの家にて晩に
寝ているかおる

(ノック)

(かおり)誰?
(恵)あんたの父親は死んだよ。
。。。おそるおそるのかおる。

(恵)かおり。 聞こえた?

(かおり)め… 恵ちゃん!

(恵)あんたの父親は死んだからね。
(恵)ざまあ見ろ!

(かおり)昭! 昭っ!!

(昭)ん…。 うん?

(かおり)恵ちゃんが!
窓の外に!!

(昭)かおり!
(かおり)お父さんが死んだって!

いい。
(昭)父ちゃん!
いない。 どこだ?
(かおり)わたし。お風呂場!

。。。探す子供たち。
(佐知子)何なの?

(昭)かおり!

(かおり)あっ!

。。。倒れている父。
(かおり)お父さん! お父さん!
(昭)父ちゃん!

(佐知子)なあに?もう…。

(昭)母ちゃん。父ちゃんが死んだ!
(佐知子)はぁ…。死んでるわけないでしょ。

。。。クリニックの名刺を見て、電話をする。

℡(呼び出し音)
℡(江渕)はい。江渕クリニック。
(佐知子)あの… 夜分に申し訳ありません。
その… 田中と言いますが…。
℡(江渕)ああ!田中 良和さんのご家族ですか。まさか良和さんに何か?
(佐知子)あの… 倒れまして。
℡(江渕)すぐ 伺います。
℡(通話の切れる音)


。。。早いお迎え。
(江渕)ごめんください。
(佐知子)えっ?早いわね…。

(江渕)江渕と申します。入ってもよろしいでしょうか。
・・・だめだといわないと餌食に。。。


。。。病院。
(孝江)今夜も恭子さんに付いているの?
(敏夫)ああ。
(孝江)恭子さんはどうなの?実家に連絡しないでいいの?
嫌ですよ。後になって、あちらの家からつべこべ言われるのは。
(敏夫)ああ。
(孝江)お前。大丈夫なの?
(敏夫)ああ…。

(敏夫)たぶん今夜が峠だろう。
あしたには向こうの両親に連絡することになるかもしれない。
(孝江のため息)

《恭子の死後すでに丸四日が経過している》
《屍鬼の存在が知られてないことから考えても
 死後1日2日通夜や葬儀が行われている間に蘇生することはあり得ない》
《起き上がるのは最低でも死後3日72時間以上たってからということだ》
《だが、その時間はとうに過ぎ、もう五日目に入ろうとしている》
《もう限界だ。死体を抱えているというプレッシャーにこれ以上耐えられない》
《今夜一晩。朝まで待っても起き上がらなければあきらめる》


(ドアの開閉音)
。。。一瞬、恭子の目が腐ってくぼんだ幻想が


♪~
。。。なんともなかった。
(敏夫の ため息)

(敏夫)こんなものか…。

(脳波計の音)
ん?
。。。変化が。

(敏夫)《この死体は完全に死んではいない》
《違う》《極めてゆっくりと腐敗とは別種の変化が進行しているんだ》
(敏夫)恭子。



。。。起きあがり共
(佳枝)ほら!早く寝床に入りな。
(恵)佳枝さん。
(佳枝)うん?
(恵)聞きたいことがあるの。
(佳枝)どうしたの?
(恵)結城君はまだ起き上がらないんですか?
(佳枝)あぁ…。
(恵)彼の遺体朝に運ばれたって聞きました。彼はどこへ行ったんですか?
(佳枝)分からないんだよ。
朝ってことはわたしたちとは別の葬儀社ってことになるね。
彼の父親は都会の人間だもの。当然ちゃ当然かも。
(恵)じゃあ。捜しに行かないと。
(佳枝)恵ちゃん。都会は土葬じゃなくて火葬なんだよ。
(恵)そんな…。
それじゃ。結城君は…。

(恵)嫌ぁぁぁぁ!!
(正雄)夏野、火葬されたの?
焼かれたって灰になっちゃったんだ。じゃあ完全に蘇生はなしってこと?
(恵)ふざけんじゃないわよ!!
。。。なぐられる。
(正雄)うっ…!うがっ!
(恵)どうしてあんたみたいなくずが起き上がって、結城君が焼かれちゃうの?
今すぐ代わりに死になさいよ!!
。。。びんたの恵
(正雄)ひ… ひど過ぎるよ 清水。
(恵)うるさい!!
結城君が仲間になってたらすぐに幹部クラスになったのに。
ろくに人も殺せないあんたと違って。
(恵)女ってホント夏野みたいな中身のないスカしたやつが好き…。
。。。恵、けとばす。
(佳枝)まあまあ。長い人生だ。
(正雄)殺される…。
(佳枝)そのうちもっといい男が見つかるさ。
それにさ都会班に回してもらえるかもしれないし。
(正雄)えっ?
(佳枝)恵ちゃん。田中きょうだいの父親をやったのよね?
(目君)はい。
(正雄)都会班?
(恵)知らないの?
夜の間に都会から人間を間引いてくるの。
村に狩りをしに行けないかい性なしの屍鬼や起き上がったばかりの屍鬼のために。



。。。敏夫、ビデオで記録を始める。
10月15日 4時17分。
俺はこれから起こることを全て記録しようと思う。
尾崎 恭子。10月10日に死亡を確認。死因は数度にわたる出血。
昨日19時18分。わずかだが脳波計が反応を示した。
まぶたを開くと角膜が澄んできているのが分かった。
死後硬直も完全に解けている。
脳波が頻繁に波を打ち始めた。
5時24分。死斑が消え肌が透明感を取り戻した。
6時32分。瞳孔反射が現れた。肌も…。


。。。朝、日光を当てると。
あっ 肌が!

。。。くさる。
(敏夫)これは!?

。。。急いで中に日の光があたらないところへ。
   そうすると焼けたところが、治っていく。

♪~
《これが屍鬼か》



。。。敏夫、やすよに電話をかける。


(やすよ)はい。橋口ですけど。
℡(敏夫)やすよさん?尾崎だが。
(やすよ)あら!どうなさったんです?こんな時間に。
℡(敏夫)急で悪いんだが今日は休診にする。
(やすよ)えっ!℡恭子の具合がよくない。
℡(敏夫)危篤と言ってもいい状態だ。
(やすよ)先生…。分かりました。みんなにはそう連絡します。先生、人手は?
℡(敏夫)俺だけでいい。いや、できることはもういくらもないんだ。
     ただ目を離したくない。
(やすよ)分かりました。
。。。電話起きるやすよ


。。。すごい顔になっている敏夫。
℡(不通音)



17時6分。血液を採取する。

(敏夫)針の穴がふさがるのも早い。数分で完治する。
血液にも変容が起こっている。
採血したまま放置しても凝固も分離もしない。
様々な薬品にも反応はなかった。
ただ時間をかけて暗紅色へと変わっていく。
♪~

自分の血を恭子の血に加えてみる敏夫。
血液を食う様子が。。。


(恭子)んん…。 んん…。んん…。
。。。バイタルなし。
(恭子)んんん…。
(敏夫)気分はどうだ?
(恭子)ん… んん…。
(敏夫)19時9分。恭子が目を覚ました。
心配するな。すぐに眠らせてやる。
(恭子)んんん…!んん…!



(静信)《まだ進路に迷う子供だったころ敏夫と話したことがある》
(静信)《僕らは家を残すための道具じゃない》
《自由に生きる権利がある》
《自由に…。自由になったらどこへ行こうというんだ》
《僕らには村の人たちの期待がある》
《寺や尾崎を捨てたら、村人はどんなにか失望するだろう》




(恭子)んー! んー!
。。。注射で薬物を敏夫
(恭子)うぅ…! んっ!やっ… めっ…。
(敏夫)麻酔は効かない。
(恭子)んん!!うぐっ!んぐぐっ!
(敏夫)チオペンタール。ケタミン。ペンタゾミンやモルヒネも効果がない。

(恭子)と… とし… とし…。
。。。敏夫、ガムテープを。
(恭子)んー!

(敏夫)試しに農薬を注射してみる。
。。。農薬を注入。反応する恭子。
(恭子)んー! んんっ!んんっ!んーっ!!


(鈴の音)


(敏夫)鈴の音。澄んだ金属音は総じて恐怖心を喚起するようだ。
(恭子)んっ!うぅ…!

(敏夫)仏壇から拝借した本尊にも目に見えて反応する。
脳が変容して、ある種の図形や音に恐怖するようになったのもかもしれない。
。。。仏像を恐れる恭子。
(恭子)んんーっ!
(敏夫)呪術は有効だ。これで襲撃をかなりのところ回避できるだろう。
    問題はどうやって屍鬼を停止に至らしめるか。
。。。メスでふとももを切る。
(恭子)んん!?
(恭子)んーっ!

(敏夫)切開創自体がすぐにふさがる。あと一つない。
 前肘部を切開。肘正皮静脈を露出して切断する。どこかで血管を遮断された
 ように出血しなくなった。切開創もふさがった。
 なまじな方法では負傷させるのも難しい。
 最初に蘇生したのは脳だった。脳を破壊すれば…。
 無駄か…。残るは血液の遮断。頭部の切断か大動脈 大静脈が集中する個所の破壊

(恭子)んっ! んんんんっ!!
(敏夫)これで駄目なら。もう…。
。。。杭で心臓に撃ち込もうとする敏夫。
(恭子)んー!! んー!!んんん! んんん!!
。。。泣いている恭子。


。。。うちおそされる木槌。
(恭子の悲鳴)


(チャイム)
□(敏夫)静信か。
(静信)そう。
□俺の部屋の窓が開いてるからあっちから回ってくれ。手術室だ。


。。。見てしまう敏夫がやったことを静信。
(静信)あっ!

(敏夫)いいところに来た。
片付けるのを手伝ってくれ。

。。。ちみどろの敏夫
♪~
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屍鬼 第13話  第悼と惨話 の感想 [屍鬼]

夏野、殺されました。。。。村から出て行く夢がつい果てる。
増えていく犠牲者。
お寺でもいろいろと。。。始まる?
昭とかおり、自警にすでに遅し。父に魔の手が入っている。帰り道で吸われる。
役場は夜営業化?
敏夫、自分のところにも、恭子が。。。死ぬところをめとる?
そして、保存してどうなるかみる?

-------------------------------------------------------------------------

(恭子)ハハハハ! 愉快 愉快!あなたのおかげよ。

(やすよ)安森工務店… ついに徳次郎さん1人になっちゃったわね。

(敏夫)お前は村が死に絶えてもいいのか!?

(夏野)やつら ここを起き上がりの村にするつもりなのかもしれない。

(辰巳)かおり君は 最近結城 夏野君と仲良しのようでね。

(恵)おじさまも気を付けて。

♪~

夢の中で村から出て行く夢を夏野

(夏野)
《このまま…このまま走ってゆけば…》

《だけど… まるで手足をなくしたかのようだ》
《どこもだるくて力が入らない》
♪~


♪~
。。。お寺。
(静信)光男さん。
(静信)おはようございます。
(光男)おはようございます。若御院。
(静信)千代さん。おはようございます。いつも早いですね。
(静信)《村では信仰が生きている》
《寺の檀家数は多い》
《だが、田舎のことだ。お布施の相場は知れている。》
《笑って手を貸してくれる檀家衆の厚意がなければ、寺は本当に立ち行かない。》
鶴見)おはようございます。
(池辺)おはようございまーす。

(静信)おはようございます。
(光男)おはよう。
(静信)《村の人々は徐々に減っている》
《けれど、みんなはけさもこうやって…》
《なのに僕は…》

。。。御前。
(ブザー)



(やすよ)次の人、どうぞ。

(敏夫)うん?

(敏夫)やすよさん。処置室へ!
(やすよ)あっ…。はい!

(敏夫)徳次郎さん。
あんたの奥さんの節子さん。亡くなる前に奈緒さんの夢を見たと言ってたよ。
(徳次郎)あぁ…。奈緒ちゃんかぁ…。
わしも見たなぁ。
《やはり、また 奈緒さんか》
(敏夫)そうか。気弱になっちゃ駄目だよ。
厚子さん。
(厚子)はい。
(敏夫)徳次郎さんには大事を取って入院してもらった方がいいと思うがね。
(徳次郎)嫌だ!!
(厚子)えっ?
(敏夫)徳次郎さん。
(徳次郎)入院はごめんだ。どこにも行かん。仏壇を守らなきゃならん!
(厚子)仏壇だったら、わたしが…。
(徳次郎)嫌だ!!入院しても節子は助からなかったし。
仏壇や仕事があるから家を空けるわけにはいかん。
ほっといてくれ!!

(敏夫)
《まるで暗記したせりふを棒読みしてるかのようだ》
《奈緒さんにそう言うように言い含められたのか》


(敏夫)《この前、下外場の前田 勇の所に往診したときも…》

(前田)《病院には行かん》
(元子)《主人は、絶対 先生を呼ぶなって言ったのですが。
うちは父も似たような感じで亡くなったから不安で…》
(元子)《不安でしかたがないのです》
(敏夫)《連中は俺が患者を入院させないようにそう言わせ始めたのだろう。
     どうしたらいい…?》


(ノック)
(孝江)敏夫。
(敏夫)母さん。
(孝江)緊急事態です。
(敏夫)ああ。
(孝江)恭子さんがお部屋で倒れているのよ。



(美和子)信明さん!
(信明)徳次郎さんの見舞いに行く。
(静信)母さん!!
お父さん!?
(美和子)お見舞いに行くのは大変だから電話なさったらと言ったら…。
(信明)徳次郎さんの見舞いに行く。
(美和子)はってでも行くと。
(信明)徳次郎さん… 見舞いに…。
(美和子)信明さん…。あぁ!
ご… 御院!
(静信)どうなさったんです? 急に。
(信明)うぅ…。どうというわけじゃない。見舞いに… 行くんだ!見舞いに!



恭子、苦しそう。
(敏夫)恭子!!

《チアノーゼ 呼吸困難…。やられた!》・・・えさになった。
(孝江)ここ2~3日呼んでも出てこないから外から入ってみたのよ。
窓が開いてたから。 そしたら…。
(敏夫)母さん!武藤さんたちを呼べ!あと、担架!
(孝江)な…!嫌ですよ。わたしは!!なぜそんな病院の使用人のようなまね。
(敏夫)早くしろ!!
(孝江)うう

(孝江)貸しですからね。恭子さん!
(敏夫)《そういえば 最近恭子は妙におとなしかった》
《なぜ連中が自分たちを避けて通ってくれるなどと思ったのだろう》
《尾崎の家もすでに起き上がりに開かれた家だったんだ》

。。。ベッドに恭子を寝かす敏夫

℡(やすよ)先生。若御院からお電話です。
(敏夫)静信…。
《あれ以来会ってないな》
《思えばあのときから2人の間に奇妙な溝が出来た気がする》
℡(やすよ)おつなぎしますね。
℡(静信)敏夫。
(敏夫)よう。
℡(静信)今、やすよさんから聞いたんだけど。恭子さんが…。
(敏夫)ああ。あれだ。
℡(静信)何ということだ。
     容体は?
(敏夫)よくない。
《敏夫…。また自分を責めているんだな》
(敏夫)俺たちも例外じゃないってことだ。それで何だ? 用があるんだろ?

(静信)それが…。
父が徳次郎さんのお見舞いに行きたいと言っているんだ。

℡(静信)具合が悪いことを母から聞いたらしくて。それで見舞いに伺っていいかと

安森家に電話をしたら病院に行ったと聞いて。

(敏夫)なるほど。だが親父さんと徳次郎さんそんなに仲良かったか?
℡(静信)分からない。でも付き合いは長いはずだからね。
(敏夫)まあ安森家は檀家をまとめる四家の1つだしな。
℡(静信)そうだね。奥さんの節子さんには檀家の女衆をまとめてもらったりしてた
から1人になった徳次郎さんが心配なのかもしれない。
(敏夫)そうか。そろそろ家に戻ってると思う。電話してみろよ。
℡(静信)ああ。敏夫…。僕は…。
(敏夫)何だ?
℡(静信)いや。恭子さんを守るのを手伝わなくて平気かい?
(敏夫)ああ。 俺が何とかする。


♪~
夢で走っている夏野
実際はねたきり。

(足音)

ああ。

(夏野)急いだ方がいいよ。
父さんが様子を見に来るかもしれないから。
そこまで行ってやりたいけど…起きられないんだ。

。。。入って来る徹。

《この期に及んでも俺は徹ちゃんが心変わりして一緒に逃げてくれると期待している



(徹)ごめんな。

(夏野)いいんだ。

。。。走っている夏野。

(夏野)何となく 俺この村から出られない。  そんな気がしていた…。

。。。徹から涙が落ちてくる。。。

(夏野)《水?》

。。。徹、夏野にかみつく。

(夏野)
《いや。涙だ》
《体温のない吸血鬼の冷たい涙》



。。。朝になって。梓が起きあがり共のほうに。。。
(結城)梓!おい。梓!!
どこに行ったんだ?
うん?

。。。置き手紙。
(梓)「夏野くんが死んでいるのを見ました」
「もう こんな村にはいられない」
「あなたにも 村にも我慢ができません」
「さようなら。 梓」

梓!! いないのか!?

悪い冗談だぞ…。
♪~

。。。夏野部屋へ
♪~
(結城)あ…。
。。。くずれおちるバカ父。

・・・夏野が死んでいることを知る。バカな父親。
(結城)何だ…。
何だ。これはあああああ!!



(池辺)あっ。おはよ…。

(池辺)鶴見さん…?
(光男)鶴見君。顔色が悪かったから帰らせたんだ。
(池辺)昨日は元気でしたのに。
(光男)まさか妙な病気じゃねえだろうな。
(池辺)ちょっ…。やめてくださいよ。光男さん!
(光男)ううん
(池辺)正直言うと俺も怖いんです。
何だか大変なことが起こってる気がして…。
でも逃げようったって村で生まれ育ったから逃げる場所の当てもないし。
(光男)おいおい。寺が逃げたら誰が村人を弔うんだ?
(池辺)あっ。ですよねぇ。
あっ。そういえば、新しい葬儀社が出来たらしいですよ。
(光男)葬儀社!?
(池辺)ほら、上外場の広兼の木工所。最近 引っ越して空き家だったでしょ?
あそこに出来たって。やっぱり死人が多いからですかね。
クリニックも出来たっていうし。
(池辺)はぁ…。 本気で逃げたくなった。
(光男)まったく何てこった!いくら死人が多いからって葬儀社が出来るなんて!!

村には弔組があるってのに!これだから外のやつらは!
(池辺)ああ



(静信)厚子さん。淳子さん。すみません。突然で。
(厚子)いえいえ。こちらこそわざわざ御院に来ていただいて。

(静信)徳次郎さん。お見舞いに伺いました。父がどうしてもと言いまして。
(徳次郎)そう…。

。。。無言の2人。

(信明)もういい。


。。。帰る静信
(静信)
《2人とも取り立てて何を言うでもなかった》
《まるで決別のためのような面会》
(信明)静信。
(静信)はい。
(信明)節子さんや幹康君もあんな様子だったのか?
(静信)はい。
(信明)あれが村にまん延している?
(静信)なのだと思います。
(信明)そうか。

(静信)
《ひょっとして父は何かを知っているのか?》
《いや。まさか…》
。。。老人は死期がちかいので、、、あの世とつながっている?
   元気になって、杭をもったら怖いなあ。



。。。晩。
(昭)チクショー。何で…何でだよ!

。。。昼でのこと。
(ドアをたたく音)
(昭)すいませーん!お父さーん!兄ちゃんの具合どうすかー?

(昭)どうして出てこないんだよー!
(かおり)昭そんなに たたいたら迷惑だよ。
(昭)しょうがないじゃん。出てこないんだし。
(ドアの開く音)
(昭)お父さん…!?あ。ああ。

(結城)今日は 骨なしテーブルで小出工房は大忙しだ。
。。。死相がでている結城。。。バカ。
(昭)えっ…?
(結城)子供用はないから帰りなさい。
(かおり)あの…。 夏野さんは!?
(村人)おいおい!そっとしといてあげなよ。
けさ。その家の前に霊きゅう車が止まって、棺を運んでいたよ。
誰かが亡くなったんだろう。


(昭)うぅ…。やっぱり無理にでも外で見張って、兄ちゃんを守ればよかった。
そうすれば…。
(かおり)結城さんのお父さん協力してくれるって…。
やっと分かってもらえたのに…。
(昭)これからどうなるんだ?

。。。うれしそうにスキップをしている恵。

(かおり)とにかく戸締まりは きちんとしようよ。結城さんも言ってたじゃない。
決して 起き上がりを家の中に入れちゃいけないって。

。。。恵が聞いている。
《フッ。戸締まりなんか無駄なのに》



(戸の開閉音)
(かおり)お父さんかな。

。。。帰ってくる死相でやる気がない夫、気づかないバカな奥さん。
(佐知子)まったく休日に仕事だなんて。
こんな時間に食事の準備なんかさせないでよ。
それに、毎日 残業だ何だって言って。夜中まで帰ってこない。
役場で何の残業なのよ?

(佐知子)どうせ、職場の人と飲み歩いてるんでしょ!

(かおり)お母さん。わたしたち寝るけど窓の鍵ちゃんと締めた?
(佐知子)うるさい!
人を何と思ってるの!?家政婦じゃないのよ!!
・・・いいえ、そうです。家政婦です\
(かおり)ご… ごめんなさい。
(佐知子)あやまってくれなくて結構!もう勝手にすればいいんだわ!

。。。医者の名刺を見る佐知子。
(佐知子)まったく飲み歩いた揚げ句に、医者通いなんてやめてよね。
冗談じゃないわ!あんたは早く寝なさい!
(かおり)あ。はーい!

♪(恵の鼻歌)
(恵)ウフフフ。気分がいいわー。
大っ嫌いなやつを苦しめるって最高!



病院。
寝ている恭子。
入って来る敏夫

恭子の首筋にちょっと前に吸われた痕。血がにじんでくる。

恭子、死す。屍鬼化?
(心電計の心停止音)


。。。病院の朝。
(清美)ねえ。若奥さん。どうなの?やすよさん。見たんでしょう?
(やすよ)うーん…。昨日 処置に立ち会ったけど。
あれはもう後半に入ってるわね。
呼吸不全に黄疸にDIC、播種性血管内凝固症候群。ああなるともうどうにもならな

いんじゃないかしら。
でも何とか自分で最期を引き延ばしてやりたいんでしょう。

(敏夫)
《あとは全部 俺がやる。食事も着替えも全部》
《みんなの手は煩わせない》

…って言ってたわよ。
あの人も人の子だったのねぇ。意外に情があるじゃないの。
そういえば律ちゃん。
工房の息子と仲良しなんじゃなかったっけ?
(律子)う。あぁ。何度か話したけど。
(やすよ)工房で誰か亡くなったらしいのよ。
(律子)ええ
(やすよ)亡くなったのが奥さんか息子さんかは分からないけど
葬儀社の車が来てたらしいわよ。
(律子)ああ


。。。先生をみかける。
(やすよ)あっ。先生。

。。。2階にあがる敏夫
(律子)あっ。あの… 先生。誰か手伝いを。
(敏夫)いや。構わなくていい。
気にしないでくれ。
♪~

恭子の死体に氷をおいて、監視する敏夫
♪~

。。。らん。ららん。らん
。。。死体を観察して実証試験。杭も打ってみる? としお。
♪~
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